2021年10月10日日曜日

『独学大全』、『ジュリアン・バトラーの真実の生涯』、『日本沈没第二部』を同時に読む節操の無さを我ながら褒めたい

朝読書。まず、『独学大全』



文献たぐり寄せに使う手段。
・論文
・参考文献
私なら、ここに「著者あとがき」や「出版社の広告」も加えたい。
わき道、ユージーン・ガーフィールドとインパクト・ファクター、に行くのはやめておく。

リサーチ・ログ
これは、Blogですでにやっていることに通じる。

参考調査便覧。ここは参考になりそうだ。
http://www.cc9.ne.jp/~shoshi/sankou/sankou.html

そして、ベスターマン、というわき道。ここは入ってみたい。
https://readingmonkey.blog.fc2.com/blog-entry-781.html

次に、「国立国会図書館オンラインを書誌/書誌の書誌として使う」を読む。ここが読みたくてこの本を買ったとも言える部分。\(^o^)/

次は、『20世紀物理学史』の「はしがき」。鹿島さんの「大」世紀論を思い出しながら読みはじめる。この本の第1部は1890年から1918年までの発展を書いている。(第2部は1918年から1945年、第3部は1945年以降)

その下の記述。「完全な」歴史とは的外れなものであり、実際的な観点からも書くのは不可能……#なるほど。

11頁。
エーテルによる「万物理論」!を考えようとした輩もいる。

16頁まで眺める。

ところで第3部(360頁。)から読む方がいいのだろうと思いはじめた。
私が追いついていないと感じるのはクォーク発見以後なので。(それだけでも大きい。)

精密に読むのは大変そうなので、飛ばし読みにしよう。その方法を考えるべきだ。目次か索引を利用する?

7時35分。キョエちゃん(この辺に住みついているらしい若いカラス)の声にに呼び出されてベランダに出て、逆光に浮かび上がるその姿を電柱の上に見る。

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朝食後ここ、

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/88119?page=3

を読んで、WindowsM/Cであるサブ機のアップデートを保留とする。9年ほど前のPCでは困難が多いと予測されるので。

Windowsのアップデートは今後もうやらない可能性が高い。

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『ジュリアン・バトラーの真実の生涯』。

年を取り金持ちになった反体制派がどのように暮らすのか、がこの辺のテーマになっている。

241頁。
ニューヨークからイタリア・ラヴェッロに引越す。三万冊の蔵書を運ばせたとある。金持ちは良い。トーマス・マンのことを考えると気の毒だ。アメリカからスイスに行くときに蔵書を運べなくて処分した。業者は2束3文で買いとり、シャベルで本の山をトラックに積み込んでどこかに行ってしまったのだ。
70すぎというマンの歳のせいもある。

ところで、三万冊ということは、昔とくらべてほとんど増えてないということで、作家になって忙しくなると読書の楽しみから遠ざかってしまうという悲しい現実(?)を物語る。川本さん上手い。

244頁。
上記は、「楽園」(実は煉獄?)の生活の始まりを告げたもの。

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夜は新しく始まったTBSTVの『日本沈没』を観る。原作に忠実なドラマ化ではないが、地球温暖化やコロナ禍の影響の中で観ると、怖さは増している。触発されてまだ読んでいなかった『日本沈没第二部』を図書館システムで予約する。



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