2022年4月4日月曜日

PASSAGE by ALL REVIEWSで、自分の書棚の本と他の棚主さんの書棚の本との、コラボレーションという楽しみをみつけた

今日はPASSAGE by ALL REVIEWSのお手伝いに駆けつける。開店前に少し時間が会ったので、日曜日でも営業している澤口書店さんを覗いてみた。一通りみているうちに、岩波書店の『漱石全集』の端本、第十三巻が目についた。この巻は漱石の日記が収録されているので「日記文学」書棚の経営者としては見逃せない。価格を確かめると「!」と思うくらい安いし、状態も悪くない。迷わず購入。重いがそれを補って余りある喜び。そのまま書棚に入れようかと思ったが、少し手元で可愛がってから……と思って、持ち帰ってきた。まだ、よくみていないので、後日ここでご報告をする。


他に『堀辰雄全集』や『島村利正全集』の揃いがあり、つい買いそうになったが、踏みとどまった。

鹿島茂さんのご提供の素晴らしい机は最近「陳列台」として使用されているが、今日は私の(BOOKS_HIROの)本を中心として並べて良いことになり、「日記」をテーマとした陳列をさせていただいた。援軍として他の棚主さんの棚から何冊かを選んで並べることにした。店内の本を眺めて、これらを選ぶのはとても楽しい。並べた結果を眺めるのも楽しい。これをよく考えると、PASSAGE by ALL REVIEWSの存在価値……といったところに話が発展しそうだ。こういう経験ができるのは、棚主の特権だろう。


閉店間際に、お隣の古書店「虔十書林(けんじゅうしょりん)」の、御主人が突然いらっしゃった。いろいろ書棚を見ていただき、このPASSAGE by ALL REVIEWSの試みはオモシロイと褒めていただいた。15分ぐらいお話できたのでとても参考になったし、嬉しかった。今度はこちらから「虔十書林」にお邪魔して、もっとお話を聞いてくるつもりだ。

ところで、「陳列台」の本は一冊、ある方にご購入いただいた。『言葉と歩く日記』。早速補充の手配をする。

今日のレジ作業で勉強したこと。「Quicペイ」はPASSAGE by ALL REVIEWSでのお支払いに使用できる。これは店頭に書いてあるし、皆の常識であるらしい。私は恥ずかしながら今まで「Quicペイ」を使ったことがなくどのようなものかを知らなかった。今日の会計で2度ほど使用する方がいて、独力ではお客様の対応ができず、店長の助けを仰いだ。クヤシイので、帰りの電車でその何たるかを調べ、帰宅して自分のiPhone(7P)で、クレジットカードを登録して、今後使用できるようにしてみた。明日も行くので、これでPASSAGEトートバッグを買ってみることにした。(大蔵大臣のお許しが出た。)

話は前後するが、書棚の貼り紙なども更新した。他の棚主さんとも、レジ業務がない時を狙っていろいろとお話できた。「一山青書房」さんの作られた本の紹介パンフレット(ブックガイド)は大いに参考になった。棚主の自分としては実り多い日だった。店長はそうは思わないだろうが。m(_ _)m

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