「失われた時を求めて」読書は淡々と続く。時代背景もだんだんとわかってくる。「ドレフュス事件」など。
***
途中で浮気して、中村真一郎先生の「木村蒹葭堂のサロン」の序文と奥様の後書きを読む。孤独を逃れるために「知の共和国」を探す「旅」をしたことに、同感を禁じ得ない。
自分の面倒は自分で見るしかないのだが、心の通じ合う同好の士がいるに越したことはない。SNSにこれを求める人も多いだろう。
木村蒹葭堂のことは前にもこのブログで書いたが、早くから隠居し、多くない収入で、万国の博物を収集したリ、多くの知識人を集めたサロンを開いていた。理想の人生を送った人物。
***
夕方、インターフォンが鳴り、郵便局の方が、本を届けてくれた。年末に頼んでおいた、Mireiile Mathieuの自伝「Oui. Je crois」だった。古本。送料込みで19.98€。結構分厚い。490ページ。
フランス語は「分かる」という程度には程遠いが、よく知っている歌手の自伝だし、なんとかして楽しみたい(*^^*)
0 件のコメント:
コメントを投稿