2017年12月14日木曜日

今年の読書ー毎月のベストワン

#ブログを読み直して、選んでみました。文章もブログの抜粋です。
#これは、明日の忘年会でのレポートの一部とする予定です。

1月
佐藤優さんの『獄中記』(岩波現代文庫、2009年)を読み始めた。900円だが、息子様の蔵書なのでこちらの腹はいたまない。

2月
朝届いた村上春樹さんの新作小説「騎士団長殺し」を読み始める。身を入れて読むと疲れそうだし、もったいないので少しずつ読む。

3月
昨日、注文してあった葛飾北斎関連本、『百日紅』(杉浦日向子 1996年 ちくま文庫)が届いた。
 驚いたのは、漫画だったこと。迂闊だったとも言える。杉浦さんが以前はマンガ作家だったことをも知らなかった。

4月
最近空海にハマったので、夢枕獏さん(このお名前もスゴイですが)の『沙門空海唐の国にて鬼と宴す』の「巻ノ一」を、もちろん中古で注文してみた^^;

5月
昨夕、注文しておいた中古本が割と素早く(3日目で)届いた。定価1800円の本が、中古とは言え1円。送料が257円としても安い。『會津八一書論集』(1967年初版 二玄社)。

6月
駅前の書店に行き、「新潮 7月号」を求める。円城塔氏の「文字禍シリーズ」の最新作「誤字」を読むためだ。相変わらず、既成の文学の範疇を逸脱したような書きっぷり、さっぱり要領を得ないが、そこは作者の狙い通りなのだろう。わからないところに朱線を引いて、意味をしらべながら読み直してもムツカシイ。すぐ分かる小説よりは読み応えがある。頭の体操になる。

7月
ビデオを観たあと、早速注文しておいた南木佳士さんの文庫本が到着。
その「阿弥陀堂だより」(2002年 文春文庫)を、昨夜一気読みした。

8月
「言葉と歩く日記」(多和田葉子 2013年 岩波新書)を半分まで読む。須賀敦子さんを思わせるがもっと柔軟な感じの文章を書かれる。

9月
「林住期」(五木寛之 2007年 幻冬舎)を読んだ。エッセイ集だが、大部分は日刊ゲンダイに連載され、通勤時に一部を目にしたことがあった。今日、図書館に行って借り出してきた。

10月
「フンボルトの冒険」(アンドレア・ウルフ 鍛原多惠子訳 2017年 NHK出版) 
 読むのをやめられなくなった。面白すぎ。いまは、フンボルト君はゲーテと酒を飲んで騒いでいる。世界旅行にはまだ出発していない。

11月
「私のファッション屋時代」(赤木曠児郎 1997年 近代文芸社)
 赤木画伯は湯川博士に影響されて入った岡山大理学部物理学科出身だが、数式が苦手で教養部時代に物理の単位を落とした。と書いてあった。よく卒業できたとおもうでしょう。

12月
「自壊する帝国」(佐藤優 2008年 新潮文庫)
 「ソビエト帝国」が壊滅したときの経緯をしりたい。その後の世界情勢を理解するための助けになるはずだ。

***

 臨時ニュース。

 石川県の「親戚」からカニが届いた。もう食事は済んだので、明日の夜いただくことにしました\(^o^)/




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