『ファウンデーションの誕生』、最後に近い。読み終わるのがもったいないという、おかしな感情に捕らわれる。
188頁。セルダン、60歳。誕生日のお祝いパーティーを固辞しようとする。が結局押し切られる。孫娘ワンダ(!)が、不吉な夢をみる。そこに、陰謀が隠されている。
200頁。やっと「ファウンデーション」のことが出て来た。
「最近ユーゴは、ファウンデーション設立の可能性について話し続けていた
……きたるべき暗黒時代をくぐり抜け、より良い新帝国に発展するための“種子”の役目をする……
230頁。タイガーウーマンことセルダンの「妻」が大活躍。陰謀を打ち砕く
…
233頁。新しい皇帝と心理歴史学プロジェクトの資金のことで口論になる。役に立たないものには金を出せないと言われる。
238頁。またも「妻」が人間離れした大活躍。ひょっとして、まさか、彼女は…
257頁。年老いて、プロジェクトからも引退したセルダン。「銀河図書館」に通うのが楽しみだ。近くに下宿したいと思ったりする(*^^*)
258頁。またもや命を狙われる。「電子浄化器」(?)で。難を逃れるが、「妻」はそのために「命」を落とした。やはり、妻は……だった。
***
ところで、アシモフ先生は学者なのだから、「心理歴史学」をもう少し、「科学っぽく」説明してほしいと思った。最も彼には彼なりの思いがあったのだろう。そこを追求してみたい。
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