2019年2月11日月曜日

「月刊ALL REVIEWS友の会」の収録立ち会いでまた読むべき本が10数冊増えた^^;

 「月刊ALL REVIEWS友の会」の収録に立ち会う。トヨザキさんと牧眞司さんの対談。これまたオモシロかった。

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 出かける前に書いたFacebookへのコメント。
「豊崎由美さんの『ニッポンの書評』オモシロイです。
いままで知りませんでしたが、「崎」でなく「﨑」とお書きするのがタダシイらしいですね。すぐには変換できないけれど。この本の表記は「﨑」になっています。
ネタバレ書評はダメとおっしゃることに賛成し、貶す書評もいただけないとおっしゃるのにも賛成。
最後の大澤聡さんとの対談を読んで、書評の歴史をもっと勉強したくなりました。」

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 お二人の本をお守りに鹿島スタジオにでかけた。前回は広尾駅から歩いたが、今回は表参道から歩いてみた。途中の風景はいいが、遠い。


根津美術館


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 YUIさんの中継のための工夫。100円ショップで売っているパラボラ(要するに洗い物用ボウル)でWiMAXの電波強度を上げるのだとか。うまく働いたらしい(*^^*)



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 内容はおいおい書くとして、今日の収穫。つまり読みたくなった本のみ忘れないように書いておく。
 (1)課題本。ペレックの『パリの片隅を実況中継する試み』(水声社)これはAmazonさんでなく書店で取り寄せてもらうのが良い。
 (2)ペレック『煙滅』。eを使わないで書いた本ってすごい。
  (これはその場で図書館に予約を入れた。)
 (3)ペレック『物の時代』(これは図書館にある。次に借りる。)
 (4)ペレック『Wあるいは子供の頃の思い出』
 (5)ペレック『人生使用法』
 ペレックはポーランド系のユダヤ人だそうだ。

 「われわれが今暮らしているこの世界は、実は誰かがすでに記述したものではないのか…」というお二人のコメントが気になってきた。あとで、ビデオを観て、もっとこの話題を追求したい。

 (6)ゼーバルトの本
 (7)ビュトール(は危ない=絶版になりそう)の本
   (『心変わり』の牧さんの書評はここ。)
 (8)ピンチョンの陰謀小説
 (9)バーセルミの本
 (10)木下古栗の本

 この流れでいうと、内田百閒は外せないと思いはじめた(自分だけ)。
 
 他、SF関連最近の必読本(ワインパーティーで牧さんへ質問したものへのお答え)
 (11)『カルパチアの城』(ヴェルヌ)これは鹿島先生もオススメでした。
    (これは後で調べたらスゴイ。鹿島先生のALL REVIEWSでの紹介あり。)
 (12)チャイナ・ミエヴィルの本
    (たとえば『言語都市』がALL REVIEWSに紹介されている。)
 (13)テッド・チャンの本
    (『あなたの人生の物語』がALL REVIEWSに紹介されている
      雑談としては昔の空飛ぶ円盤のほうが格好良かったね^^; 
      というお話。)
 (14)アンディ・ウィアーの本
    (映画『オデッセイ』の原作、『火星の人』の紹介はここなど。)

 おかげさまで、未読本が山積みになった。嬉しい悲鳴。そして、SF熱がぶり返しそうだ。これは大変だ^^;

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 トヨザキさんの、お住まいが本で溢れてしまうので、ALL REVIEWS友の会で図書館的オフィスを作って管理してくれれば、蔵書を提供するという、冗談のような本気のようなお話。ぜひ検討したい。

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 寒い中出かけてきたら疲れたので、今日はこれまでにいたしとうございますm(_ _)m

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