2018年10月29日月曜日

内田百閒に借金の極意をまなぶ^^;

 今朝の林檎は、シナノスイーツ。さわやかな甘さ。長野産。ことしはどこの林檎もできがいい。


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 「新・大貧帳」(内田百閒 1989年 福竹文庫)を読む。借金を返すためにまた借金をする。あるいは昔借りた借金は高利貸に頼んで一部返却で許してもらう。このかけひきのやり取りで高利貸と仲良くなってしまう。大学教員の互助会にも借金をして、自分の枠は使い果たし、他の教員(たとえば森田草平)にも借りさせてそれを使う。



 非常に厳しい話を書いているのだが、どこかにユーモア・余裕が感じられる。彼の性格によるものらしい。子供の頃からあまりめげない正確だったと自分で書いている。

 これを読んでいると、勇気づけられる。ありがたい本である。おすすめ!

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 この本は先月、I田先輩に頂いたのだが、そのI田先輩とS先輩との月例飲み会に行ってきた。お二人とも酒に弱くなってきたので早々と切り上げて帰ってきた。大丈夫かなあ。帰ってきたら外猫Alちゃんが出迎えてくれた。


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