2021年9月22日水曜日

難解な『パサージュ論』を読むにはまずその問題点を整理し、現代に置き換えて解決策をさがす

朝読書。

『ヴァルター・ベンヤミン』。

220頁。

批評の「破壊的性格」、国家と資本の神話的暴力のなかで、生存の道筋を切り開く。

257頁。

難解とされる『パサージュ論』の読み方。答をでなく問いを読み取る。その問いを現在に当てはめるとどうなるか考える。

#これは『失われた時を求めて』に関してもあてはまる。わからなさをおそれない。

すぐれた書評もそうであるし、問いが増えるほど良い。

***

『『失われた時を求めて』への招待』を読み始める。

はしがき

この本で疑問点を整理し解決策への批判を求める。 #パサージュ論と同じだ!!

目次

構成

登場人物表

架空地名表


第1章「プルーストの生涯と作品」

花粉症だが寝たきりではない。

『サント=ブーブに反論する』「人と作品」を一体とみなす近代文芸批評の創始者への反論。日常の自我と創作の自我は違う。

第2章「作中の「私」とプルースト」

要するに違う人間。

38頁。

形はビルドゥングスロマン。

でもアンチヒーローのアンチロマン

49頁。

語り手の「私」に人気?


第3章 「精神を描くプルースト」

明日朝読む。

来週の巻頭言の材料本はこれにする。折よくこの本の鹿島茂さんによる書評がARに掲載された。

https://allreviews.jp/review/5644

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「コミュニティ・マネジメント・マニュアル」の書き直しを始めた。実際の具体的例を中心にする。ブログの未定稿にしてある。


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