2019年7月9日火曜日

まさに波瀾万丈→『真実 パトリシア・ニール自伝』

『真実 パトリシア・ニール自伝』を読み続ける。いよいよ、重大な運命が待ち受ける悲喜こもごもの時代に入ってきた。

ついに、子どもが授かった。長女。ダールはものすごく子煩悩な面を見せた。でも、やはり基本的な世話はパトリシアがしなくてはいけない。はじめての子育ては大変。もちろん、女優業は続けている。当時の状況ではさぞかし大変だっただろう。もちろん、ベビーシッターは必須。次女も生まれ、待ち望んだ長男も。

この間、ゲーリー・クーパーと一度会っているが、別れを確認するにとどまる。しばらくして、クーパーはガンで死去。やはり、大きな衝撃を受けた。

子供の件で、不幸が続く。生まれたばかりの長男が交通事故にあい、なんとか命はとりとめたが、水頭症になってしまった。細心の注意をはらって育て続ける。ダールが脳にたまる髄液を排出する、医療器具(バルブ)を発明する。効果があった。

不幸が続く、長女が風疹をこじらせ、一晩で亡くなってしまう。

良いこともあった。映画「ハッド」(ポール・ニューマンと共演)で、主演女優賞をもらった。「オスカー」をもらったわけだが、これも子供のひとりと数えることにした。直後に、三女が生まれた。

https://archive.org/details/Hud1963


三女の世話に心を砕くパトリシアに、最大の危機が訪れようとしている。真面目すぎてストレスがたまって、きっと血圧が上がっていたのだろう。続きはまた明日…

***

メールレター『週刊ALL REVIEWS Vol.4』が本日リリースされる。HTMLソースの編集を、少しだけ手伝った。受信者数は先週からは微増。このブログを読んでいる方で、申し込んでない方は、ぜひぜひ申し込んでください。毎回(というか私の回をのぞけば)素晴らしい巻頭言が読める。もちろん、書評掲載の最新ニュースも。
このブログ画面の(PCの場合)右上に、申し込みページへのリンクが用意してある。4649。

***
夕方、また買い物ついでに図書館で2冊借りてきた。


0 件のコメント: