稀勢の里ショックでまだ動揺中です。
「禍福はあざなえる縄の如し」で、これを機会にもっと柔軟な相撲がとれるようにレベルアップしてくれるといいのですが。そうすれば、ケガも少なくなるでしょう。
今までは生まれつきの強靭な体を存分に活かしていたが、30歳を越したら自分の体は自分でメンテナンスしなくてはならない。彼は百も承知でしょうが。
われわれも、思うような仕事を続けるには身体と心をメンテナンスし続けなくてはならないようです。
雨の日曜日。iPhoneのKindleアプリでドゥルーズを流し読みする。通常の哲学書なら流し読みは許されないというか出来ない。しかし、ドゥルーズの場合、アプリで斜め読みすることが最適である。
「つまり労働力の概念は、労働を創造性の対極である保守 管理に変えてしまうのです。」
ジル・ドゥルーズ.『記号と事件 一九七二―一九九〇年の対話』 (河出文庫) (Kindle の位置No.1014-1015)Kindle 版
労働力という資本の捉え方と労働の創造性は相容れない。つらいところだ。
このあとドゥルーズはゴダールを引いて、労働力とか情報とかいういかがわしい概念に駄目を出す。そもそも定まった概念という考え方も否定するので、普通の考え方では取り付く島がない^^;
とりあえず、面白い読み物としてドゥルーズを楽しんでいるのだが、このままでいいのか。たぶんいいんでしょう。
彼の本の価格は思ったより高いが、こうした読み方だと何回も読むことが出来る、毎回読み取れることが違うので、安いということも出来なくはない。
2017年3月26日日曜日
2017年3月1日水曜日
病院ではいろいろ考える、リゾームのことも
病院の待合室で、ドゥルーズの『千のプラトー』のKindle版サンプルを眺める。本は世界のイマージュでなくて、リゾーム(いりくんで複雑な組織としての地下茎)だという。世界もリゾームであるとも。ツリー構造で世界を見ようとしても不可能だと。
このツリーとリゾームの関係は、伽藍とバザールの関係に相当するとWikipediaに書いてある。
それで物事の考慮が進むのかと、理性は警告するが、感情的には信じたくなる気がする。
診察室に呼び込まれて、胆管や胆嚢や肝臓内の管の造影CT写真を見せてもらと、ツリーではなくてリゾームである。人によって構造もいろいろあるらしい。内視鏡で手術するにはこの構造を頭に入れておかないとできないと医師は言う。
入院する際の注意を聞いたあと、数日間何を読書すべきか考える。物理的な本から選ぶ方が良さそうな気がした。長期間ではないので、この際思いきってデジタルデバイドで過ごすのも悪くない。古い病院なのでWiFiもないし。
ブログの連続記録が途切れるが、あとでまとめて書けばいい。
CTの形はこの方が先日の絵より正しい。ピンぼけですが。
このツリーとリゾームの関係は、伽藍とバザールの関係に相当するとWikipediaに書いてある。
それで物事の考慮が進むのかと、理性は警告するが、感情的には信じたくなる気がする。
診察室に呼び込まれて、胆管や胆嚢や肝臓内の管の造影CT写真を見せてもらと、ツリーではなくてリゾームである。人によって構造もいろいろあるらしい。内視鏡で手術するにはこの構造を頭に入れておかないとできないと医師は言う。
入院する際の注意を聞いたあと、数日間何を読書すべきか考える。物理的な本から選ぶ方が良さそうな気がした。長期間ではないので、この際思いきってデジタルデバイドで過ごすのも悪くない。古い病院なのでWiFiもないし。
ブログの連続記録が途切れるが、あとでまとめて書けばいい。
CTの形はこの方が先日の絵より正しい。ピンぼけですが。
2017年2月28日火曜日
「入院」の前なので、落ち着かない、まとまった読書ができない凡人の私
いろいろ拾い読みしか出来ない。ビデオも「高い城の男(シーズン2)」などを「拾い観」する。
『ドゥルーズの思想』、(27ページ〜)。
「彼(ガタリ)には哲学者=生成変化と他の諸々の生成変化があった。彼は停止していることはなかった。絶えず動いている。変化するのではなく、毎度新たな組み合わせをひき出す万華鏡のように、…」
「われわれは一緒に仕事をするのではなく、二人の間でする…」
「(ガタリ)はブラックホールについて研究していた。…私の方はむしろ白い壁面について研究していた。…」
読むとすぐなんとなく分かるが、じっくり真面目に考えるとわからなくなる。おもしろい文章だ。彼の文章は(翻訳しかみてないけど)、電子図書向きだ。あるいは、Twitterでやっている方が多いが、断片をBotでTweeetされるのに向いている。そのほうが絶対に「解る」思想を書き付けたのだと思う。Kindleではたくさん出ている。フランス語で読むのもいいかもしれない。
こういう落ち着かないときに読むには最高の本だと思いましたまる
クリフォード・ブラウンの曲もSP時代のレコードを聴いているので、短い。今の気分にピッタリ。
Twitter、Blog、俳句、小説、ドキュメンタリー、プロット、ストーリーなどいろいろとりとめなく考える。妄想。
『ドゥルーズの思想』、(27ページ〜)。
「彼(ガタリ)には哲学者=生成変化と他の諸々の生成変化があった。彼は停止していることはなかった。絶えず動いている。変化するのではなく、毎度新たな組み合わせをひき出す万華鏡のように、…」
「われわれは一緒に仕事をするのではなく、二人の間でする…」
「(ガタリ)はブラックホールについて研究していた。…私の方はむしろ白い壁面について研究していた。…」
読むとすぐなんとなく分かるが、じっくり真面目に考えるとわからなくなる。おもしろい文章だ。彼の文章は(翻訳しかみてないけど)、電子図書向きだ。あるいは、Twitterでやっている方が多いが、断片をBotでTweeetされるのに向いている。そのほうが絶対に「解る」思想を書き付けたのだと思う。Kindleではたくさん出ている。フランス語で読むのもいいかもしれない。
こういう落ち着かないときに読むには最高の本だと思いましたまる
クリフォード・ブラウンの曲もSP時代のレコードを聴いているので、短い。今の気分にピッタリ。
Twitter、Blog、俳句、小説、ドキュメンタリー、プロット、ストーリーなどいろいろとりとめなく考える。妄想。
2017年2月21日火曜日
栄光の中の翳りを感じるマイルス、こちらは中学生の時を思い出した
体調がすぐれないときは読書よりも、ビデオ鑑賞や音楽を聴くのが楽で良い。テレビを見るのもきつくなることがあり、ラジオかまれ親しんだ音楽に切り替える。
今朝、食事をしながらユーミンの作った「フェアウェル・パーティー」を聴いていたが、昔の彼氏や先生の言葉は覚えていないが、顔や仕草は思い出すという一節があった。
突然、中学の世界史の後藤先生を思い出した。メガネをかけて長身色白の先生だった。「橋の下の文庫」(なぜ橋の下の文庫なのかは知らないが)と、自分の口を両手の指で横に拡げながら言ってみろと、授業中に突然言い出す。やってみるとわかるが、「bunko」とはどうしても言えず「b」が発音できない。クラス内は大盛り上がり。
世界史の授業も面白かった記憶はあるが、具体的な事柄はアタマから抜け落ちている。ただし、歴史は面白いということのみ体に染み付いたが、それが大切なことだろう。本当の教育者だったわけだ。感謝している。
『マイルス・デイビス自叙伝 2』はそろそろ佳境を通り過ぎようとしている。1984年、「デコイ」でまたグラミー賞。
「ユア・アンダー・アレスト」をレコーディング。この題名は有名にも関わらず、白人には迫害を受けていた現実が反映している。かなしいことだ。デンマークで「ソニング賞」(?)を受賞。普通はクラシックの音楽家に与えられる賞だ。
1985年。「オーラ」を録音。
コロムビアは俺よりウィントン・マルサリスを厚遇。たしかに技術はあるが、立派なジャズを演奏するには人生に対する理解や感情が大切なんだ。
「ユア・アンダー・アレスト」はコロムビア最後のレコード。ワーナー・ブラザースに移る。移籍金は7桁だ。1986年にかけて世界ツァー。絵を描き始める。コレクションも始めた。
読書はしないが、新聞や雑誌はよく読んだ。そこから情報を得る。CNNもよく観た。糖尿病が悪化し、インシュリンを打ち始めた。
1985年シシリーとの関係が一層悪化した。友人でいるべきだった。神経症をわずらった。でも彼女は1986年に俺の60歳パーティーを開いてくれた。
1986年。「ツツ」をレコーディング。多重録音手法を採用。プロならできる。
ホンダのバイクのCMにちょっと出演したら、ものすごく人気が出た。これが音楽活動の成果なら嬉しいのだが。(218ページ 次回最終です。)
マイルスの晩年は、高級車フェラーリに乗り有名人と付き合うような栄光の中に、人生の苦さがにじみ出る日々だった。幸せだったら素晴らしい音楽は残されなかっただろう。しかし、彼の苦しみの中に芸術家の宿命が如実に現れる。それだからこそ、彼の音楽を聞きたくなる。
凡人の戯言ではあるが。
『ドゥルーズの思想』より。
「裁判官であるよりは掃除婦でありたい。人生で道を誤った人ほどお説教をしたがるものだ。」
今朝、食事をしながらユーミンの作った「フェアウェル・パーティー」を聴いていたが、昔の彼氏や先生の言葉は覚えていないが、顔や仕草は思い出すという一節があった。
突然、中学の世界史の後藤先生を思い出した。メガネをかけて長身色白の先生だった。「橋の下の文庫」(なぜ橋の下の文庫なのかは知らないが)と、自分の口を両手の指で横に拡げながら言ってみろと、授業中に突然言い出す。やってみるとわかるが、「bunko」とはどうしても言えず「b」が発音できない。クラス内は大盛り上がり。
世界史の授業も面白かった記憶はあるが、具体的な事柄はアタマから抜け落ちている。ただし、歴史は面白いということのみ体に染み付いたが、それが大切なことだろう。本当の教育者だったわけだ。感謝している。
『マイルス・デイビス自叙伝 2』はそろそろ佳境を通り過ぎようとしている。1984年、「デコイ」でまたグラミー賞。
「ユア・アンダー・アレスト」をレコーディング。この題名は有名にも関わらず、白人には迫害を受けていた現実が反映している。かなしいことだ。デンマークで「ソニング賞」(?)を受賞。普通はクラシックの音楽家に与えられる賞だ。
1985年。「オーラ」を録音。
コロムビアは俺よりウィントン・マルサリスを厚遇。たしかに技術はあるが、立派なジャズを演奏するには人生に対する理解や感情が大切なんだ。
「ユア・アンダー・アレスト」はコロムビア最後のレコード。ワーナー・ブラザースに移る。移籍金は7桁だ。1986年にかけて世界ツァー。絵を描き始める。コレクションも始めた。
読書はしないが、新聞や雑誌はよく読んだ。そこから情報を得る。CNNもよく観た。糖尿病が悪化し、インシュリンを打ち始めた。
1985年シシリーとの関係が一層悪化した。友人でいるべきだった。神経症をわずらった。でも彼女は1986年に俺の60歳パーティーを開いてくれた。
1986年。「ツツ」をレコーディング。多重録音手法を採用。プロならできる。
ホンダのバイクのCMにちょっと出演したら、ものすごく人気が出た。これが音楽活動の成果なら嬉しいのだが。(218ページ 次回最終です。)
マイルスの晩年は、高級車フェラーリに乗り有名人と付き合うような栄光の中に、人生の苦さがにじみ出る日々だった。幸せだったら素晴らしい音楽は残されなかっただろう。しかし、彼の苦しみの中に芸術家の宿命が如実に現れる。それだからこそ、彼の音楽を聞きたくなる。
凡人の戯言ではあるが。
『ドゥルーズの思想』より。
「裁判官であるよりは掃除婦でありたい。人生で道を誤った人ほどお説教をしたがるものだ。」
ラベル:
ツツ,
ドゥルーズ,
マイルス・デイビス自叙伝,
世界史の先生
2017年2月16日木曜日
Twitterであれこれ御託を並べていたら、トーマス・マン日記の続き(1946-1948 ドイツ語版)が到着\(^o^)/
Twitterでいろいろメモをしておいたので、まとめてブログ記事に仕立てます。常套手段化している。寝転がっているときにはTwitterは便利なのです。音声入力も試してみたいがまだ実行してません。
「1938年のCost of Living」というTweetを見つけた。ガソリンが1ガロン10セントだって、安い!
朝のニュースをTVで観る。トランプ大統領に対する批判的報道。そのバックに夕日の眩しさに眩しそうな彼の顔の映像。眩しいというより苦しげに見える。そこで次のTweetをした。
TVニュースの背景映像には誤解を招く(わざと招かせる)ものがある。イメージによって人の判断を狂わせないように十分吟味し、誤解を招くような映像は抜きにしてほしい。
視聴者がよく判断を加えないといけないのはもちろんだ。
判断をする余地がある新聞報道の生きる道はここだ。ガンバレ!
八つ当たりかもしれない。反省して。次のTweet.
自分の言明は間違いを含むことが常にあるが、なおかつ真実への限りない追求の手段である。他者との正しい協力でその追求はより早まる。
科学のいや学問全般の良い教育を受けた人々なら、このことを実社会でも常に思い出して行動しなければならないし、できるはずだ。
ちょっと偉そうすぎ。
Amazon中古で「ドゥルーズの思想」(ジル・ドゥルーズ)を購入手続き。初めてドゥルーズを買うしよくわからないので、他の本でもいいのだが、これが安かった。到着が楽しみだ。
佐藤優さんの『知の操縦法』を読む。体系的知が必要との前半はすぐわかったけど、後半のヘーゲルを用いた現代解釈はじっくり構えて読まないと。
『ポストモダンの共産主義』はコミュニズムを、佐藤さんのヘーゲルの位置におく。面白そう!
「Sketches of Spain」を聴きながら読書。
マイルスとギル・エバンス(編曲・指揮)のコンビは最高だ(^o^)/
ついでに、「BIG FUN」も聴いた。「Return to Forever」とほとんどメンバーも曲も同じだが、マイルスの睨みがきいているのか、少しこちらが真面目な演奏。ザヴィヌルやショーターやコリアの若々しい感性。
その後、大ニュース。郵便屋さんがやってきた。
おー、届きました。英国の古本屋さんから。やはり日記なので、辞書ひけば意外に易しそう。#トーマスマン日記1946-1948
\(^o^)/
ところで残念なニュースもあり、『マイルス・デイビス自叙伝』の続き(第2巻)を読もうとしたら、12章が抜けてます。安物買いで、違う編集の単行本(第1巻は文庫本だ)を買ったのが敗因。善後策を検討中です。とりあえず、今日はおやすみ。
「1938年のCost of Living」というTweetを見つけた。ガソリンが1ガロン10セントだって、安い!
朝のニュースをTVで観る。トランプ大統領に対する批判的報道。そのバックに夕日の眩しさに眩しそうな彼の顔の映像。眩しいというより苦しげに見える。そこで次のTweetをした。
TVニュースの背景映像には誤解を招く(わざと招かせる)ものがある。イメージによって人の判断を狂わせないように十分吟味し、誤解を招くような映像は抜きにしてほしい。
視聴者がよく判断を加えないといけないのはもちろんだ。
判断をする余地がある新聞報道の生きる道はここだ。ガンバレ!
八つ当たりかもしれない。反省して。次のTweet.
自分の言明は間違いを含むことが常にあるが、なおかつ真実への限りない追求の手段である。他者との正しい協力でその追求はより早まる。
科学のいや学問全般の良い教育を受けた人々なら、このことを実社会でも常に思い出して行動しなければならないし、できるはずだ。
ちょっと偉そうすぎ。
Amazon中古で「ドゥルーズの思想」(ジル・ドゥルーズ)を購入手続き。初めてドゥルーズを買うしよくわからないので、他の本でもいいのだが、これが安かった。到着が楽しみだ。
佐藤優さんの『知の操縦法』を読む。体系的知が必要との前半はすぐわかったけど、後半のヘーゲルを用いた現代解釈はじっくり構えて読まないと。
『ポストモダンの共産主義』はコミュニズムを、佐藤さんのヘーゲルの位置におく。面白そう!
「Sketches of Spain」を聴きながら読書。
マイルスとギル・エバンス(編曲・指揮)のコンビは最高だ(^o^)/
ついでに、「BIG FUN」も聴いた。「Return to Forever」とほとんどメンバーも曲も同じだが、マイルスの睨みがきいているのか、少しこちらが真面目な演奏。ザヴィヌルやショーターやコリアの若々しい感性。
その後、大ニュース。郵便屋さんがやってきた。
おー、届きました。英国の古本屋さんから。やはり日記なので、辞書ひけば意外に易しそう。#トーマスマン日記1946-1948
\(^o^)/
ところで残念なニュースもあり、『マイルス・デイビス自叙伝』の続き(第2巻)を読もうとしたら、12章が抜けてます。安物買いで、違う編集の単行本(第1巻は文庫本だ)を買ったのが敗因。善後策を検討中です。とりあえず、今日はおやすみ。
ラベル:
イメージ操作,
ドゥルーズ,
トーマス・マン日記,
ポストモダンの共産主義,
マイルス・デイビス自叙伝,
間違いがある言明,
新聞,
知の操縦法
2017年2月14日火曜日
マイルスはヘロインを断った!そして至高の芸術へと再出発する
バレンタイン・デー、昨年と同様にミニカー付きのチョコレートを頂いた\(^o^)/
蛋白質の不足と、糖分の過剰は胃に良くないという説を聞いたので、思い当たる節もあり、昨夕から鳥の胸肉と低脂肪牛乳や卵中心の食事にした。取りあえず調子は良い。
『マイルス・デイビス自叙伝 1』のつづき。
ビリー・ホリデイやチャーリー・パーカーの例をあげて医療用の麻薬の効果も述べている。
ただしマイルス本人は超人的(といっていい)努力で、ヘロインをやめた。1回でやめきれた訳ではないが、とにかく理性の力で克服した。いい気分だった。
突然ニューヨークに戻るのは、誘惑が多すぎて危険なので、デトロイトに行った。クリフォード・ブラウンとも一緒に演奏する機会があった。
ボクシングのチャンピオン、シュガー・レイ・ロビンソンを見習って麻薬の魅力に対抗して頑張った。ニューヨークに戻る自信も湧いてきた。
1954年2月にニューヨークに戻った。カルテットでレコーディングしたいとブルーノートとプレスティッジに電話した。3月にレコーディングできた。アート・ブレイキー、パーシー・ヒース、ホレス・シルバーと一緒だ。名作「ウォーキン」はこのときのものらしい。
夏にはソニー・ロリンズの曲もやった。
ヘロインはやらなかったが、コカインは常習癖に陥らないので少しやっていた。
ヘロインをやらなくなると自信ができ、批評家の戯言には耳を貸さなくなれた。大きな態度だと批判する奴らもいたが、気にしなかった。演奏がすべてだ。
ボクシングをまた習い始めた。シュガー・レイのボクシングも演奏も同じだ。正しい奏法がマスターできたら、あとは自分のやりたいこと追求すれば良い。
ギル・エバンスの助言を受けるようになった。
ジュリエット・グレコがニューヨークにやってきた。1949年以来久しぶりにウォルドルフ・アストリアで会ったが、仲はぎくしゃくした。後にはまた仲良くなるのだが。
12月に「マイルス・デイビス・アンド・モダン・ジャズ・ジャイアンツ」をレコーディングした。
1955年3月にバードが死んだ。気が滅入った。ヘロインをやめる奴が増えた。(312ページ)
どんな時にもマイルスは音楽一筋だった。栄光の高みは近い。
ところで、昨夜松岡正剛先生のブログを読んでいたら、ドゥルーズという哲学者のことが出てきた。Twitterで坂口さんも触れていたのを思い出した。Kindle無料の本はないので、お試し版をダウンロードして読んでみた。翻訳だが、妙に読ませる。中古本を入手して読んでみたくなる。
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