「アルフレッド・コルトー」(ガヴォティ 遠山訳 2012年 白水社)を読み始めた。典型的伝記本なので、読みやすい。
25ページ。コルトーが学生のときに先生(ショパンの弟子)が、ショパンは怒ると意外に荒っぽかった。病的な側面と力強い側面があったと言って聞かせる。コルトーはかえってショパンのことを身近に感じる。
42ページ。ピアニストは作曲家のそばにいる霊媒である。機械的に弾くのでなく芸術的に弾かなくてはいけない。
44ページ。コルトーと学友は音楽院のきびしい授業の合間の休憩時間に大家の楽譜を読むなどの「音楽をしながら」休憩する。
なお、優等で卒業するときには「やっと(真の)音楽ができる」と言ったらしい。家が狭いのでプレイエルのピアノ以外にももらえることになったエラールは辞退したらしい。プレイエルにしたのはショパン愛用のピアノだから…
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先週に続き台風サンデー。
台風の雨で出かけられない時に最適な音楽。— 隠居老人こと福地博文 (@hfukuchi) 2017年10月29日
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Chopin - The Piano Works/Nocturne op.9 No.2... (recording of the Century... https://t.co/Aw6E8Q135r @YouTubeさんから
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よる10時半。もう夜空は晴れ上がっている。
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