2021年10月26日火曜日

老人力と読書の関連を考えつくすというつまらない事を本気でやれる老人力

6時10分起床、12°C雨。室内22.8°C。

ちょっとつまみ食い読書。

『職業としての小説家』(新潮文庫)、267頁。

「僕はおおむねのところ、自分が「気持ちよくなる」ことだけを意識して小説を書きました。」

これは非常に同感できる。本当に自分の気に入る物語は自分にしか書けないからだ。独りよがりと呼ぶ人はいるのだろうが、ほっておくべし。

『瓦礫の中』も吉田健一は自分と自分を理解する読者のために書いたものと考えられる。嫌いな人は読まなくてよいのだ。(#『吉田健一ふたたび』を読んで、探ってウラを取ってみたい。)
愛読者の立場から言うと、他の人にけなされると、余計に愛おしさが増してくる。困ったものだ。

215頁。(『吉田健一著作集17』)

冒頭に満載のよくわからない単語は読者のふるい落としだろう。わかりあえる読者のために書く。

223頁。

蟾蜍って、なんなの? 調べた。(読み)せんじょ、ひきがえるのこと!
こんな単語も時間を書けて調べながら読むのがタノシイ。

しかし、判読に虫眼鏡が必要だった。電子書籍ならこんなときは便利。一瞬で字書もひける。老人力強化に電子書籍!


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「オモシロイという価値観は民主主義のキホン」というエッセイを書いてみたくなる。

引き金はこのTweet

https://twitter.com/tarareba722/status/1452773999763607552?s=20

たとえば、植草甚一さんの口癖、こいつはちょっとオモシロイ。これを引用する。金にはならないがある人にとってはかけがえのないオモシロさ。

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11月2日巻頭言用ラフスケッチを改訂。400字では無理!

(1)TBSTVで日本沈没がドラマ化され、第4話を観た。関東沈没?官僚ドラマ?

(2)本題、最近『日本沈没 第二部』を読み終えた。結末は予想を超えていた。ネタバレ禁止。

(3)『日本沈没 完全版』(つまり第一部)はKindleで読み直した。ドラマ以上のはやい展開。

(4)19XX年の映画版『日本沈没』を何回目かで観た。初回作。悪くない展開。原作を最大限生かした脚本。

(5)『小松左京自伝』を読んで、小松の苦しい心境を知る。

(6)補強資料で『小松左京さんと日本沈没 秘書物語』を読んだ。周囲への優しさは悲しみの現れ。

(7)小松左京の苦悩の理由を理解に努めなければならない。

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青空文庫はやはり良い。10年以上遠ざかっていたが、工作員としてまた参加しようかしら。

https://www.aozora.gr.jp/cards/001739/files/55745_58656.html 

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