『ファウンデーションの彼方へ』を読みすすめる。
120頁。一緒に旅している学者ペロラット。「わたしは銀河系のあらゆる惑星から集められる限りの資料を集めてきた。……分析し、組織しそれらの内容のさまざまの側面を表す記号を定め……これらのすべての神話から共通要素を探り、真にあり得ないものを除去する変換法を探し出すようなコンピューターのプログラムを組み上げ、次第に地球とはこういうものであったにちがいないというモデル」を作ったという。なかなか壮大なお話だ。
121頁。「トランターはじつは地球」なのか?
124頁。「地球には数種(!)の異なった、相互に理解不可能な言語があった……」「何だって?」
ここまで読んだら、つい思い出して、『言葉と歩く日記』(多和田葉子 岩波新書)を読んでしまった。この本は何回読んでも楽しく想像力を刺激してくれる〈自分観察日記〉だ。
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Kindleで、手塚治虫『漫画の描き方』読了。やはり素晴らしい。偶然だが、夜テレビ東京で、トキワ荘の話をやっていた。
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話は前後するが、朝食後、昨日開始したALL REVIEWS関連の文字起こし作業を続けた。30分間分のビデオ対話の文字起こし作業だが、3分間分をやるのに30分はかかる。しかもそれ以上続ける根気がない。年を感じる。同時に他の部分をやっている若い友人は一日経ったら、30分間分を終えていた。体力の差?頭の体力。
明日は71歳の誕生日……。
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