朝読書。『彼女のいる背表紙』、数編読むが、乗れず。
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そこで、『最終飛行』を読む。
この時サンテックスがディクタフォンを使って、「書いて」いたという『戦う操縦士』(堀口大學訳)を出してみた。
対立していたという、リンドバーグの『翼よあれがパリの灯だ』との同質性も考える。操縦士の孤独と過去の記憶、夢、眠気、空中に辛うじて浮かぶ機体の平衡保持。これとその後の政治の世界での二人の「飛行」の類似性。
ニューヨークという「高空」で、あやうく浮かぶサン・テグジュペリの大きな体。
1941年に、カリフォルニアのルノワール邸に逗留して『戦う操縦士』を書いていたサン・テグジュペリは、トーマス・マンと会ったのだろうか。『トーマスマン日記』を調べよう。(後記:索引には手がかりなし。)
若い頃の事故で会陰に残っていた木片を取り出す手術後の入院。ニンジンは嫌いだったのか。
『戦う操縦士』に手を入れながら、「金髪の坊や」の絵を書く。1941年末。ニューヨーク。
12月7日。真珠湾攻撃。これでアメリカも参戦するだろう。ヨーロッパも救われる。
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昨夜は昔の職場の「若い」仲間とのZoomオンライン飲み会。お一人が定年となったため。10人以上集まった。あっと言う間に30年前に戻れる貴重な集まり。これからも可能な限り参加を続けたい。
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昼前に『ジュリアン・バトラーの真実の生涯』が届いた。さっそく読み始める。小説なのだが、というより小説仕立てにしてあるので、「訳者のあとがき」がついている。詳細な参考文献表も。これは手が込んでいる。「あとがき」から読み始める。
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