暑い一日。夜になっても外は蒸し暑い。午前中、定期的に診ていただいている内科医に行ってきた。盆休み前なのでコロナ禍中にしては、少し患者さんが多い。私の前に診察を受けた老夫婦。脳卒中の後遺症と思えるが、足を引きずったお爺さんを、かいがいしく世話するお婆さんを見ているとせつないが、仲が良さそうで羨ましくもある。
炎天下を帰ってきて、自宅に入ると、エアコンが効いていて汗がひく。血液検査のため絶食で行ってきたので、おそい朝食をとる。気分がよくなった。やや熱中症気味だったようだ。外が明るく暑いときに、涼しく薄暗い室内で感じる至福感。
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『太陽王ルイ14世』を100頁まで読む。鹿島茂さんの筆は縦横に、達者に進む。講談を聞いているような感覚で、つまりあまり抵抗なく、なじみがない歴史物語をこちらの頭に押し込んでくれる。すごい。
今月末の鹿島さんの、オンラインの『ヴェルサイユ講義』(三回シリーズ)を、やはり申し込もうかと大蔵大臣に相談。OKが出た。当分、飲みには出かけないだろうという読みなのだろう。ともかく、ラッキーである。
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『共同幻想論』印象記のnote記事に、見出しをつけた。そろそろ完成させねば。
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こんな漢詩があるのに気づいた。「ルートヴィッヒ二世」
路易二世
森鷗外
當年向背駭羣臣,
末路悽愴泣鬼神。
功業千秋且休問,
多情偏是愛詩人。
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