ラベル 朝風呂 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 朝風呂 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2017年2月4日土曜日

朝風呂の思想はとりとめもない 

 「朝起きる→ゴミを捨てに行く→朝飯のしたくと食事→風呂にはいる→掃除をする→仕事開始」 これが通常の順序だが、なんでこのとおり毎日やらなけりゃいかんのか?

 この数日は、食後不定期に起きる腹痛の用心で、食事前にいろいろな用事を済ませることにしている。朝一番は前日夜以降の絶食状態(誰でもそうだ)のおかげで、いちばん元気だ。そこでこの順序になる。「朝起きる→ゴミを捨てに行く→掃除をする→風呂に入る→朝飯のしたくと食事→仕事開始」これでいい。
 ことによっては最初に「仕事」を持ってきてもいいだろう。明日はそうしてみるか? じゃぶじゃぶ。

 そういえば昔アジャイルとかいうものが流行りだしたころ、アジャイルなプロジェクト運営がいいのか従来型の(たとえばWF)運営がいいのかと真面目に議論していたことがあった。
 (わたくしの居たギョーカイだけの話です。ローカルですみません。目的の結果をまずは一部でも手早く出してから、ブラッシュアップしてより顧客の要望に合致した成果物をつくるか、完全と思われる成果物を作るための計画をきちんと立ててから仕事を着実にこなすか、という些細な相違ですm(_ _)m )



 『アジャイルと規律』という本があった。ベームという偉い(これもローカルな話ですが)先生が、アジャイルなやり方も従来型の規律正しいやり方もいいところをとってやりなさい、とものすごくあたりまえなことを言った本である。あたりまえすぎて恥ずかしいくらいでした。
 でもやはり変な人が、「どっちが正しいんですか」などと聞いてきて困った。だいたいそういう人は実際にプロジェクトを動かしたことがない、あるいは動かしたと称して足を引っ張る人だった...かもしれない。

 風呂にはいるまでの順序は、決めておくのが気楽だと考えることもあるし、体の状況によって柔軟に変えるべきだとも思う。ようするにどちらでもよい。ケースバイケース。

 『都市と星』というA. C. クラーク先生のSFがある。(こればっかり話題に出すな? いいじゃないですか、素晴らしく含蓄のある本なのですから。)
 ここで出て来る遠い未来の都市(外部とは交渉がない)の住民たちは、実はメモリー上に記憶されたものを仮に実体化したものである。パーソナリティは永遠不滅。ただし、生殖器官が退化している。未来の農村に住む人達は有限の生命しか持たないが、そのかわり子供を含めた楽しい家族生活を送っている。

 都市の住民だが、外部世界に興味を持った少年アルビンが、村の世界を発見し、はては都市と村を融合させ、宇宙に飛び出すことに夢をはせる。

 ここにもアジャイルと規律の対立と止揚が描かれている、と見ることができる。両者の中に立って悩み、融合を考え、成功したり失敗したりという物語は世界に多くある。(捜してみるというのも今後の勉強テーマにします > 自分 )

 風呂からあがり、遅い朝食をとる。やはりまだ軽めに。今日はスケジュールの関係上一人で食べた。そこで、食べているときにはうるさいTVを消してみた。食事に集中できてなかなか気分が良い。体にも良さそうだ。

 食事のメニューからは最近、化学薬品系の添加物のはいった食品は除いている。自分で茹でた卵なら腹痛は起こさないが、市販のゆで卵のサンドイッチを食べるとすぐ、胃袋がストライキを起こす。すごく感度の良いセンサーが内蔵されているようだ。(内臓だけに、なんちゃって(^_-) )

 敏感すぎる胃袋は、ある意味ではありがたい。体に良さそうなものしか食べられない。長生きしそうである。

2016年11月24日木曜日

読書のやり方に光をあて、改善するのはお年寄りの仕事

全集本の一部。これを読むのは楽しみです。

寺田寅彦全集は1960年ころ、岩波書店からでた四六版十七巻クロース装版を持っている。非常に瀟洒な造りで、読むときに手に取る楽しみもある。寺田先生のエレガントな文章にピッタリの造本といえる。随筆は400くらい掲載され、他に日記(抜粋)や手紙や雑纂も収められている。普通に楽しむには十分な内容。

 青空文庫ではかなり(三百点くらい)の寺田寅彦の文章が電子化されている。それを個別にダウンロードして読んでも良い。「寺田寅彦全集」と称してこれらの電子テキストをまとめたものも何種かある。Kindle版もあるが、安いけれど有償。編集料ということか。目次が本文最初にあり、それから各文章に飛べるようになっている。目次は50音順。安易。Kindleの目次機能をなんで使わないのかわからない。

 出処はおなじだろうが、「寺田寅彦全集」はiBooksでも読める。こちらは無料である。内容はほとんどKindle版と同じ。これは目次はきちんとしている。ただし作品掲載の順序は不明。大雑把には年代順?ハイライト機能やしおり、メモ機能などはKindle版と大差ない。

 寺田寅彦の電子版全集としては、iBooks版に軍配が上がる。ただし、掲載順については改善の余地あり、ただだからいいでしょうと言われそうだが、それはちがう。

 どうすればもっと読みやすいのか朝風呂に入って考えた。目次と作品の配列がフレキシブルであって欲しい。つまり読者の好きな序に読めるようにして欲しい。いまのプラットフォームの上でもこれは簡単にできそうだ。電子図書の編集料をとるならこのあたりを充実させて欲しい。多少高くなっても払います(^O^)

 風呂であたたまりながらもっと考えた。書棚の整理は読書家にとって永遠の課題だ。本の配列も固定化されていてはだめで、読者の状況によって自由に配列が変わるのが望ましい。物理的本棚でも多少は行えるが、多数の本を入れ替えるのは肉体的に辛くなってきた。

 電子本ならここは自由自在にできる、はずである。しかし、まだ未開拓の分野なので、実際にはうまく出来ていない。Amazonのオススメ機能はほんの少しこの理想へ近づいたといえるだろう。ここはAIの助けが必要だし、従来の司書やそれ以上に読書のエキスパートのノウハウを活用したシステムを創るべき場所と思う。個人の嗜好や状況は時々刻々かわるので対応できるシステムにする必要がある。
 
 松岡正剛先生の『知の編集工学』という本がある。文明とは編集であるという、大風呂敷を拡げている本。松岡先生の活動の原点みたいな本。

 読者の立場からすると、どのように読書を進めるかのノウハウも編集技術の範疇に入ってくる。この読書のノウハウは経験を積んだ老人でないとうまく発揮できないし、発揮の仕方を社会に還元するべきと思います。

 夢中で力任せに読む若者のやりかたではなく、抑制されたやりかたで、読書を粛々とすすめる。そのためには経験から来るノウハウとそのノウハウを助けるツールの活用が大切になる。