ハイドンの曲が好きなのだが、彼の人となりさえもよく知らない。そこで子供向けの読みやすそうな本を探した。
https://archive.org/details/franzjosephhaydn0000summ/mode/1up?view=theater
ハイドンの奥さんが夫の仕事をぜんぜん理解せず、夫がせっかく書いた楽譜を焚き付けにしてしまうのが、残念でもあり笑えるところもある。偉人の奥様は損な役回りを演じることが多いのかも。
ハイドンが、60近くなり宮仕えを引退し年金をもらって、自分の好きなものを作曲できると喜ぶところも、大共感できた。ハイドンがますます好きになる。
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明け方、神保町のPASSAGEに行った天然色の夢をみた。
確かに本の持ち込みでごった返している。なぜか息子も来ていて大きな本を上の棚から取り落とす。損傷はなかったので胸をなでおろす。自分の棚は整理用に使われているので納品しないで帰ることにした。Yuiさんはお急がしそうなので挨拶しないで帰る。無動力のスクーター(スケーター?)に二人乗りして帰る。こちらが帰り道なのか?東小金井という標識があり、なやむ。
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「次世代デジタルライブラリー」であそんでみた。
まだβ版のようだし、検索できる対象は限られているとのことだが、素晴らしい。研究の入り口にはもってこいだろうし、読書好きな年寄りには福音と言える。長生きしていると良いことがある。コロナ禍の引きこもり生活が「楽しい」と思える。
義父の名前、「三浦宗太郎」で全文検索し、出てきたもののうち『東奥年鑑(1931)』を見ると……私の社会党好きの思いがよみがえる。
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午後は、辻邦生さんが死の直前に構想した「浮舟」の話、源実朝そのひとと宋に行こうとした彼の作らせた船の話を自分なりに調べる。斎藤茂吉や土岐善麿の書いた源実朝の本を国会図書館デジタルコレクションでななめ読みした。彼らは実朝の和歌の件に注目していて、「浮舟」についてはマジメに取り上げていない。もっと他をあたらないといけないか。
『背教者ユリアヌス』に通じるところがありそうな気もしてきた。
実は「浮舟」を自分で書いてしまおうという内緒で不遜なのぞみも持っている。
「浮舟」については辻佐保子『辻邦生のために』(中公文庫)176頁を参照。
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