2021年9月23日木曜日

『『失われた時を求めて』への招待』を読み続ける

朝読書。

『失われた時を求めて』への招待

第3章 精神を描くプルースト

52頁。
冒頭「コンブレー」の要素(不眠、マドレーヌ、鐘塔)は、無意識的記憶と印象という大長編の要。
鐘塔の印象を文言による比喩という形であらわすのが作家だ。

72頁。
小説とは何かを「コンブレー」がすでにあらわす。

第4章 スワンと「私」の恋愛心理

78頁。
スワンの報われない恋は三人称小説。本長篇の原則をやぶっている挿話。

84頁。
愛する女性にはなにひとつ(具体的な)性格を与えない作家の配慮。

第5章 無数の自我、記憶、時間

108頁。
人間存在の複雑な重層性を読者に体験させる。

111頁。
睡眠は一時的な死。覚醒は復活。

第6章 「私」が遍歴する社交界

TBD

***

夜、上記本題材の月刊ARの対談視聴。

その後、「書店開店準備現況サミット」のZoomミーティング。もしかすると神保町にAR書店ができる。楽しみだ。\(^o^)/


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