「Internet Archiveで昔のLPを聴く」プロジェクト。
Scottish Fantasy / Concerto No. 5
『アインシュタインの戦争 相対論はいかにして国家主義に打ち克ったか』(新潮社)を、しばらくの中断後、本格的に読みはじめる。
中断の原因は、この本の注釈が本の巻末でなく新潮社のWeb上にあり、日本語化もされていないため、読むのが煩わしかったことだった。でも、限られた期間と資源のなかで出版するのは大変だっただろうと、みずから態度を軟化させた。100頁ほど読み進めたが非常に面白い本なので、注釈の件は気にならなくなってきた。次善の策というのはあるもので、認めなくてはならない。
印象的なのは、アインシュタインのハチャメチャな行状。天才にありがち。
一方、エディントンは秀才タイプ。クエーカー教徒だったのもその謹厳実直さに貢献していそうだ。貧しい生まれだったので、英国の(上流)学者集団のなかで、裃を脱ぐ暇がなかったと思える。
0 件のコメント:
コメントを投稿