『ファウンデーションの彼方へ』(ファウンデーション・シリーズの第4作 早川書房 1984年)を読み進める。今日は286頁まで。
ながれに乗っているので、ストーリーを構成する二つのそして互いに呼応する筋と登場人物がイメージできるようになっている。したがって昼寝をしながら切れ切れに読んでも、興味が途絶えない。第一ファンデーション側の宇宙船組は、人類の起源を訪ね、謎の惑星地球を探している。第二ファンデーション側はその動きを察知し、精神支配の主導権を失わないように、地球探索の邪魔をしようとする。なぜだかは、よくわからない。
この話の宇宙船もワープするのだが、ワープ航法の記述の歴史を調べておきたくなった。スタートレックやハインラインやキャンベルなど調べる必要ありか。
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『言葉と歩く日記』、相変わらず楽しく読んでいる。今日は、トーマス・マンの文章の流れと、日本語特有とされていた文章の美しさの似て非なる性格について。(195頁)
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他に心に残ったのは『新編 学問の曲がり角』(河野与一 岩波文庫 原二郎編)の88頁。「作らず・書かず・ただ読む人」。これは、著者河野与一のことだが、自分にも当てはまる気がした。
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ALL REVIEWS対談の書き起こしは7日目。あと、3日で終わりそうだが、その遅さに自分でも呆れている。でも楽しいから無問題。
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