2019年1月16日水曜日
「アイテム」集めをするのはゲームだけでいい
「自転車泥棒」、半分まで読んだ。216ページに「シャドウ・オブ・ユア・スマイル」というJazzの曲名が出てくる。このような「アイテム」を見つけると、私は「子供」なので、すぐ調べたくなる。まあ、このアイテムは知っているのでYoutubeで聴いてみたりする。無限の時間を費やせるなら、このような読書方法も良いだろう。しかし人生は有限だ。そして感興や記憶の鮮度はあっという間に落ちていく。
「シャドウ・オブ・ユア・スマイル」を聴き込んで、その雰囲気を思い浮かべられるなら、どんどん読み進めないといけない。活字から想起されるイメージはどんどん薄れていく。消える前に次のシーンに突入しないといけない。フロー状態にならないといけない。
本を読むと、細部に拘って、どんどん調べていくうちに無限地獄に落ちる…と昔、あるカイシャの先輩に言ったことがある。「理系のひとはそうですよね…」と彼は否定も肯定もしなかった。でもいまわかった。そんな読み方は少なくても文学の世界では許されないとおっしゃりたかったのだ。
最近、本を読むスピードが落ちているのは、「アイテム」にこだわるから…とわかった。(諸説あります…。)
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横綱稀勢の里が、怪我には勝てずついに引退。ご苦労様でした。これからも応援したい。
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