昨日の「シン・ゴジラ」に続いて、今日は「ラ・ラ・ランド」をAmazonプライム・ビデオで観た。
2016年作品。当時観たいと強く思ったが、経済的事情で後回しにしていた。今回プライム・ビデオで出てきたのは嬉しい。
期待通りの面白い映画。映画女優になろうという夢を持つ女性と、自分好みのジャズを演奏できるカフェを持ちたいというピアニストの男性との恋愛ミュージカル。最後はふたりとも夢を実現できるが、その喜びは人生のほろ苦さにより際立つ。あるいは、人生の苦しさを味わわないと、夢は実現不可能という皮肉な現実。
パリに行く前に「夢追い人に乾杯」とヒロインを演じるエマ・ストーンが唄うが、上記のことを考えると味わい深い。
ロスアンジェルスが舞台だが、「理由なき反抗」で出てきた天文台が映る。「パリのアメリカ人」や「カサブランカ」などたくさんの過去の映画が下敷きになっている。エマ・ストーンの顔も過去の女優たちの顔を合成したような雰囲気にメークしている。
非常にノスタルジックなストーリーと言えよう。二人の夢そのものが懐古趣味だ。
一方、女性の乗り回す車が現代的なプリウスで、男性は古臭い大型米国車(車種は調べてない)なのも、笑いを誘う。
ともかく、文句なく面白いエンターテインメントだった。
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酷暑の中、まだ本をじっくり読む気になれないので、「Hawaii Five-O」の続きも観た。あと、2話で現在視聴可能な第7シーズンもお終い。この暑さが続くと、ひょっとすると、シーズン1から見直すかも知れない(^^)
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