2018年6月21日木曜日

百科事典を楽しんで読めるのは子供だけか?

 家人の撮った夏至の日の夕焼け。この時間は自分は飲んでいて撮れなかった(^^)



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 「オラクル・ナイト」(ポール・オースター 柴田訳 2010年 新潮社)を早くも読み終える。もっとじっくり読むべきだが、つい、ストーリーを追ってしまう面白さ。

 暴力も不倫も病気も、もちろん失踪もあるオースターらしい道具立てだが、なぜかどこかにユーモアもただよう。作中作という手段を活用しているせいかも知れない。

 オースターの小説をまた図書館システムで予約した。やはり、30冊前後あるものを全部読むことになりそうだ。

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 思い立って、昨年譲り受けた百科事典の一冊をひもとく。リンドバーグの伝記を読んで以来興味がぶり返した「飛行機」の項を読んでみた。もちろんNYPは載っている、絵も載っている。





 子供の頃に百科事典を読むのに熱中したことがある。特に飛行機や船や自動車の図解を読むのが好きだった。そのころ読んでいたのは平凡社の「国民百科事典」、コンパクト(7巻)でよく売れた。百科事典ブームの父がのせられて、買ったもの。他に筑摩の日本文学全集や、新潮社の世界文学全集もあった。

 夏休みに人のいない応接間で読みふけったのを思い出す。じつは皆大学受験生のときに実家の火事で焼けてしまった。

 今日読んだのは、その後買い直した百科事典だ。ジャンル別になっていて「読む」には適している。

 こういった普及版の百科事典程度の知識でも、日常の生活には役に立つ。一方、それ以上に深く知識を追求しなかったのには、残念な思いがある。

 アイザック・アシモフのように割り切って百科事典の知識を振り回すほうが精神衛生上はよさそうだ。

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