2020年8月9日日曜日

中村真一郎の『江戸漢詩』(岩波書店)に登場する多士済々の詩人たちの生き様を漢詩から窺う

『スペシャルオンラインサマースクール 鹿島茂「三代の王とヴェルサイユの名花」』の申込みをした。第一回は8月15日。

と、昨日書いたが、その直後、AR友の会の暑気払いオンライン飲み会をやることになった。メルマガ巻頭言チームの読者1000人突破記念と新規執筆者の方の歓迎会もかねる。


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『江戸漢詩』は半分以上、読み進めた。

今日読んだ分(75頁以降)に、登場した詩人たちは…

  • 75頁。菅茶山。一世を風靡した新感覚の詩人。
  • 80頁。林述斎。大名家出身のエピキュリアン。
  • 82頁。頼山陽。野心的な青年。菅茶山のもとから逃げ出す。
  • 90頁。北条霞亭。森鷗外の史伝に登場。菅茶山から逃げ出せない。
  • 93頁。武本登々庵。放浪詩人。
  • 97頁。柏木如亭。放浪詩人。
  • 107頁。寺門静軒。『江戸繁昌記』を書く。
  • 107頁。中島棕隠。『都繁昌記』を書く。
  • 114頁。梅辻春樵。都会派詩人。
  • 116頁。古賀穀堂。人生を楽しむ賢者。
  • 126頁。大窪詩佛。流行詩人、花火の詩作。
  • 133頁。松崎慊堂。漢唐学の祖。華山の親友。
  • 139頁。小畑詩山。江戸の風物を歌う町医者詩人。

……

まだまだ続く。中村真一郎さんもたくさんの和書を集めて、それを良く読んだものだ。頭が下がる。

おかげで、こちらは世界が広がったのでありがたい。


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他に、今朝、佐藤春夫の『車塵集』の収められた本を図書館に予約した。

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