2019年8月2日金曜日

猛暑の中の読書と、昭和酒場研究会

『オデオン通り』読み終えた。かなり飛ばした。シルヴィア・ビーチは「友達」として、少しだけ出てくる。

***

朝、寝床勉強で、漱石の読んでいたロンブローゾの『天才論』を捜してみた。国会図書館デジタルで読める。Amazonでも古書として改造文庫版が6万5千円で、出ているのには驚いた。

人は突然狂気に襲われるのではないかという気がする。それを結果としてどう評価するかが世の中としての問題になろう。素晴らしい芸術作品を生むこともあろうし、残忍な結果をもたらすこともある。これを漱石は『文学論』などの著作中でどう解釈しているか探ってみたい。


***

11時半(!)から、「昭和酒場研究会」。先年亡くなったIさん以外のメンバーが久しぶりに揃った。元気でいるうちは集まりたいものだ。今日は猛暑だったが、会場のそば屋さんは涼しかった。ざる天ぷらそばがうまい。記念写真も撮った。

もうひとりのIさんに、内田百閒の文庫本をまた10冊強頂いた。ありがたし。


0 件のコメント: