昨日の遠出のつかれで、今日はおとなしく読書。
南木佳士さんの短編集「ダイヤモンドダスト」を読んでみた。
「阿弥陀堂だより」に感激して、南木さんのものを読んでいる。すでに読んだ「草すべり」に続けて読む短編集だ。
疲れた医師だけでなく疲れた看護士も出て来る。医療の現場も他の仕事と同様、思うに任せぬことのほうがおおそうだ。人の命に関わる仕事だけに、その影響はおおきく個人にのしかかる。
自然と、心や体を病む医療関係者もでてくるのだろう。病み上がりの心もとない感じがよく書けている、と思う。自分も先日、簡単では有るが手術入院をしたつらい経験と照らし合わせながら読んでいる。
つぎの南木佳士の本も注文した。「海へ」。
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