2017年6月25日日曜日

映画「冒険者たち」を再再再再再再再…度観た

 旅行直後なので休養がてら、Youtubeで古い映画を観る。中國の書道の先生の伝記映画を観たが、紅衛兵がソフトに描かれすぎ。監督が元紅衛兵だったのかも。

 「冒険者たち」(Les Aventuriers 1967年 フランス)を観る。Youtubeのは一部紗がかかったような画面だが十分楽しめる。字幕もないが、筋は熟知しているので問題ない。

 あらためて観て、そのスピード感に驚く。ロベール・アンリコ監督の力量。

 一種の三角関係を描いているが、当初から思っていたとおりローラン(リノ・バンチュラ)が儲け役で、マヌー(アラン・ドロン)は三枚目。レティシア(ジョアンナ・シムカス)は天衣無縫の女性を演じている。うまい。若い頃は、フランスには本当にこんな飛んでいる女性がいるのかと、憧れたほどだ。

 おとぎ話仕立てなので、50年経ったのに古びない。みずみずしい感動が蘇る。

 逆に、原作はもっとハードボイルドなので、翻訳書だが買ってみてがっかりした。やはり映画には夢が必要。

 DVDはAmazonでもまだ売っている。Primeビデオには今出ていない。下の写真は昔買ったVHSビデオ。



 映画館でまた観たいものだ。

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