今日の状況
- 8時 35.7度
- 16時半 シャワー
- 17時半 36.3度
- 21時 36.2度
- まったく平熱。咳と喉の痛みは時々ある。気分は良い。
免疫力がウイルスを克服しようとしているのか。
***
寝床から窓を通して空の一角を見つめる。薄い水色の空に白い薄雲が流れて行く。わずかな範囲だが外の空間と自分とが繋がりを持てる。
これさえ眺めていれば後は何もいらない。あるいは眺めていることしかできない。このような境地に陥る、または辿りつくのにはそんなに長くかからないだろうと予感した。
そんな状態になってからもできることはいくらでもある。
マサコ・ムトーさんの雲の絵の本、病室から見える僅かな空の色を描いた。娘さんのヒロコ・ムトーさんによる、『雲日記』(海竜社)
これ。
他の2冊も必読。私の実の姉もどこかで出てくるらしい。
『手のひらのしあわせ』(PHP研究所)、『一度しかない人生だから』(海竜社)。
コロナのおかげでかえって個人の世界は拡がることもある。人間の心のとらえる世界の不思議な豊かさ。
***
高梨光司の『読書雑記』。本を買いまくる著者を優しく支えた母親に捧げられた本。木村兼葭堂と塙保己一との交流の可能性も説いている。これによると木村兼葭堂は出版もしたらしい。
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1176265 |
この本、自分で復刻(?)してみたくなった。もちろん本来読もうとしていた『兼葭堂小傳』なども。
***
夕方、シャワーを浴び、ついでに私としては久しぶりに風呂掃除もした。「風呂掃除と老いの関係」というテーマを考えた。老いの段階が進むにつれて、隅々の汚れに気づいても掃除する気力がない。汚れに気づかない。汚れを掃除して落とすという発想がなくなる。そもそも風呂に入らない。常に汚れに気づいて気力を持って掃除すればいいのだ。風呂の掃除という考え方を概念図式化して脱衣場に貼っておくか?それを見ろという張り紙もトイレに貼っておく。
まるで、『博士の愛した風呂掃除』。
***
雲の流れを見て、多分そうだろうと思っていたが、夜21時頃雨が降り出した。悪くない。
0 件のコメント:
コメントを投稿