2018年10月22日月曜日

絵の才能はないが絵についての話は好き

 

 福島の兄からたくさんの収穫物を送ってもらった。カボチャとサツマイモはいいとして、カリンとザクロはどうするか思案中。兄の奥様からはカリン酒とザクロ酢(ザクロス!っておもしろい)を進められた。カリンはジャムにする手もあるな。
 まず、かごに盛って絵を描けと言う人もいる。カリンはしばらく置いて匂いが立ってきてから処理すべしとのこと。

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 「蕩尽王、パリをゆく 薩摩治郎八伝」(鹿島茂先生 2011年 新潮社)を読み終えた。ちょっと掴みどころのない人だが、メセナというか日仏友好に役立つ文化事業をやったという点ではエライ。親から受け継いだ資産をキレイに(つまりまた金儲けするための資金でなく)使い果たしたというところが、特にエライ。

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 同時代に福島繁太郎という人がパリにいて、この人も薩摩治郎八的生き方をしたらしい。この名前はどこかで聞いたことがあると思って、調べてみた。学生時代の読書ノートの一番古い部分(1968年)に福島繁太郎の書いた近代絵画の入門書(多分岩波新書)の題名が書かれていた。その近所には林謙一の「日曜画家」も。

 ちょっと懐かしくなり、図書館にあるかと調べたがとりあえず見つからない。実家にあるかも知れないがすぐには探せない。Amazonの古本で手にはいりそうだが、買うかどうかは図書館で借りて調べたい。

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