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昨日、黒田さんの本を読んで影響されたので(影響されやすい性格の私😊 )『巴里のアメリカ人』(1951年)をAmazonPrimeビデオで観る。今朝観終わった。昔観たことがあるので、英語の勉強に最適と思ったのだが、甘かった。ストーリーに引き込まれてしまい、英語の勉強にはまったくならなかった。
主人公とその親友のピアニストは、たぶんガーシュインのことが投影されているのだろうと思った。(若い時観た記憶では、そんなことは考えなかった。良く言えば年の功、悪く言えば耳年増。)以下、ネタバレ注意。
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そこで、同じくAmazonPrimeビデオで『アメリカ交響楽』(原題 Rhapsody in Blue 1945年)を観た。これは初めて観た。最初の方でアル・ジョルソン(本人)が黒塗りの顔で出てくるのにドッキリした。調べると当時はこれはまったく合法で(それはそれでひどいが)あったという。ともかく、ガーシュインの激しくて素晴らしくて悲しい生涯のイメージが湧いた。1時間50分ごろに、Max Dreyfusがジョージ(ガーシュイン)に、「お前には4つの顔がある。売れっ子の作曲家、夢を追う男、成功の階段を登った男、ジュリー(結ばれなかった恋人)と一緒の男」と言う。
私見ではこのうち、「成功の階段を登った男」以外の「顔」は、『巴里のアメリカ人』の二人の造形に利用されている。ガーシュインはジュリーと結ばれなかったが、ジーン・ケリーはレスリー・キャロンとは最後の最後でうまくいく。もうひとつ、ガーシュインはブルックリン生まれ……。
なお、クラシックのピアニスト、オスカー・レヴァントは両方の作品に実名(?)で出演している。道理でピアノが上手い。これ、豆知識。
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ガーシュイン熱が上がり、以下の2冊を図書館で予約した。
ハンスペーター・クレルマン/著 渋谷 和邦/訳『ガーシュイン 大作曲家』(音楽之友社)
ジョーン・ペイザー/著 小藤 隆志/訳『もうひとつのラプソディ ガーシュインの光と影』(青土社)
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この他、ガーシュインの曲をいろいろ聴きまくらなくてはならない。まずはこれからか。
Jazz.
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