『ある作家の日記』をもっと面白く拾い読みするために、ウルフの人となりをもっと知りたくなり、Youtubeでビデオをいくつか見る。『ダロウェイ夫人』の一部と書斎のウルフを描いたノンフィクションとドラマの融合したようなビデオが面白かった。そして最初と最後のシーン、海岸の夜明けと日没の映像が美しい。英語も字幕を出しながらだとよく分かる。
https://youtu.be/jYySvYKGong?t=22
作家の日常の描写では、いつもタイプライターやペンや鉛筆、机や膝の上での筆記用の板などが気になる。このビデオではどれもしっかり描写されていて、そこも気に入った。板に関して言えばトーマス・マンと同じようにして書いていたが、当時では当たり前だったのか?
神谷美恵子はウルフの病歴と創作の関係について調べたかったようだが、ウルフの「書くこと」に対する信仰に近い傾倒ぶりに、最初に惹かれたのではないだろうか。
こうなってくると、ウルフの著作を集めたくなってくる。
ここを参考に自前の収集や図書館の蔵書検討を考えたい。
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のっぴきならぬ理由で、電車で外出。ここから一駅の総合病院にJを送っていく。明日右目の白内障手術なので今日入院。そして、もう一駅足を伸ばして家電量販店に行き、温水洗浄便座を購入し設置工事も手配してきた。今の便座の水漏れが末期的症状になってきたので。帰りに、駅ビルで崎陽軒の焼売弁当を買ってきた。一人なので食事を作るより経済的。手間もかからない、おかげでウルフのビデオを観る時間がとれた。
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国際宇宙船と日本の貨物運搬船とのドッキングを生中継で見守る。この映像も美しい。
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テレビを観るより、今日観たようなものを観ていたい。世界は驚きに満ち、美しさに溢れている。ウルフもそんなところを書きたかっただろう。
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