前半はPCで読んだのだが(ジャパンナレッジ)、途中挫折。後半、明治9年からの九年間の英国留学以降を、図書館で借りてきて一気に読み終えた。最近のサンスクリット熱の影響もある。
晩年に病を養いながら毎朝一時間、三年間かけて書いたもの。これだけでも凄い。書くことで命を繋いだ節も有る。
サンスクリット語の具体的な話はないので、それを期待すると(私のこと)すこしがっかりする。しかしオックスフォードの梵語学の泰斗ミュラー博士など知りたい人物も登場する。森有礼の「豪傑」ぶりも愉快。
日記や旅行記が好きなので全体としては非常に面白かった。
***
夜はNHK-TVで「人体」を観る。面白いが、人体の精巧さに驚嘆しつつその不調時の影響に怖さも覚える。
面白かった。— 隠居老人こと福地博文 (@hfukuchi) 2017年10月1日
脳中心なのではなく、各臓器がすべてメッセージを発信・受信しながら協調するという人体の複雑なネットワーク。 https://t.co/pGPeMy6WDq
0 件のコメント:
コメントを投稿