2021年9月3日金曜日

『複眼人』を読んで深刻なノスタルジーに襲われる、もう取り返しはつかないのかも

 朝読書。


『複眼人』を218ページまで読む。先日の月刊ARでのお話で、『自転車泥棒』より、『歩道橋の魔術師』のほうが『複眼人』と相性(?)が良いとのことだったが、今日読んでいてその意味がわかった。永遠に失われた子供時代への郷愁だ。誰にとっても、「良き時代」はもどらない。

209頁。
アリスの昔話。両親は「中華商場」に住んでいた。

この分で行くと、明日には読み終わる。終わってしまうと、半分残念な気持ちになるだろう。呉明益の次の短編集『雨の島』にも期待したい。10月21日発売らしい。

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「文字起こし」、2日目。次の5分間分をやるのに、70分かかった。まだ、調子が出ていないかも。時間がかかるし、1時間やると疲れてしまう。2日間で10分間分というのは予定通りではある。明日と明後日はお休みで、月曜日に再開する。今夜、(もちろん)オンラインでキックオフミーティングがあるので出席して、おとなしく話を聞いてくるつもり。

(後記:メモ、巻頭言ライター(や)さんのインタビューも作ること、宿題。10月以降?)

学術会議問題に関する前政権と現政権の批判の部分の文字起こしをしていたら、テレビで現政権の首相が政権党の総裁選に出馬しないと突然表明したと、臨時ニュースが流れた。なんとタイムリーなシゴトか。

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午後、3時12分から、BSPで六角精児さんの『呑み鉄』の再放送。大先輩Kさんが今朝アラート・メールを送ってくれたので、見逃さずに済んだ。面白かったが少しさびしい近江・信楽の鉄道旅。このようなきままな旅が出来るような世界は復活するのだろうか。

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