2019年6月25日火曜日

「週刊ALL REVIEWS Vol.2」に寄稿しました!

ALL REVIES友の会の週刊メールレターの序文を書くのに昨日から没頭。わずか400字くらいだけど、240名以上の方に読んでいただくと思うと、うまく筆が進まない。

なんとか書き終え、Y編集長にチェックしていただき、一度の書き直しでOKしていただいた。HTML形式で編集して、発行を待つ。火曜日21時にメールが送られる予定なので、もう少しのところだ。

と、言っているうちに、メールが届いた。恥ずかしながら、私の書いた部分のスクリーンショットを公開する(^^)。実際のメールではこの後に、ALL REVIEWSの新着書評の紹介記事が続いている。


次は、5週後。まだの人はぜひ登録してください。このブログの右上のリンクからできますm(_ _)m

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まとまったことができなかったので、ブログのアイディアだけメモしてみた。

OLD REVIEWSムック試作版を発行する。内容は以下の通り。
(1)過去の記事リスト
(2)最近の参考リアル書籍
   『まいボコ』
   『日本SFこてん古典』
   『戦地の図書館』
   『自分の本棚の本(例:植草さん)』
(3)国会図書館デジタルコレクションの活用私案


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『日本SFこてん古典(1)』は「SFマガジン」に連載され、1980年に単行本で出ている。当時より古い貴重本を読む環境は好転しているようだ。横田さんが苦労して集めたという本が引用されているが、国会図書館デジタルコレクションで探すと、出てくる。



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夕方、図書館に行き、島尾ミホ関連の本を2冊借りてきた。一方の本の著者梯さんには、数日前にご挨拶したばかりだ。


2019年6月24日月曜日

戦時の読書…米国と獨逸との違い



『戦地の図書館――海を越えた一億四千万冊』(モリー・グプティル・マニング 松尾恭子訳 2016年)を読み始める。この本を選ぶのに参考にしたのは、ALL REVIEWSの書評記事(鴻巣友季子さんの)である。
『戦地の図書館――海を越えた一億四千万冊』

18ページ目のコメントでノックアウトされた。
「戦後、高い教養を持つ中産階級が新たに形成されるが、その理由のひとつは、大衆向けのペーパーバックが盛んに出版され、一般庶民が読書をするようになったことである。」
著者モリー・グプティル・マニングは、この原因は米軍兵士に無料で大量に供給された「兵隊文庫」にあると分析する。一方のドイツでは、あろうことか大学生たちの手を借りて焚書が行われていた。

出版業の危機をいう人が多いが、庶民に読書の習慣をつけない限り、事態の根本的解決は望めないと思う。

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この本を選んだきっかけを、明日夜発行される、ALL REVIEWS友の会メールレターに書いておいた。読んでくださいね(*^^*)

2019年6月23日日曜日

島尾文学を勉強するつもり

ALL REVIEWS友の会、「島尾文学を読む人とお話する会」というオフ会に行ってきた。下北沢駅のそばのカフェ。「島尾ミホ生誕100年イベント」を企画中の、奄美大島からのメンバーも参加された。はっきり言って、島尾敏雄も島尾ミホもほとんど読んでない。数年前に島尾敏雄の作品集を古本で一冊買ったが、読切らないうちに物置の本棚に取られてしまった。本棚が愛読しているらしく、さっぱりこちらに回してくれない。
梯久美子さんが2016年に『狂うひと ──「死の棘」の妻・島尾ミホ』を出したので、再ブームとなっているのでは無いかと思っている。そこで、今日帰宅してから、図書館でこれを予約しておいた。

そういえば、梯さんには偶然下北沢の書店でお会いしたので、ご挨拶した。

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最近の読書(『まいボコ』)の影響で、国会図書館デジタルコレクションの一般公開分36万冊の全貌をつかむという、無謀な思いに取り憑かれた。とりあえず、明治元年から一年分ずつ、チェックしてみることにした。この時期だと図書は毎年1000冊以内である。題名を読み。これはと思ったものを開いてみる。たとえば、「四庫全書」などがあるので、全部を見る必要がなく、かえって助かる。自分の狭い好みはさておいて、できるだけ客観的にまんべんなく多くの本に目を通したい。かなりやってみれば、どう読んでいくか、何を目指すかの指針がおのずと浮かび上がってくるだろう。福沢諭吉君の著書なども出てきた。
OLD BOOKSプロジェクトと個人的に呼ぶ事にする。

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図書館で、夕食材料の買い出しのついでに、2冊借りてきた。


2019年6月22日土曜日

『まいボコ』とゲゲゲの日

『「舞姫」の主人公をバンカラとアフリカ人がボコボコにする最高の小説の世界が明治に存在したので20万字くらいかけて紹介する本』を読み進める。82%まで読んだ。

今日の参照文献は『 明治豪傑 今様水滸伝』(明治豪傑の部分を角書きというらしい)。これの著者は三宅青軒という人だ。いろいろケチはつけているように見えるが、山下泰平さんイチオシの話のようだ。読んで面白く、調子よく読める。



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先週から「ゲゲゲの女房」が再放送されている。先日のみちくさ市で買ってきた『私はゲゲゲ』(水木しげる 2008年 角川文庫)を読む。知っている話だが、違う絵で見るとまた別の趣がある。



2019年6月21日金曜日

『まいボコ』の秘める情報の持つ可能性は偉大だ

『「舞姫」の主人公をバンカラとアフリカ人がボコボコにする最高の小説の世界が明治に存在したので20万字くらいかけて紹介する本』を読み進める。63%まで読んだ。

「バンカラ」というコトバは、この本では『蠻カラ奇旅行』などという本の題名から取ったらしい。例の
『まいボコ』明治娯楽物語コレクション
からたどると、国会図書館のページらしいところにたどり着くが、画面の下に
「show metadata」という記述があり、クリックすると
こんなイメージが出てくる。

このからくりを理解できれば、面白い事に成りそうだ。

こんなこともあり、この本『「舞姫」の主人公をバンカラとアフリカ人がボコボコにする最高の小説の世界が明治に存在したので20万字くらいかけて紹介する本』をKindleで買ったのは正解ということになろう。

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他、『飛行士たちの話』を、少しずつ読む。これも面白い。文章の雰囲気がいい。


「書影ったー」で頂いた書影。このイラストがまたいい。


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天文月報の7月号が届いた。毎年、楽しみに読んでいるロングインタビューが、今年読まないまま第3回になってしまった。小暮智一先生へのインタビューだ。読まなくては…

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ALL REVIEWSのオシゴト(OCR)はお休み中。

2019年6月20日木曜日

メルマガ「週刊ALL REVIEWS」のことを考えながら、『まいボコ』を読み進める

このブログのトップページ(PC版)の右側コラムに、メルマガ「週刊ALL REVIEWS」の紹介と配信登録ができるページへのリンクを書き込んだ。

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『「舞姫」の主人公をバンカラとアフリカ人がボコボコにする最高の小説の世界が明治に存在したので20万字くらいかけて紹介する本』を読み進める。53%まで読んだ。(Kindleなのでページじゃなくて%。)

この本の場合、ただ読むだけでは詰らなくて、引用されている本を国会図書館デジタルコレクションで眺めながら、読み進め無くてはならない。やはり、大画面のPC上で本体を読みながら、国会図書館のページを見ていかなくてはならない。これは、ゆっくり読むべき・読みたいと思ったものは、iPadで開いて、寝転んで読む。座ってばかりだと腰が痛くなってくるから。

引用文献を参照するには、昨日見つけたこのサイトが役に立つ。ありがたい。
『まいボコ』明治娯楽物語コレクション

ところで、このページの親となるページ、
メタ情報とセマンティック・ウェブ
も素敵に面白い。いや勉強になる。

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今日は午前中は排水管清掃の立会で時間が潰れた。

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夕方、図書館に行き、ダールの『飛行士たちの話』を借りてきた。これも面白そう。『少年』、『単独飛行』とあわせて、ダールの飛行機三部作だ。

2019年6月19日水曜日

『「舞姫」の主人公をバンカラとアフリカ人がボコボコにする最高の小説の世界が明治に存在したので20万字くらいかけて紹介する本』とは長い題名だ

昨夜遅く、日本海岸で強い地震があった。なんとか、気を落ち着けて寝たが、3時半ころ目が覚めた。

寝付くまでに、Twitterを眺めていたら、面白い題名の本の紹介が目についた。長くて、何を言っているかよくわからない題名だ。
『「舞姫」の主人公をバンカラとアフリカ人がボコボコにする最高の小説の世界が明治に存在したので20万字くらいかけて紹介する本』。何これ?ともかく、紹介記事を読んでみた。仲俣暁生さんの(「マガジン航」 )の記事。なかなか意味がわからなかったが、国会図書館デジタルコレクションで読める本をたくさん引用しているのだとか。これは、私の守備範囲だろうと、Amazonに行って、Kindleお試し版をダウンロードした。今年の5月に出たらしいが、早くもKindle本になっている。

お試し版で、著者の序文と本文の最初を読んでみたが、期待通りの本のようだ。すぐに欲しかったが、朝になって、冷静になってから手に入れようと、一旦寝る。

朝食後、調べてみた。まずは、図書館。一冊蔵書にあるが、貸出中。とりあえず、予約入れた。

Kindleお試し版をまた読んでみた。著者のブログや、Twitterアカウントもチェックした。編集者のTwitterアカウントも。

やはり面白そうに思えるし、自分のOLD REVIEWSの参考にもなりそうなので、Kindleで買うことにする。本文を全文検索できるのがいい。1800円強。今の自分には高いが、やむを得ない。週刊誌をいくつか購読できるサービス(月400円)を解約しておいた。

ダウンロードして、読んでみたが、期待通りに面白い。明治時代の「大衆娯楽本」、著者によれば「明治娯楽物語」の紹介がたくさん。そして期待通りに、多くの引用本は国会図書館デジタルコレクションで読めるものだ。引用本のリンク付きリストをまとめたサイトもすでに出来ている。これは楽しいし、便利。

17%まで読んだ。著者の、まず読んで楽しみ、その後に紹介をするという書き方に感心した。

題名は『まいボコ』と略すことになっているらしい。読後感は次回以降。

2019年6月18日火曜日

前原寅吉のこと

『野の天文学者 前原寅吉』(鈴木喜代春 2009年 らくだ出版)読了。子供向けの本のようだが、内容は濃い。前原寅吉は青森県八戸市で時計商を営んでいた民間天文学者。独学で天文学を学び、その業績により、発足して間もない天文学会の特別会員に推薦された。いろいろな意味で私の大先輩。

「太陽面直接観望用眼鏡」を望遠鏡の先に取り付けて、1910年5月19日、日本で唯一ハレー彗星の太陽面通過を観測したというのだが、本当だったのか。天体写真を撮るのも上手だったはずなので、証拠写真があればいいのだが、伝えられていない。観測にいそがしく、写真を取る余裕がなかったのかもしれない。

後年、失明するのだが、時計の修理や天体観測で目を酷使したせいだという。しかし、奥さんが(いつも助手を務めていたので)、本人の代わりに観測をしてくれることで、心が慰められただろう。

1950年死去。私は、そのときはまだ青森市郊外に棲息していたので、もちろんお目にかかっていない。その後、八戸市に移ったが、番町の「前原時計店」はよく知っている。

Wikimedia Commons
Description
English: Japanese Amateur_astronomy Torakichi Maehara in Aomori
日本語: ハレー彗星の接近の瞬間を捕らえた天体マニアの前原虎(寅)吉 1910年5月 青森県
Date May 1910
Source 20世紀2001大事件[CD-ROM] https://www.amazon.co.jp/20%E4%B8%96%E7%B4%802001%E5%A4%A7%E4%BA%8B%E4%BB%B6-CD-ROM/dp/462090600X/ref=cm_cr_pr_product_top
Author Mainichi Shimbun

2019年6月17日月曜日

無料メルマガ「週刊ALL REVIEWS」を読んでください

突然ですが、すべての読書好きの方へのお知らせです。

私の現在の(ボランティアの)仕事は、「ALL REVIEWS」という書評サイトでの記事校正関連のもろもろです。有名書評家さんの書評をたくさん集めてあり、読みたくなるような本を知るには、最適、いや、日本最強のサイトだと思っています。国会図書館のWebページにも書評専門サイトとして紹介されています。

すでに数千の書評が揃っており、閲覧は全て無料(フトッパラ)なのが特徴です。そして毎日、新たな書評が追加されています。

すでに数年の実績のあるサイトですが、明日(6月18日火曜日夜)から、新規追加の書評記事をお知らせするメルマガ「週刊ALL REVIEWS」を立ち上げ(配信開始)ます。

ぜひ、このページに行って、登録手続きをお願いします。もちろん、無料。
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購読手続きページのイメージ

実は私も、メルマガの序文を5週に1回書かせていただくことになってます。ペンネームは「hiro」です。予定では、出番は来週火曜夜から。

後記:ブログ題名「無料メルマガ「週刊ALL REVIEWS」の購読をお願いします」は「無料」なのに「購読」っておかしい、と考え、「無料メルマガ「週刊ALL REVIEWS」を読んでください」に直しましたm(_ _)m

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で、今日のオシゴトはOCR一件。

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『少年』(ロアルド・ダール)は読み終えた。一気読み。痛快に面白いが、イングランドの寄宿学校は昔(第二次大戦前)、こんなに暴力的だったのかということが気になった。いまだと考えられない体罰の連続。もちろん、ダールの反骨精神が原因のひとつだが、おとなしい生徒もやられている。先生も、上級生も…。体罰はいまは無いのかもしれないが、それよりひどい精神的な苛めは、いまでもあるのだろう。もちろん日本でも…。
生徒はきびしい寄宿生活のなか、実家から送られてくるお菓子、特にチョコレートを喜ぶ。そして名作『チョコレート工場の秘密』が生まれる。

2019年6月16日日曜日

月とメロンとみちくさ市

午前10時発の急行で出かけることになった。都内は31度になるとの予想なのでホームでボトル入りの水を買おうとした。銘柄品が110円のところ100円で特売という張り紙があったので、レジのおばさまに渡したら、110円ですと言われた。100円でしょう?と押し問答していたら、後ろの女性が100円はこちらと、別のボトルを指して教えてくれた。でも自分の買いたいのはこちらだと頑張りながら、張り紙をよく見ると、六月九日までと但し書きがある。仕方なく、100円のを買う事にした。悔しいので、紛らわしい張り紙は剥がしてくれとおばさまに頼んだ。老人は度し難いと、自分で思う。

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三軒茶屋で降りて改札で息子に忘れ物の処方薬を渡し、渋谷で乗り換えて雑司が谷へ。ALL REVIEWSの仲間と一番出口で落ちあい、みちくさ市会場へ。
一番出口の漱石先生


いくつも道ばたに出店がある。店と言っても、ダンボール入りの古本がいくつか並んでいるだけの、簡単なものが多い。古本屋さんの出張販売もいくつか。

ALL REVIEWSも御世話になっている杉江松恋さんも出店なさっていた。敬意を表する意味で、3冊セットの『進化した猿たち』(星新一)を買った。500円。永井荷風主題の写真入り本や、水木しげる先生の本なども購入。

ついでにJに頼まれた「すすきみみずく」を、鬼子母神さまでいただく。みみずくで予算オーバーしたし、暑いので、お仲間と早々に「ベローチェ」へ逃込む。アイスコーヒーを飲みながら、(ホットサンドもかじりながら)、次回以降にALL REVIEWS神奈川支部として出店しようと話す。素人でも出来そうだと思ったからだ。

これが収穫品


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帰りは池袋から地下鉄に乗ったが、地下道をながながとあるいてしまい、辟易。くたびれたので、そして今日は父の日という名目もあるので、寿司を買って夕食にした。久しぶりで、まずまずうまい。メロンもいただいた。
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メロンのような月と、木星とが近くで輝く、晴れ上がった夜になった。