2021年3月1日月曜日

装幀の良い本はたいてい内容もよいが、装幀が悪いからと言って内容が良くないとはかぎらない

今日の「バッハ全曲を聴くプロジェクト」の実績。

Bach: Piano Works イェルク・デームス

Bach: Piano Workshttps://music.amazon.co.jp/albums/B00DRF506O?do=play&trackAsin=B00DRF50K0&ref=dm_sh_AuM2AWXKvv4f1hOZuVTcGMUt0

Four Suites for Orchestra
by Johann Sebastian Bach; Otto Klemperer; Philharmonia Orchestra

https://archive.org/details/lp_four-suites-for-orchestra_johann-sebastian-bach-otto-klemperer-philh/disc1/01.01.+Suite+No.+1+In+C+Major.mp3


L'Art De La Fugue
by Johann Sebastian Bach Decca (411 907)

https://archive.org/details/lp_lart-de-la-fugue_johann-sebastian-bach/disc1/01.04.+L'Art+De+La+Fugue+-+No+4.mp3

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『語前語後』読了。カバーの絵が素敵、とJが言っていた。装幀だけでなく内容も良い。この短く区切った文章の書き方は参考になる。

https://allreviews.jp/review/4672

『ゲンロン戦記 「知の観客」をつくる』読了。経営者として東さんは失格。人を見る目がなく、適材適所で人を使うことが出来ない。しかし、「知の観客」をつくるという考え方には賛同できる。哲学者としては優秀なのだろう。

https://allreviews.jp/review/5345

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『トーマス・マン日記 1933−1934』を読み続ける。1933年3月、旅券を当局に取り上げられており、ミュンヘンには帰れずスイスを旅する暗い毎日。夫婦とも精神的に参って睡眠薬に頼る。

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4年前の今日の日記(ブログ)を読む、胆嚢摘出の手術直後で「食べる」ことに慎重になっている。脂っこいものや肉などは、少しずつ時間をかけるべきだと、自分で書いている。これを最近忘れていた。初心忘るべからず。

https://hfukuchi.blogspot.com/2017/03/sketchpad.html

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明日のメルマガ巻頭言は昨日Slackにあげて、仲間に読んでもらい指摘された問題点を直した。なんとか読めるようなものになってきた。他の手を煩わすのは申し訳ないが、精神的に余裕がなかったので許してもらうことにしよう。

2021年2月28日日曜日

嘘ではなく本当に『トーマス・マン日記』をまたはじめから読み始めた

今日の「バッハ全曲を聴くプロジェクト」の実績。

最近凝っている、Internet Archiveで。

Brandenburg Concertos (Complete)

https://archive.org/details/lp_brandenburg-concertos-complete_johann-sebastian-bach-karl-mnchinger-stutt/disc3/06.03.+Brandenburg+Concertos%2C+Vol.+1+No.+6+In+B+Flat+Major+(Bwv.1051)%3A+3rd.+Mov.%3A+Allegro.mp3

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10時から12時まで、マンション管理組合総会の司会。ほぼ思い通りに出来た。追加で、一昨年末から新たに着任したN管理員さんの新型コロナウイルス感染対策への貢献も褒めさせてもらった。慣れない職場で戸惑うことも多そうだったが、これもきっかけにして楽しく働いて欲しい。

さすがに疲れて、午後はこたつで昼寝。

昼寝の前後で、『トーマス・マン日記』の第一巻を再度読み始めた。再度と言ってもほとんど細かい部分を忘れていて、初読にちかい。1933年、トーマス・マンはミュンヘンを追われて長い亡命生活に入る。その苦悩の描写が痛々しい。

この邦訳は1985年に出たのだが、トーマス・マンの死後30年しか経っていない。そして、ベルリンの壁がまだ存在し、ソビエト連邦ももちろん存在している。これが36年前の現実とは……。

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大河ドラマの後、鹿島茂さんのYoutube生中継のお話を聴く。
『大河ドラマ「青天を衝け」1~3話を仏文学者・鹿島茂先生が特別解説!』。アドレスは以下。アーカイブは誰でも観ることができるそうだ。

https://youtu.be/zDzehEJfWPQ


中で紹介された本は以下の通り。
『渋沢栄一 上下』(文藝春秋)
『渋沢栄一「青淵論叢」 道徳経済合一説』(講談社)
『文春ムック 渋沢栄一 道徳的であることが最も経済的である』(文藝春秋)
『渋沢栄一: 天命を楽しんで事を成す』(平凡社)

どれも読んでみたいが、お財布が(以下略)。
国会図書館デジタルコレクションで『青淵論叢』を読んでみることにした。

https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1211829

そして、いよいよ「水戸学」についてもより深く知りたくなってきた。父(茨城県出身)の蔵書を手元に置きたい気もする。

それと、渋沢栄一と直接関係はないが、大河ドラマ第三回で出てきた、ラナルド・マクドナルドの事も調べたい。

https://archive.org/details/nativeamericanin0000scho/page/n14/mode/1up

理事長職を離れることができたので、いろいろやることができそうな気がする。(諸説あるけれど😊。)

2021年2月27日土曜日

BachのThe Well-Tempered Clavierはいつまでも聴いていられる、習慣性?

今日の「バッハ全曲を聴くプロジェクト」の実績。

BGMとして聴いた。Internet Archiveで。

Bach Klavierkonzerte 1, 4 Und 5

https://archive.org/details/lp_bach-klavierkonzerte-1-4-und-5_johann-sebastian-bach-edwin-fischer-chambe/disc1/01.02.+Konzert+F%C3%BCr+Klavier+Und+Streicher+Nr.+1+D-Moll+BWV+1052%3A+Adagio.mp3


Bach: Six Sonatas For Violin And Harpsichord

https://archive.org/details/lp_bach-six-sonatas-for-violin-and-harpsichor_johann-sebastian-bach-robert-gerle-albert/disc1/01.01.+Sonata+No.+1+In+B+Minor+For+Violin+and+Harpsichord%2C+(S.+1014)%3A+Band+1.+I.+Adagio+II.+Allegro.mp3


The Well-Tempered Clavier:  Books One And Two Complete

https://archive.org/details/lp_the-well-tempered-clavier-books-one-and-t_johann-sebastian-bach-joo-carlos-martins/disc3/06.03.+Book+One%3A++24+Preludes+and+Fugues%3A+No.+24+In+B+Minor.mp3

バッハの麻薬的魅力がたまらない。特に「The Well-Tempered Clavier」。


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ついにマイナンバーカードを申し込む。スマートフォンで申し込むとすごく簡単にできるようになっていた。これは評価する。

でも、受取時には暗証番号を入れるために交付窓口まで来いというのは、どうかと思う。画竜点睛を欠くとはこのことだ。これもスマートフォンで出来るようにして欲しい。

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総会の準備。議案説明の検討、司会進行手順確認、会場レイアウト。

準備が整った。明日の司会進行で今回の理事長業務が終わると思うと嬉しくなり、夕食時に珍しく(正月以来か)発泡酒をいただく。一缶だけ。

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東浩紀『ゲンロン戦記 「知の観客」をつくる』(中公新書ラクレ)を読む。オモシロイ。ALL REVIEWS運営の参考になるだろう。聴衆も育てる……というところがいい。



2021年2月26日金曜日

確定申告プロジェクトを起動しながら、懐かしいLPの聴けるサイトを発見する

やっとはじめた。普段より始動がかなり遅いのだが、いろいろ忙しい日々が続いたので仕方ない。

昨夜から準備を始めた。本日までの実績。

(1)必要書類を集める。

たいていは、入手するたび一つの引き出しに入れてある。健康保険組合から、医療費の集計を入手する必要はある。健保のHPに行ってみると、今年はxmlファイルをダウンロードして、医療費控除の入力時に使えと書いてある。ダウンロードした。


(2)青色申告を廃止する手続き。

調べると次の3つを提出する必要がある。

1)所得税の青色申告の取りやめ届出書

2)個人事業の廃業届出書

3)給与支払事務所等の廃止届出書

これらは国税庁のページから書式をダウンロードして印刷した。


(3)上記3つは確定申告書を提出するときに、一緒に出せばいいのだろうが、少し自信がないので、税務署に電話で聞こうとしたが、話し中でつながらない。いいことにして、書類作成を来週月曜に開始する。2日もあればできるだろう。(追記:夕方もう一度電話し、サービス窓口の税理士さんに聞いたらそれでいいでしょうとのこと。)

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来週火曜日のメルマガ巻頭言原稿を書き始めた。題材は決まっており、昨日までのブログでメモは書き溜めてある。整理するだけ。

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少し気が楽になったので、音楽を聴くことにした。Twitterで教わったInternet Archive中のページに行ってみる。最近LPレコードのコレクションが充実してきた。ここはたとえば、ボストン図書館のLPレコード・コレクションをデジタル化して公開している。素晴らしい。一挙に自分のLPレコードが6000枚増えたようなもの。実物が6000枚あったら、自分の居る場所がなくなるが、これだと大丈夫。ディスコグラフィが充実しているのも楽しい。https://archive.org/details/unlockedrecordings?&sort=-addeddate&page=14

この時代のLPは懐かしい。

このサイトは、自分のブログの「読書、執筆環境」ページに追加した。https://hfukuchi.blogspot.com/2020/12/blog-post_4.html


2021年2月25日木曜日

校正には上手に削った柔らかい芯の鉛筆と良い消しゴムが必須だそうです

昨日借りてきた、メアリ・ノリス『カンマの女王』(有好宏文訳 柏書房)を読む。副題は『ニューヨーカー』校正係のここだけの話』となっている。


意外に饒舌な文章。そして英語の細かい話題には半分くらいしかついていけないので、参考になるというより、読み物として面白い。第10章の「鉛筆狂のバラード」は校正とは直接関係ないお話で、最も面白い。携帯型の2穴の鉛筆削りを愛用しているらしいが、普通色鉛筆用となっている側の穴は、芯を削るためのものとして使い、他方を木部を削るのに使うという。これは彼女の流儀だろう。校正作業で細かい字を読みやすく書くための工夫だろう。芯の硬さは「B」が良いとおっしゃる。


著者が出演しているTEDビデオも観た。

https://youtu.be/rToBZSrxjgM?t=6

本と同様に英語の校正の話をしているが、なかなかついていけない。

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マンション管理組合の理事長宛の報告書や、理事会議事録や、他の書類を整理した。余分な封筒などを捨てたが、ダンボール8分目くらいある。大きく分類し、そのなかは基本時系列にならべた。総会前の準備その1だ。

床屋に行き、仏壇の話や子供(や孫)の教育の話を一時間する。髪を整えたのは総会前の準備その2。

2021年2月24日水曜日

読者に深い影響を与える種類の書評にはエピソードが必要だろう

安野光雅『語前語後』(朝日新聞出版)を読み始める。著者は昨年末に亡くなったばかりだった。最近は訃報に接するとお幾つだったかを調べ、その歳に自分も寿命を迎えるとしたら、後何年生きられる勘定になるのかを必ず計算してみるのが癖になった。安野光雅さんは1923年生まれ、94歳没なので、計算結果はあと23年となる。20年以上あると少し安心し、10年以下だと不安になる。まだまだ修行が足りない。情けないけどこの癖が治らない。

著者自装のこの本には、雑誌に連載された数行から数十行くらいの短文のエッセイが多数含まれる。『エセー』に似ているが、内容は軽いものが多い。すらすら読める。ブログのようでもある。日記のようではない。軽やかな書き方が参考になるだろうという下世話な理由で借りた本である。

読んでいて楽しいが、本を閉じると内容をあまり覚えていない。数行の短い文章だと、内容を読者に刷り込むお話(エピソード)が書き込めないからだろう。事実や意見の羅列だけになってしまうからだ。これはこの本の価値を貶める話ではない。この本の目的、読んでいる間だけ読者を楽しませること、とは違うからだ。

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夕方、図書館に行き、更に6冊本を借りる。どれも予約していたもので、ALL REVIEWSやデジタル・ケイブでその存在を教えてもらったものばかりである。歳を加えてくると、新しいものに関心が持てなくなってきている。新聞や雑誌の書評記事などをなるべく読むようにしているが、知人や尊敬できる評論家からの口コミで紹介してもらった本は、気にいるつまり最後まで読む確率が高い。そしてその紹介にも「エピソード」が必要と思われる。若い人に講義をする時、実感していたと同じことだ、時には人工的に(講義中のゲームなどで)作ったエピソードを使う場合もあった。

これは「書評」にも通用する話と思える。

2021年2月23日火曜日

『この1冊、ここまで読むか! 超深掘り読書のススメ』で対談書評の面白さを味わう

オモシロイので買ってくだされ。

『この1冊、ここまで読むか! 超深掘り読書のススメ』のまえがき(鹿島茂さん)の一節が心に残る。

ゲストの方々とのトークは本当に刺激的で、ひとりで対象本を読んでいたのでは気づきもしなかった観点や切り口が示されて驚くことがあります。これぞまさしく、対談書評の醍醐味でしょう。

素晴らしい書評を書くのはそれだけでも大変だが、上記のようにその場での対談で書評をするのは熟練の業がいるだろう。禅問答の呼吸が必要だと思う。鼎談書評だとその難しさは「三倍」になるのではなかろうか。もうひとつ引用。

対談の対象本に興味をもたれた読者は、ぜひ書店で実際に手に取っていただきたいと思います。書評の目的は、読まれるに値する本を強く推薦することにあるのですから、これは当然の願いです。そして読み終えたら、もう一度、本書をひもといていただけたら幸いです。理解がさらに深いところまで進むこと請け合いです。

鼎談だろうが対談だろうが個人だろうが、書評を書くのは難しくて、楽しい仕事だろう。われわれ素人の読者にもその楽しさを味わうことはできる。自分で書評を書いてみることだ。書評を書こうと頑張るのでなく、感想や内容の備忘メモでいい。日付と本の題名と、一言の感想だけでも良い。後で読み返すと楽しいし、思考への重要な手がかりになるはずだ。

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昼前に出かけて、昼食から夕方6時ころまで、孫と遊んできた。4月から入園する保育園も見てきた。寝返りを打てるようになって本人も嬉しそうだが、周囲も大喜び。些細なことでも受けとりようで幸せになれる。

2021年2月22日月曜日

プロの本作りの凄さが少しだけわかった😅


『この1冊、ここまで読むか! 超深掘り読書のススメ』の中の、「論語」の回、出口治明さんと鹿島茂さんの対談の、最初の部分の文字起こしを担当した。そのときの原稿と、実際に書籍化されたものとを比較してみた。

(1)対談特有の挨拶部分とか、出口さんの紹介を鹿島さんがしている部分、予備知識を聞き手に与える前置きの話の部分などは、バッサリと省略されている。

(2)話の順序が変えられているところがある。

(3)当日言わなかったが、追加された部分もある。

相当に手が入れられている。これらは、鹿島茂さんと、たぶん出口治明さんと、そしてプロの校正者と編集者が行なったのだろう。

聴衆を前にしたお話と、読んだときによく分かるようにした文章とは、考えてみれば違うのは当然だろう。にも関わらず、一連の文章の固まりは、あまり変更がない。これは、話す方の能力の高さによる。お二人共、人前で話すのに慣れておられるので、文章はそのままで破綻なく成立している。独演の講演なら、原稿の助けがいくらかは期待できるが、対談の場合は即興の要素が出てくるので、難しいだろう。

もっと分析する価値もありそうだし、漱石の講義録などと比べても見たいが、とりあえずの印象は以上。文章を書くことに関して、大変良い経験をさせていただいたと思っている。ALL REVIEWSに関わっていて良かったことの一つに追加しておきたい。

ブログにした後、読み直していたら、もう一つ気付いた。一から原稿を「書く」のと、話してから音声を文字化するのと、どちらも試してみた方が良さそうだ。

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マンション外壁のシーリング補修工事が今日の午前中で無事終了。工事会社の監督さんと一時間くらいだが、いろいろ話せて良かった。そして一年間意外に忙しく神経も使った理事長業務も管理組合総会司会を残してはいるが、ほぼ終了した。さすがにホッとした。今夜はぐっすり眠れそうだ。

2021年2月21日日曜日

『この1冊、ここまで読むか! 超深掘り読書のススメ』(祥伝社)は、いま読むべき本を明確にしてくれる


この1冊、ここまで読むか! 超深掘り読書のススメ』(祥伝社)を買ったので、早速「後ろから」読む。後ろから読むのには理由がある。この本は、月刊ALL REVIEWSの鹿島茂さんと豪華ゲストたちとの対談を書籍化したもの。対談直後の文字起こしをALL REVIEWSの仲間と手分けして行なった。私は、鹿島さんと出口治明さんとの「論語」に関する対談の3分の1をお手伝いした。(この部分には渋沢栄一への言及もある。)

他の仲間と一緒に、奥付の手前のページに名前が載っている。些細なことなのだろうが、誇らしい。そして、文字起こし後の文章と比べると、プロの編集者の手が入ったものは、実に読みやすい。プロの技、恐るべし。良い経験になった。

この本は1600円。鹿島さんとの対談相手と対象書籍は、次の通り。

1.楠木建さん 『NETFLIXコンテンツ帝国の野望』

2.成毛眞さん 『絶望の人類史』

3.出口治明さん 『論語』

4.内田樹さん 『ルイ・ボナパルトのブリュメール18日』

5.磯田道史さん 『日本を襲ったスペイン・インフルエンザ』

6.高橋源一郎さん 『9条入門』

これで、絶対に6冊の本が読みたくなる。しかもそれぞれの対談記事の後には何冊かの関連お勧め本のリストが付いている。したがって、この本を1冊読むと、数十冊の本が読みたくなることになっている。随分お得ではないか。

数日前にこのブログでも書いたのだが、「世の中のコミュニケーションは索引で成り立っている」。この本はその典型と言えるのだ。

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昼前に甥のひでくんが、父と母の位牌を届けてくれた。さっそく、仏壇に納める。ご本尊の木製の阿弥陀如来さま(組み立て式でプラモデルのようで楽しい……)も納めた。今は亡き先祖・家族たちの写真なども。これで、今回のお仏壇設置プロジェクトは終了、と言いたいところだが、場所を失ったモノが周囲に山積みなので、明日以降も片付けないといけない。

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休憩代わりに、デジタル・ケイブ(会員として加入している)、「東えりかさんに聞く! 2020年のおすすめノンフィクション」の生中継を視聴。手にとってみたい本がいくつか出てきた。

『ホハレ峠 ダムに沈んだ徳山村百年の軌跡』

『証言沖縄スパイ戦史』

図書館で予約した。これ以外にもあったが、予約待ち行列が長かったので遠慮した。やっぱりプロの書評家が進めるものは人気が高いようだ。


2021年2月20日土曜日

日記を書くことは苦しい生活の中で人間らしく生きるための助けとなる

午後2時から、高遠弘美先生の連続講座「『失われた時を求めて』で挫折しないために 第1回」を視聴。プルーストの貴重な初版本やご自身の著作などを見せていただいたが、オンライン講座に適した内容だった。淡々とした口調も題材にぴったりで、相当にご準備されたのだろう。頭が下がる。次回は3月13日。待ち遠しい。

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夕方5時半から生中継を観た。全豪オープンテニスで大坂なおみさんが優勝。一貫して強くしなやかなプレーだった。昨年から今年にかけて質の高い練習をしたものと思われる。おめでとう!このようなレベルの高いテニスを観たのははじめてだ。

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今日の「バッハ全曲を聴くプロジェクト」の実績。

Bach Without Words
Anna Christiane Neumann
23曲 • 29分 • Nov 05, 2015
BWV 106、BWV 62、BWV 147、BWV 294

https://music.amazon.co.jp/albums/B017AR5O7Y


レーゼル・プレイズ・バッハ
ペーター・レーゼル
20曲 • 1時間10分 • Apr 24, 2018
BWV826、BVW 846、BWV971、BWV971、BVW 889、BWV828

https://music.amazon.co.jp/albums/B07C5RL81T


Bach: Goldberg Variations (Arr. M. Salcito for Guitar)
Marco Salcito
32曲 • 1時間50分 • Jun 30, 2014
BWV 988

https://music.amazon.co.jp/albums/B00L4XG50G


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『トーマス・マン日記』(紀伊國屋書店)の全巻読破、二回めに入る。今日は1933年から1934年の巻を取り出してきた。付箋を挟んでおいた場所をまず、読む。

1934年2月11日。
アローザでふたたび始めたこの日記の記録は、私にとってはあれ以来一つの慰めであり救いだったのであり、私はかならずやこれを書き続けるだろう。……思い出にふけったり読み返したりするためというよりはむしろ、自分の行動の責任を明らかにし、それを総括し、意識化し、責任をもって監視していくという意味においてである……

このあとの、亡命生活の苦しさを乗り越えるためには、日記が最も重要な役割を果たしたようだ。私のこのブログも、老年の弱さを克服する手段となるように、書いていきたい。