すぐ上には高圧電力線の塔が立っている。見上げると迫力がある。
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まだまだ時間があるので、iPhoneで青空文庫を見て歩く。堀辰雄さんの随筆、『「エル・ハヂ」など』などを読んでいたら、これも「OLD REVIEWS」の材料になりそうだ。アンデルセンの「即興詩人」と「自伝」、それと、これは知らなかったが「南欧游記」(濵田星稜)。「即興詩人」は森鴎外訳と、神西清訳にリンクを張りたい。「南欧游記」は国会図書館デジタルへのリンクとしよう。
「アンデルセン自伝」は真面目に読んでいなかったので、図書館から借りることにした。このあたりまで、出先でiPhoneでできてしまうのがありがたい。
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帰って、「百鬼園戦後日記(下巻)」を読む。さすがにそろそろセンセイも酒を飲むと体に良いとは言わなくなってきている。でも実際には飲み続ける。原稿を書かない理由も、出版社側もわかってきて、箱根の温泉旅館に泊めてやるから書けと言い出し始めた。でもまだ書かない。昭和22年の暮の掘っ立て小屋住まい。
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