『荷風と東京『斷腸亭日乗』私註』(川本三郎)の続きを読む。
198頁。
大正12.5.19。本所深川方面を歩く。「裏町」の文学散歩。旧津軽候屋敷跡など。
199頁。
明治42年「深川の唄」、「大窪だより」。青空文庫にある。前者では電車で体をゆすられる快感を述べたりしている。
203頁。
「雪の日」(昭和19年)、落語家に弟子入りして修行中の淡いできごと。
204頁。
「日和下駄」、昭和10年「深川の散歩」、「元八まん」。
208頁。
深川から江東の新開地、砂町や荒川放水路に足が伸びる。
212頁。
「放水路」昭和11年、露伴の『讕言』、釣魚紀行。
218頁。
『おもかげ』には堀切橋の寫眞が載っている。
219頁。
「風景」を芸術家が「発見」する。例:『草枕』、ターナー。
220頁。
「ふらんす物語」の「船と東(車の誤植か)」。言葉を通して風景を発見。
225頁。
砂町や元八まんへ……(ランティエあたりまでとぶことにする。)
以前は、下町に住んでみたがあわなかった。今回は山の手に住んで、下町とその郊外を散策する。芸術家の目で風景を楽しむ。
***
午後は、森まゆみさんんの『深夜快読』(筑摩書房)を読み終えた。
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