終戦直後はジャムも手に入リにくかっただろう

　我が家では「つまらない天気」と呼んでいるが、曇ってときどき雨がぱらつく冴えない天候の一日。

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　いろいろ家事に専念。布団たたみと食事の支度と風呂を沸かすのは毎日だが…。

　まず、第一第二日曜の資源ごみだし。今日は量は少ない。雨の晴れ間を狙って出しに行く。駅前のロータリーまで。

　先日届いたダンボール箱で、古いデスクトップPC本体を梱包。重さをはかってみたら13キロ(T_T)。持ち上げるのは嫌なので倒した状態で箱に入れ、起こす前にガムテープで底を貼り合わせる。この状態から起こしてやる。このほうが楽なのかどうかはわからない。スペースがあるのでいらないケーブル類や動かない携帯CDプレーヤーなど押し込む。これは明日集荷に来るはず。金メダルになるのが楽しみだ。

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　昼食後、カリンのジャムを作る。２回目なので前回の反省を踏まえて、丁寧に旨いものを作ろうと努力した。
　カリン一個を先にまるごと茹でて皮を剥きやすくする。芯のまわりの硬い繊維質部分をできるだけこそげ取る。果肉はできるだけ薄くスライスし、すぐ塩水につけてアクを抜く。グラニュー糖は果肉の重さの６割くらい使う。グラニュー糖を果肉にまぶし水が出てくるまで放置してから弱火で煮る（水は加えない）。種とその外側の部分を別途水で煮るが前回より水の量を少し増やす。これは種をこして薄いゼラチン状の透明な液体にして、ひと煮立ちしたジャムに加える。
　夕食の買い物の際にレモンを買ってきて、三分の一くらいのレモン汁をジャムに加える。風味が増す。

　こう書くと手間がかかるようだが、果肉をスライスしたあとは片手間にできる。
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　グラニュー糖が溶ける間、黒澤明監督の映画「まあだだよ」をビデオで観る。二回目だが、このところ百閒先生に凝っているので面白く観た。香川京子が奥さん役なのだが、演技がうまい。黒沢監督も一回もダメ出ししなかったのだとか。松村達雄はちょっとソフトすぎる演技かなと思うが、猫を可愛がるシーンなどではそれが効いている。

　これは２００２年に撮ったノラ猫。

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　ジャムは明日舐めることにした。