実はあまり期待しないで買ったのですが(しかも中古で)、これは面白い本でした。
小説の場合よく、読み終わるのが惜しいので少しづつ読みたいがつい読みふけってしまい、結局すぐ読み終わるということが有る。この本も、言葉をテーマに、日記風に書いたエッセイだが、そんな本にしては珍しく約一日で読み終わった。たくさん赤えんぴつで印をつけた。
日本語と外国語についてもまた勉強したくなった。参考になりそうな本も紹介されている。「日本語に主語はいらない」、「英語にも主語はなかった」など。英独仏などの言語圏で発展した文法は、世界ではあまり通用しないのだそうだ。
「言葉と歩く日記」のいいところは、巻末に「この本で紹介された本」として100冊位の本が紹介されていること。そのうち数割は興味があるので、このあとが大変だ。図書館や安売り古本に出ていないか調べる作業が待っている。
多和田さんの他の本も読みたい。とりあえず、安く出ている芥川賞受賞作品を注文した(^^)
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年金が入ったので、ひさびさに床屋に行きさっぱりした。
レコードプレーヤーのまわりを片付けて、これもひさびさだが、LPレコードを聴く。50年前のLPでもまともな音が出るのが嬉しい。
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