2022年1月31日月曜日

体調の悪かった1月を終え、元気いっぱいな2月としたい

朝8時 35.7度
朝食の支度、風呂掃除、入浴、床上げと部屋の掃除。

常態に戻った!

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早速、自治会のオシゴトを行う。小学校卒業祝いの配布先調査レター作成。例年やっているので前年のものを微修正するだけなのだが、このときだけ古いWindowsPCを起動させないといけない。起動も修正作業ももっさりした動作で、イライラする。このイライラをうまく受け流すような修行をしないと、将来似たような感情爆発で自分をコントロールできなくなってしまう。良い練習材料だ。時間に余裕をもつことが大切。音楽を聞きながら作業するのも良い。明後日の200枚強のプリント作業も余裕を持って進めよう。

寒くなる前に買い物を済ませようと、15時半に最寄りスーパーへ向かう。空いているし、特売の商品もまだ売切れずに残っている。果物や野菜もまだ新鮮さを保っている。帰りにスーパー内のパン専門店で、おやつの「カツサンド」を買う。ここのレジはいつも混んでいて、前回などは小銭を落として少しパニックになった。今回はレジが空いていたし、現金でなくクレジットカードで払ったし、レジ係の言っていることもすべて明瞭に聞き取れた。心の余裕が大切なのだと考えながら、気分良く帰る。

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『池波正太郎の銀座日記(全)』(新潮文庫)を読み続ける。断続的だが、ここ数日読んでいる。これを読むのはもう10回目くらいだろう。とにかく気に入っている。

306頁。

夜はベッドで〔レ・ミゼラブル百六景〕の挿絵をたのしむ。

とある。鹿島茂さんのこの著書は1987年(昭和62年)に出ているはずだ。池波正太郎は自分の本や随筆の挿絵も書いているので、専門家の目で、この本を調べたと思われる。このころ池波正太郎はよく山の上ホテルに泊まって仕事をしていたらしい。奥様の体調が優れないので、ご負担を減らすという意味もあったのだろう。

371頁。

この夏は仕事を減らし、のんびりできるかと思ったが体調を崩してしまい、予定通りには行かなかった。……秋からの仕事が詰まって来て、なかなか銀座へも出られないし、試写にも行けない。

悲観的になっている。負のスパイラル。気の毒だ。他人事ではないのだが。

391頁。

ワインは、ボジョレの新酒でうまいのだが、のめない。酒は、すっかりのめなくなってしまった。

ここも身につまされる。酒のうまさがわかりながら体調のせいで飲めないというのは、本当につらいものだ。酒飲みはつらいよ!

400頁。

自分の古い小説の文庫版を、このところ毎夜、読んでいるが、とても自分が書いたものとはおもえないほど、おもしろい。こんなことを自慢しているわけではないが、むかしの自分は、いまの自分ではない。

ここも考えようによっては、哀しい記述だ。後ろ向きにならざるを得ないのはつらい。

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池波正太郎は句読点の使い方が上手だ。

そういえば、次回2月の「文舵会」の練習問題は、「複雑な場面の描写を句読点無しで書いてみろ」というものだった。

この回答を工夫しないといけない。

参考:


https://japanknowledge.com/psnl/display/?lid=30010zz150960

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%AD%E3%83%86%E3%83%B3

2022年1月30日日曜日

鈴木大介さんの『脳が壊れた』(新潮選書)を読むのはわけもなく怖いが、私は逃げることはしない

 朝9時 35.6度
21時 36.4度

鼻水はほとんどなし。咳は一時間に一回程度。頭痛はないが多少のだるさはある。

買い物、風呂掃除に加え、昼食と夕食の支度もできるようになった。かなり「健康な人間」らしい生活に戻ってきた。明日はぜひ床上げをしたい。

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鈴木大介さんの『脳が壊れた』(新潮選書)を半分まで読む。自分が将来経験するであろう認知症状がどんなものか知り、対策を検討するのが目的。鈴木さんは2015年に41歳で右脳で脳梗塞を発症、その後高次脳障害と戦う。この本はその凄絶で貴重な記録だ。

60頁。

やればやっただけ回復する」。……諦めた瞬間に一切回復はしなくなる。諦めない限り、回復の可能性はある。これがリハビリの基本精神だ。

ここは、私の(身近な人を通じた)経験からも頷ける。可能な限り早くリハビリは始めるべきだし、療法士の先生の指導で症状が薄紙をはがすようにゆっくり改善していくというのは、全くそのとおりと思う。

失われた機能も、リハビリを適切に行うことにより、脳の中の神経回路が「バイパス」を作って、取り戻せることがある。人間の持つ「回復」力は偉大だ。ただし、問題は脳の受けたダメージの大きさであろう。

100頁。

鈴木さんはルポライターを続けている。

短く意味の通った文章を書くというのもまた、「注意の分散のバランス」が大きく求められる作業。書きたい事……を短い文字数にきれいに収める。これだけのことが

……難しいとのこと。

これは私が今まさに感じていることだ。数年前の自分のブログを読むと、どうもその頃の自分のほうが達意の文章を書いていたような気がしてしようがない。「文章力」をあげようとして書き始めたブログだったが、やみくもに書いても効果がないようだ。別の工夫をしてみようと思う。

103頁。

皿割り現象の真の原因が「集中力の欠如」にあることに気づく。

左手の握力が小さくなっている、それが私自身の「皿割り」の原因と思っていたが、これは考え直したい。たしかに何か理由があるのだろうが、それを突き止めること、改善することはできるのだろうか。

142頁。

話しづらさ、……感情の抑制が苦手になる……注意欠陥は認知症にはよく見られる傾向

これも大いに思い当たる。程度の差はあるだろうが、老化すると誰でもある。気にしないという手もあるが、気づいてしまうと忘れることはできない。要対策。

いずれにせよ、困ることが多いのだが、これらに関して悲観的になることなく、ひとつひとつ正確な認識を持って、対応策と改善策をしっかり考えていくことが大切だと思う。そのための勉強を続けていきたい。

目的の再確認、「健康余命を二倍にふやす」。毎日できるような細かい目標をたてたいものだ。家族全体の心身全体の健康管理も含めて。

2022年1月29日土曜日

『読書とは何か 知を捕らえる15の技術』の前半に目を通した、はやく著者の言う「狩り」の境地に入りたい

『読書とは何か 知を捕らえる15の技術』(三中信宏さん、河出新書)を読みすすめる。ほぼ半分位の144頁まで。

面白いところに付箋を挟んだ(作業A)。このあと、付箋の貼ってある場所を点検し、心に残るところに鉛筆で印をつける(作業B)。それを見直して読書ノートの材料にする(作業C)のだが、まだ体力が回復していないのか、(A)しか出来なかった。その後、昼寝してしまった。


第2章(92頁)では、読書中ときどきは休めと三中さんはおっしゃっているのだが、一方、「誰も寝てはならぬ」、つまり読んだことの復習を頭の中でやるのが休憩であるともおっしゃっている。病み上がりなので今回はゆっくりやるのを許していただこうと思う。

前に戻るが、23頁では、読書を「狩り」にたとえてある。「狩り」とは、「どんな本を探して手にするか」、「どのように読み進めるか」、「読了後いかにまとめるか」などであるのだそうだ。これには同意せざるを得ない。漫然と獲物が通り過ぎるのを眺めているだけでは、「狩り」にはならない。能動的にならないと本当の読書ではない。

明日からまた襟を正して「狩り」にいそしもう。この本自体がスゴイ獲物なのだから。

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「次世代デジタルライブラリーの全文OCRテキスト検索」これはすごい。

https://twitter.com/blue0620/status/1487058280044122126?s=21

参考資料:「国立国会図書館における デジタル化資料テキスト化事業について」

https://lab.ndl.go.jp/pdf/event/digicafe2021/NDL_NDLdigicafe2021.pdf

https://lab.ndl.go.jp/event/digicafe2021/

以下も見つけたが、これも素晴らしい。

閑山子LAB

https://www2.lit.kyushu-u.ac.jp/~kawahira/index.html


ところが、こんなのもある。ここは天国か?

念の為頬をつねったら、痛い、良かった。今日は収穫の多い日。





2022年1月28日金曜日

『読書とは何か 知を捕らえる15の技術』(三中信宏さん、河出新書)を読み始めた

 本日の体温。

9時 35.8度
18時 36.2度

咳がときどき出るが、気分は悪くない。思い切って12時40分頃、店が空いた頃を狙って、買い物に行ってみた。買うものは決めておき、さっさと買い集めてレジも黙礼だけで無言で通過。少し重い買い物だったが無事終了。来週後半には「孫シッター」として出動できるだろう。

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コタツで休んでいるうちに、Twitterで見つけたが、ここはすごい。

https://www.ghibli.jp/info/013409/

おっしゃる通りに「常識の範囲」で使わせていただく。絵の勉強にも使おう。
とりあえず、大好きな『紅の豚』のヒコーキをこのブログの下の方にあしらう。

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http://leeswijzer.org/files/AllAboutReading.html

昨日注文した本『読書とは何か 知を捕らえる15の技術』(三中信宏さん、河出新書)が昼に届いた。いわゆる読書家にとっての「いい日だ」ということになる。

さっそく、いつもどおり(お行儀悪く)先にプロローグとエピローグと目次を読んで見る。

青木正児という面白そうな中国学者の著書のひとつ『中華飲酒詩選』が冒頭のプロローグで紹介されている。幸い、「東洋文庫」(平凡社)に再録されているので、ジャパンナレッジ Personal(JKP)で読むことが出来た。JKPではこの本はこう紹介されている。

陶淵明、李白、白楽天を中心とし、周代から唐代までの諸家の名詩のなかから、傑作を選りすぐり滋味豊かな訳注を施した無類の名著。

"中華飲酒詩選 P.8", 東洋文庫, JapanKnowledge, https://japanknowledge.com , (参照 2022-01-28)

でも冒頭で引っかかった。

「曩に」という字句が読めない。意味はだいたいわかる。ここでやめてもいいが、漢和辞典を調べて「さきに」だと知る。10分くらいかかった。漢字の字画が老眼のせいでよく読めなかったからだ。「曩」は「どう」とか「のう」と発音するようだ。

漢文に少し親しんでいれば、ほぼ意味が推測できるので、読み方はわからなくてもまあいいやと先に進むことはできる。私は戦後の教育を受けているので、読めない字があると引っかかってしまう。どちらにも良し悪しはある。

元気なときの読書なら、読めない漢字は残さない主義なので、調べた。分かると気持ちがスッキリする。疲れている時は調べない。だがそのときの読書については、内容をよく覚えていない事が多い。時間との勝負でもある。辞書をふりまわす体力の問題でもある。老人になったら、いいかげんなところでごまかして先に進むべきなのかもしれない。でもこのプロローグでおっしゃるようにともかくすべてを読みふけらないといけないようだ。

三中さんの本の構成は相変わらず見事だ。目次大枠はつぎの通り。

  • 第1章 知のノードとネットワーク―読書は探検だ
  • 第2章 読書術(基本編)―大技と小技のあれこれ
  • 第3章 読書術(応用編)―冒険と危険は紙一重
  • 第4章 読書術(発展編)―読み終わらない本のためのパヴァーヌ

まるで交響曲の楽章の編成のようだし、漢詩のようでもある。

エピローグの副題「一期一会の読書人生」のように、私の読書する本も必然と偶然がもたらすと思った。でも最近は偶然の形を装った必然が多いのだろうとも思う。単に、老化した頭で考えた読書の順番の脈絡を、忘れがちであるのかも知れない。そこは気にぜずどんどん読みたい。

最後の「書名索引」や「人名索引」、「事項索引」と「文献リスト」がこよなく嬉しい。

さて、本の中身を楽しもう。より(自分が)楽しむために、ときどきブログに途中までの感想を書く。

目標は3月の週刊ALL REVIEWSメルマガ巻頭言にこの本の感想を書くこと。これは公開加圧ナッジ。

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月刊ALL REVIEWS(1月30日)の予習:
メールマガジン記事「自著を語る 『近代出版史探索外伝』について」

https://www.kosho.or.jp/wppost/plg_WpPost_post.php?postid=7332


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上で言及した、ヒコーキの絵です。いいなあ。


 

2022年1月27日木曜日

だるいが「やる気」を引っ張り出す

本日の病状まとめ。

  • 6時 35.6
  • 寝汗でおきる。
  • 8時起床
  • 8時半血圧上128下82脈拍68(昨夜97・63・69だったが)正常。
  • 朝食後シャワー。気分よし。
  • 20時 36.1


所感:そろそろ気合をいれたい。

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ところがなかなか「やる気」が出ない。

そこで、湯上がりに廊下で目についた『のうだま やる気の秘密』を持ってきて、コタツで読む。
(1)やる気は待っていても来ないので、迎えに行く。
(2)面倒くさいということにはすぐ慣れる。

ブログ書きで言うと、書くことがないと言っているのではなく、まずPCを立ち上げてキーボードにさわること。そして頭で考えると毎日ブログを書くのは大変そうだが、ともかく毎晩(私の場合)ある時間にPCをの前に座ると自動的に記事が書けることに相当する。再確認できてよかった。

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BGM

https://music.apple.com/jp/album/live-in-marciac-1993/1044626077

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少し「やる気」が出たお祝いに、

『読書とは何か : 知を捕らえる15の技術 』(河出新書) 
https://amzn.to/3nZigez 

を注文してしまった。外に出られないときには通販は便利だ。

『井上靖全詩集』を一部再読。「心衰えた日に」がいい。いまここではやる気がなくても、やる気のある自分が存在する詩的世界がどこかにある。

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年寄りの健康は右肩上がりの回復はしない。あがりさがりを繰り返す。それを許せる環境にあるのを感謝しないといけない。

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高梨光司の『読書雑記』中の

塙保己一校正今物語 / 7 (0014.jp2)

をOLD REVIEWSシリーズに入れたい。久しぶりだが、明日にでもやってみよう。


https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1176265/14

 

2022年1月26日水曜日

考え方が前向きになってきた

本日の体調。

26日8時 35.9
18時 35.6

なんとなく、発病前より低体温になったが……栄養不足と運動不足のせいだろう。

咳、1時間4回程度。鼻水止まった。鼻の粘膜はまだ乾燥して荒れているので出血する。
頭痛なし。

ほぼ回復。これからは体力の回復に努めよう。そのためにはまず頭脳(?)ワークを。

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TwitterTLで見つけたOpenBDというワード。


OpenBD( https://openbd.jp/ )の使い方をゆるく勉強した。

(1)書誌情報データベース:OpenBDの概要とAPIの使い方……で概念とAPISHの存在を勉強。

https://www.y-shinno.com/openbd/


プログラミングはしたくないので簡単な使用実例を探した。

(2)openBD Fetchを使うと「手軽に」OpenBDの書誌データが入手できる。

https://obdfetch.libraid.net/

結果をダウンロードして、ブログなどに貼り付ければいい。 きちんとダウンロードして、表計算ソフトなどで開いた上で、コピペ。


〈池波正太郎の銀座日記 池波正太郎/著 新潮社 1991-03〉



版元による、本の「内容」もダウンロードできる。

「レ・ミゼラブル」百六景 鹿島茂/著 文藝春秋 20121109 簡にして要を得た骨太な粗筋に、刊行当時の木版画230枚を添えて、詳細を極めた解説。深い理解に導かれる、伝説的名著の復刊! なぜ警察に追われるジャン・ヴァルジャンは、パリのその街区に身を隠したのか? 里親から虐待を受けるコゼットが、夜店でひとり見つめていた人形はどこでつくられたものなのか? 十九世紀の美麗な木版画二百三十葉を百六のシーンに分け、骨太なストーリーラインと、微に入り細を穿った鹿島茂先生の名解説で、〈みじめな人々:ルビ:レ・ミゼラブル〉の物語をあざやかに甦えります。ラッセル・クロウであのミュージカルが正月に映画公開される今、読み直しておきたい長大な古典の傑作。これ一冊で深く理解できます!


別のアプリ「書誌Fetch」は目次データも(あれば)持ってきてくれる。

以下は、

『夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです 村上春樹インタビュー集1977-2011』 村上春樹/著 文藝春秋

のもの。

アウトサイダー(ローラ・ミラー 聞き手) ; 現実の力・現実を超える力(洪金珠 聞き手) ; 『スプートニクの恋人』を中心に(島森路子 聞き手) ; 心を飾らない人(林少華 聞き手) ; 『海辺のカフカ』を中心に(湯川豊, 小山鉄郎 聞き手) ; 書くことは、ちょうど、目覚めながら夢見るようなもの(ミン・トラン・ユイ 聞き手) ; お金で買うことのできるもっとも素晴らしいもの 世界でいちばん気に入った三つの都市(ローランド・ケルツ 聞き手) ; 何かを人に呑み込ませようとするとき、あなたはとびっきり親切にならなくてはならない(ジョン・レイ 聞き手) ; せっかくこうして作家になれたんだもの(「文學界」編集部 聞き手) ; 恐怖をくぐり抜けなければ本当の成長はありません(「文學界」編集部 聞き手) ; 夢の中から責任は始まる(ジョナサン・エリス, 平林美都子 聞き手) ; 小説家にとって必要なものは個別の意見ではなく、その意見がしっかり拠って立つことのできる、個人的作話システムなのです(ショーン・ウィルシー 聞き手) ; サリンジャー、『グレート・ギャツビー』、なぜアメリカの読者は時としてポイントを見逃すか(ローランド・ケルツ 聞き手) ; 短編小説はどんな風に書けばいいのか(「考える人」編集部 聞き手) ; 走っているときに僕のいる場所は、穏やかな場所です(マイク・グロッセカトヘーファー 聞き手) ; ハルキ・ムラカミあるいは、どうやって不可思議な井戸から抜け出すか(アントニオ・ロサーノ 聞き手) ; るつぼのような小説を書きたい(古川日出男 聞き手)

地味に役立ちそうなのがバーコード読み取り機(15年位前にシステム構築の研修で使おうと思って買った、が使わなかったけれど)


***

iPad上の「帝国圖書館」で『兼葭堂小傳』を全部読んだ。

***

だいぶリハビリ出来たようだ。明日は「友の会」と「自治会」のシゴトをやってみる。

 

2022年1月25日火曜日

発症から一週間たちだんだん気分が良くなってきた

今日の状況

  • 8時 35.7度
  • 16時半 シャワー
  • 17時半 36.3度
  • 21時 36.2度
  • まったく平熱。咳と喉の痛みは時々ある。気分は良い。

免疫力がウイルスを克服しようとしているのか。

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寝床から窓を通して空の一角を見つめる。薄い水色の空に白い薄雲が流れて行く。わずかな範囲だが外の空間と自分とが繋がりを持てる。
これさえ眺めていれば後は何もいらない。あるいは眺めていることしかできない。このような境地に陥る、または辿りつくのにはそんなに長くかからないだろうと予感した。

そんな状態になってからもできることはいくらでもある。
マサコ・ムトーさんの雲の絵の本、病室から見える僅かな空の色を描いた。娘さんのヒロコ・ムトーさんによる、『雲日記』(海竜社)

これ。


他の2冊も必読。私の実の姉もどこかで出てくるらしい。

『手のひらのしあわせ』(PHP研究所)、『一度しかない人生だから』(海竜社)。

コロナのおかげでかえって個人の世界は拡がることもある。人間の心のとらえる世界の不思議な豊かさ。

***

高梨光司の『読書雑記』。本を買いまくる著者を優しく支えた母親に捧げられた本。木村兼葭堂と塙保己一との交流の可能性も説いている。これによると木村兼葭堂は出版もしたらしい。

https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1176265

この本、自分で復刻(?)してみたくなった。もちろん本来読もうとしていた『兼葭堂小傳』なども。

***

夕方、シャワーを浴び、ついでに私としては久しぶりに風呂掃除もした。「風呂掃除と老いの関係」というテーマを考えた。老いの段階が進むにつれて、隅々の汚れに気づいても掃除する気力がない。汚れに気づかない。汚れを掃除して落とすという発想がなくなる。そもそも風呂に入らない。常に汚れに気づいて気力を持って掃除すればいいのだ。風呂の掃除という考え方を概念図式化して脱衣場に貼っておくか?それを見ろという張り紙もトイレに貼っておく。

まるで、『博士の愛した風呂掃除』。 

***

雲の流れを見て、多分そうだろうと思っていたが、夜21時頃雨が降り出した。悪くない。

2022年1月24日月曜日

一進一退、要せき対策

  • 24日5時 37.0
  • 24日21時 36.3

食事は三食完食。

せきがとまらないので苦戦。昨夜は3時問しか眠れなかった。

寝入りばなのせきは、体をあたためすぎないことで克服できるかも。これから実験してみる。


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https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E6%9E%97%E6%86%B2%E6%AD%A3

小林憲正(けんせい)さん。アストロバイオロジーの権威。

前からそうではないかと思っていたが、最近お顔の写真を何枚か眺めた結果、やはり1973年の暮に山形蔵王で学生向けスクールでスキーを教えてくださった小林さんと確信。年格好も合っている。

小林さんはもちろんこちらを覚えていらっしゃらないだろう。懐かしい青春の蔵王ゲレンデ。


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佐藤春夫訳の『方丈記』朗読を全部聴く。素晴らしい。YouTube。

hhttps://youtu.be/-0ZMWe7JcjA

2022年1月23日日曜日

一歩前進

 体温推移。


23日1時 37.5
23日3時 37.1
23日5時 37.1
23日6時 37.6
23日8時 37.0
23日19時 37.3

朝食は完食。いつものことだが。食欲は昨夜以来少し落ちている。

2日ぶりに入浴。気持ちが良い。

せっかく(?)の「入院」なのに、本を読む気がしないのが困る。これも容態のひとつ。なにか読む気になれれば回復に向かうということ。

それなら、思い切って読んでしまえ!と、『東京の昔』を150頁以上読んだ。これは大進歩。

***

きょうの病院食(夕食)。完食。デザートはいちごとシュークリーム。



2022年1月22日土曜日

一進一退です

 昨日から今日までの体温。最後がなければいいのだが。夕方は誰でも熱が出る。

  • 21日4時 36.8
  • 21日7時 36.0
  • 21日19時 36.6
  • 21日22時 37.0
  • 22日14時 37.4
  • 22日20時 37.7

喉の痛みはなくなった。固まった鼻水が出る。咳は一日数回。

午後、文庫本『東京の昔』の解説を読みながら、ゆっくり個室にいたら、硬いものがかなり出たのでこちらは安心。

ただ、どうにもだるくて困る。

***


自宅隔離入院食。Jに少し塩味を足してもらう。危険?

完食。味はわかるのだ。


2022年1月21日金曜日

老いて衰えたときにいかにして書き続けるか

辻邦生の最終の本『のちの思いに』。原稿執筆には(奥様)リスちゃんの手助けがあった。うすく鉛筆で書いたものをワープロで打ち直して入稿。



『鷗外全集 第35巻』、日記のうち、「委蛇録」。

晩年の日記の中でも「寧都訪古録」の際立った美しさはもちろん素晴らしいが、大正七年11月30日自宅に帰り、翌12月1日に病院へ行き、役所へ報告を済ませ、12月4日に家に還り病臥。その後5日間在蓐。10日に起座。14日に常飯を食べる。

漢文の持つ豊かな内容示唆力が、病身の鷗外の記述を優しく助けている。ここは自分も研究し、工夫が必要だ。


トーマス・マンとソヴァイクの日記のちがい。昔の私は慧眼。(今はダメだが。)

昔のブログに助けられる。

https://hfukuchi.blogspot.com/2020/12/blog-post_15.html

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孫一家は父親が今週はじめにコロナ罹患、金曜午後になって母親も発熱、PCR検査し結果まち。孫(1歳)は明日に検査をまた受ける。3人共だと困ったことになりそう。おいそれと助けに行くこともできない。

***




2022年1月20日木曜日

スクリャービン・子規・福永武彦の一日

なぜか一昨夜からスクリャービンが耳になじむ。

など聞きながら、 Wikipediaでさがしたスクリャービン論文も読む。https://www.lib.kunitachi.ac.jp/tenji/2005/tenji0507.pdf

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筑摩書房、『現代日本文学大系10』で、正岡子規の年譜(浅井清編)を読む。

  1. 明治21年(1888)21歳 8月に鎌倉に遊び、喀血。
  2. 明治22年(1889)22歳 喀血続く。時鳥の句を作り「子規」と号す。夏目金之助と親しくなる。
  3. 明治24年(1891)24歳 6月、宿痾に苦しみ帰省。12月、本郷駒込追分町に一戸を借りて自活する。
  4. 明治25年(1892)25歳 母と妹をつれて再上京。新聞『日本』入社。
  5. 明治28年(1895)28歳 日清戦争に記者として従軍。旅順へ。帰途船中で大喀血し神戸病院入院。帰国し松山中学在職の漱石の下宿に入る。句会を開く。
  6. 明治30年(1897)30歳 雑誌『ほととぎす」に協力。
  7. 明治33年(1900)33歳 9月漱石渡英。
  8. 明治34年(1901)34歳 「墨汁一滴」を『日本』に連載。1月〜7月。9月「仰臥漫録」を書き始める。ロンドンの漱石に〈僕ハ迚モ君ニ再会スルコトハ出来ヌト思フ〉と書き送る。
  9. 明治35年(1902)35歳 3月「仰臥漫録」を再開。5月「病牀六尺」を『日本』に連載し始める。9月19日没。戒名は子規居士。滝野川字大龍寺。

モーツァルトも35歳で亡くなったが。子規のほうが勁い。われわれとして学ぶ所が多い。

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福永武彦『異邦の薫り』(新潮社)を入手した。古本だが状態は良い。 
これは先日、高遠弘美先生に推薦していただいた本(の一冊)。





2022年1月19日水曜日

『私の脳で起こったこと レビー小体型認知症からの復活』と『誤作動する脳』は必読の名著

昨夜の週刊ALL REVIEWS巻頭言は私が書いた。文章をそのまま紹介する。

樋口直美さんの著書『私の脳で起こったこと レビー小体型認知症からの復活』と『誤作動する脳』を2冊とも、一気読みした。1冊目は、1962年生まれの著者の実体験の日記(2012年から2014年)であり、2冊目は、病に対応するためのノウハウが詰まった本だ。この両者はその文章が素晴らしく読み物としてみても一級品と思う。もちろん、私の知らなかった「レビー小体型認知症」に関する、患者側からの貴重な知見が得られる貴重な本だ。認知症患者というわけではない72歳の私にも、この後の人生をより良く生きるための手がかりが得られるという、稀有な読書体験を与えてくれた。

個人的には老化現象と、種々の「認知症」の症状は、程度の軽重はあるが、どちらも脳の不調が原因だと考えている。それらへの対処方法は似ており、どちらも単に恐れているだけではダメで、積極的に立ち向かわなくてはならないと思っている。

『私の脳で起こったこと』で、著者の樋口直美さんがリアルな日記として記述していることは、病気の「克服」にいたる過程とそのためのキーワード(「書くこと」と「発信すること」)である。「克服」とは病気の完治ではなく、病気を知り、病気をなだめながら共存し、積極的に生き、同病の人に救いの手を差し伸べることすなわち「発信」だ、『誤作動する脳』では、その「克服」のためのノウハウがわかりやすく具体的に書かれている。

これらの本で読んだことには、私の今後の生き方に対するヒントが含まれていると思い、Twitterでそのことを「発信」してみた。驚くべきことに樋口直美さんから、丁寧な応答ツイートをいただいた。私の考え方もまったく見当外れというわけではなさそうだ。

いわゆる「健康余命」は日本人男性の平均値では、私の場合あと10年と言われている。そのあとにほぼ10年の平均余命が残されているらしい。2つを合わせた20年全部を、私は「健康余命」としたいと思う。このために予想される老化現象のことを知り、上手な対処方法を考え、老化現象と共存する覚悟を決めた。今日から「楽しく」動き始め、「発信」もはじめる。

そのための基本的な手段は広範な「読書」と「書くこと」と「発信すること」と思っている。

上記2冊に関する、ALL REVIEWSの記事のリンクをご紹介しておく。

https://allreviews.jp/isbn/4893088432

https://allreviews.jp/review/4750

(hiro)

***

以上だが、昨夜から体調が悪く、今日は一日寝床で過ごしたので、自分は体調の悪さにどう対処しているのかを考え始めた。5年ほど前の入院生活では、病院にPCを持ち込んで治療の様子をできるだけ記録することを心がけた。2017年3月のこれらのブログを見るとその様子を思い出す。

https://hfukuchi.blogspot.com/2017/03/blog-post_6.html

今回は短い間だったが、スマートフォンで青空文庫にアクセスし、正岡子規の『病床苦語』や、夏目漱石の『点頭録』を眺めて、気の滅入る病気の克服のヒントを得ることにした。漱石の記述はきわめて哲学的だが、子規のは実際的でとても参考になる。絵を書くなど新しい趣味を始める。そして旺盛な創作欲があった。子規は苦痛の中でも周囲へのおもいやりは忘れない。もちろん、看護をしていた母親や妹を怒鳴りつけることが多かったのだが、彼女らが気晴らしに出かけることをこころから喜んでいる。どこかに心の余裕が残されているのだ。句作が良い影響を与えているのかも知れない。

漱石


子規

2022年1月18日火曜日

高遠弘美先生の昨日の素晴らしいZoom講義のメモを整理したら知恵熱が出た

 昨日(2022年1月17日18時半〜20時)のZoom講義の復習をした。

「読書は誰のためにするのか」

講師:明治大学商学部 教授 高遠 弘美
司会・対話者:地域価値創造研究教育機構 准教授 清水 まさ志
主催:鳥取大学地域価値創造研究教育機構
共催:鳥取大学振興協力会
連携:明治大学商学部

https://www.core.tottori-u.ac.jp/activity/act-03/%E3%82%AB%E3%80%90%E3%82%BF%E3%80%91%E3%83%81%E5%85%B1%E5%89%B5%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%A0/

私がとったメモ。

『鶉衣』 「摺鉢伝」 の「なにげない」文章の素晴らしさ。
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/875926/40?tocOpened=1


吉田健一 『饗宴』
https://www.amazon.co.jp/吉田健一-饗宴-日本幻想文学集成-吉田-健一/dp/4336032262

https://www.amazon.co.jp/饗宴-吉田健一/dp/4845410044

『木村蒹葭堂のサロン』、これは所持している。

『蒹葭堂雑録』はまた読んでみたい。
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2562884?tocOpened=1

種村季弘『箱抜けからくり奇譚』図書館で予約した。

ミシュレの『海』、機会があれば。
https://www.amazon.co.jp/海-ミシュレ/dp/4894340011

『薄田泣菫全集』
http://kenkyuyoroku.blog84.fc2.com/blog-entry-589.html

『堀辰雄全集』筑摩書房
やはりまた、図書館で借りよう。学生の時、仙台丸善で何度もめくってみていた。

市河晴子の著書。
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1208865
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1687660

これは、5月になったらオンラインで読めると期待している。

福永武彦『異邦の薫り』
中古を注文。Amazon

〈先生によるまとめ〉

  • 読書は壺中天、それぞれが自由に楽しむべし
  • 再読可能な本を読むべき(ハウツー本でなく)
  • 今回の本は先生の読書遍歴のごく一部
  • 読書すべきは、文章が力強くて、再読を誘う本
  • モデル探しは無用(コンブレーはコンブレー)
  • 言葉で表された世界を心をこめて見つめたい
  • 想像力を増すのが読書の楽しみで、一度だけの人生を複層的にする

〈他〉

3月には明大大学院で最終のご講義(個人史、本との出会いがテーマ)、一般もリモート参加可能の予定

〈今後のご予定〉

  • プルースト翻訳継続
  • 『野生の教養』(明大アカデミーの講義録?岩野さん中心に編集される)に寄稿
  • 内田百閒『初稿 冥途』の解説、もうじき出る
  • 作(2021)年のプルースト講義(3回シリーズ)をまとめた本の書き下ろし

〈ご希望〉

  • 市川晴子の随筆集を作りたい
  • ご自分のエッセイ集作りたい

***

私が勝手につけた付録


***

ここまで書いたら、熱っぽい。寝床に入ることにした。体温38.5度C。これも孫からうつされたRS(?)ウイルスかも知れない。孫は昨日またPCR検査をして陰性だった。

知恵熱かもしれない。😁

2022年1月17日月曜日

思い切ってPASSAGE書店の貸棚を申し込んだ

思い切ってPASSAGE書店の貸棚を申し込んだ。

手順は、友の会会員としてあるアドレスに届いたメール内容に従った。簡単だった。(申し込むか否かを悩むほうが自分としては大変だった。大蔵大臣に話したらダメとは言われなかったのでホッとした。)

棚の位置は店舗の一番奥、突き当り面の一番右下、「店舗」(書棚)の家賃はかなり安いが、位置的には悪くない。上段には高遠弘美先生の「店舗」、近所には鹿島茂さんや豊崎社長の「店舗」がある。書棚の名前は「マルセル・プルースト通り」だ。

https://passage.allreviews.jp/


***

メルマガ巻頭言の原稿を手直しした。仲間からコメントを頂いた件を、修正した。自分の思い込みだけで書いた文章は相手に伝わらない。読者の立場に立って書くべきとまた教えられた。このようなやり取りが有益でしかもこよなく楽しいので、執筆が続けられるのだろう。

***

18時半から高遠弘美先生のZoomでのご講演を拝聴。

読書を「楽しむ」というお言葉に大きな共感を覚えた。

ご紹介のあったなかでは、筑摩の『堀辰雄全集』がまた欲しくなった。所持していた端本は当面見当たらず。市川晴子の著作も入手したくなった。
なにより、高遠弘美先生の『著作集』を熱望したい。

http://kenkyuyoroku.blog84.fc2.com/blog-entry-907.html

2022年1月16日日曜日

たまには本の読めない日もある

昨日土曜日の朝日新聞読書欄、記事や広告で注目したいものがいくつか。

広告より……牧野富太郎の評伝『ボタニカ』を朝井まかてさんが書いた。

「売れてる本」という記事……筧裕介著の『認知症世界の歩き方』について。種々の認知症で「現れる可能性のある症状を網羅」しているらしい。


「ビジネス」欄では……北海道砂川市のいわた書店さんの「一万円選書」が紹介されている。大人気で三千人が順番まちなのだそうだ。

これをPASSAGE書店で真似してみたい。

***

2022年1月15日土曜日

新型コロナウイルスの影響が及んできた

土曜日なので、母親が勤務中の孫を父親(私の息子)がつれて来た。ここまでは通常だが、その後、大事件が連発した。

新居で風邪を引いているらしい孫が、到着直後に盛大に吐く。もちろん、用意していた食事はできない。少しだけ水を飲ませて、寝かせておいた。1時間半ほど熟睡して、少し元気になり、お粥や良く煮た野菜などを少量食べる。その後、大量の軟便。水様便ではないのであまり問題はなさそうだ。その後水分を十分にとらせる。夕方には大分元気になった。

夕方、母親から息子に電話があり、これまたびっくり。孫が通っている保育園の先生がコロナ感染して、孫は濃厚接触者の扱いになったという。保健所が忙しすぎて、PCR検査の予定は、まだはっきりしないのだそうだ。先月にも似たようなことがあった。おかげで、母親の実家に一家3人で帰る予定がふきとんだばかり。とりあえずは、検査を待つしかない。

もともと、明日(日曜日)は引っ越し直後の片付けがあるので、孫の面倒を見に新居に行く予定だった。これは行くしかない。月曜日以降どうするかは、明日以降決めることになった。

月曜夜の高遠先生の講義は、何があっても聞く。

***

来週のARメルマガ巻頭言は昨日8割がた書いたので、合間を見つけて修正し、月曜日の朝にはチェックに回せるだろう。その他のシゴトは中断せざるを得ない。「文舵会」の合評会が昨日済んでいてよかった。

PASSAGE書店の書棚を借りる件の手続きをしないといけないが、考えている暇がない。思い切って申し込んでしまうか?

***


『私の脳で起こったこと 「レビー小体型認知症」の記録』の改訂版(ちくま文庫)が届いた。たしかに注釈が読みやすくなっている。が、巻頭言の修正をしているヒマはなさそうだ。すると、落ち着いてから読むことになるのか。とりあえずは明日の「通勤」電車で少し拾い読みしてから決めよう。

2022年1月14日金曜日

『文体の舵をとれ』の練習問題回答合評会を開催するのも老化対策です(スミマセン)

樋口直美さんのご著書に感銘をうけたので、自分も「老人性認知症」への取り組みを始めたい。

勉強の出発点はここかな?
https://www.mhlw.go.jp/kokoro/know/disease_recog.html

こことか?
https://info.ninchisho.net/mci/k20

『アルジャーノンに花束を』も読み直そう。

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高遠先生の1月17日の講義資料が届いた。素晴らしい!!!!

https://www.core.tottori-u.ac.jp/activity/act-03/%E3%82%AB%E3%80%90%E3%82%BF%E3%80%91%E3%83%81%E5%85%B1%E5%89%B5%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%A0/

***



ALL REVIEWS友の会内の『文体の舵をとれ』の練習問題回答文合評会である「文舵会」を実施した。以下、Slack内での報告文。

皆様お疲れさまでした。「文舵会」第一回開催報告です。

日時:2022年1月14日(金)20時〜21時半(22時まで延長)
参加者:6名。
課題:練習問題1の問1、問2
実施方法:誰かが回答を読む、コメント一巡、その繰り返し。
全般感想(の一部):
(1)限られた時間で書くのも悪くない。
(2)「読み」の力を感じる。他の人に読んでもらうのは得難い経験。
(3)せっかくなので回答集を作っておきたい。(匿名、希望者の回答のみ。とする。)
  ※(3)はこれから議論して取り扱いを決める。

次回:2月18日(金)20時から、Zoomは19時55分に開く。

非常に楽しかったです。今回参加されなかった方も、次回は是非ご参加ください。オブザーブも大歓迎です。 

2022年1月13日木曜日

5日間連続1万歩歩行で若返りできた


引っ越しし手伝いを5日間連続で行い、その間毎日1万歩近く歩いたので、疲れが出たらしい。今日は、コタツでシゴトをしようとしたが、頭がまったく働かない。その内眠くなって、午前・午後合わせて5時間位寝てしまった。

ただし、夕方に買い物にでかけたときに、驚くほど足元がしっかりしているのを感じた。毎日の運動は大切だ。今回は歩くだけでなく、新居が3階建て住宅なので階段を何回も上り下りしたのが良かったのだろう。体重10キロ以上の孫を抱えての歩行と階段昇降だったのも。

若返ったような気がする。幻想かもしれないが。

夜、トンカツを食べて、ビールを350mlだけ飲み、ますます若返って少しだけ頭が働くようになった。明日の「文舵会」(ALL REVIEWS友の会内部開催の『文体の舵をとれ』練習問題回答の合評会)の進行案を作った。

「文舵会」第一回(2022年1月14日20時開始)の進行案

(1)参加者の名前のみ紹介。:3分

(2)回答の読み上げと参加者(除くコーディネーター)からの読後感想。これを繰り返す。:12×5分=60分

(3)全体を通じた自由な話し合い:20分

(4)運営・進行に関する話し合い:5分

(5)次回の予定作成:2分

これで計90分(一時間半 20時〜21時半)

眠れるのは健康の証

 五日間連続で、息子一家の引っ越しの手伝いに「出勤」した。勤務内容は「子守り」。今日は引越荷物の開梱、インターネット開通、旧居の清掃などのイベント。夕方にはセブン-イレブンのレンチンそばをプロジェクトメンバー全員で食べて、打ち上げとなった。

今回一連の「通勤」では、読書が良くできた。今日は鹿島茂さんの『渋沢栄一 算盤編』(文藝春秋)を読む。連日の通勤の疲れでつい眠ってしまい、45頁までしか読んでいない。


私の仕事は楽。孫の子守りだ。昨日あまりに騒がしい新居を離れて、近所の公園に行ってみたが緊張して疲れていたらしく、ベビーカーの上で熟睡中。好きなブランコには乗れずじまい。



ともあれ、新居は日当たりもよく、孫も今以上に元気になるだろう。

2022年1月12日水曜日

『誤作動する脳』(医学書院)を読了した、老人には「実用本」だ

樋口直美さんの『誤作動する脳』(医学書院)を、今日も「孫の子守り通勤」電車の中で読み、帰りはわざと緩行電車に乗って、読み終えた。


今日は、樋口さんのご著書の内容を見ながら、自分の「状況」と比べてみたい。

樋口直美さんは、コンビニのレジでの現金支払いに苦労するお話を、143頁でされている。これは歳を取るにつれ、私も経験している。このモンダイは電子マネーの使用で避けることができるが、現金を使うことは皆無にはならない。釣り銭を少なくしようとか、ピッタリの金額を出そうとすると、緊張する。緊張すると硬貨の種類を間違える、そもそも端数が何円だったかも忘れる、あげくのはて手が震えて硬貨を取り落とす。落とした硬貨がうまく拾えない。

緊張の原因は、以前の失敗を思い出すから。そしてそのときに周りの人が冷笑していたという誤解から生じる。

144頁にあるように、おおらかになれればいいが、そうは行かないのが面倒なところだ。

146頁。
とっさの場合に、自分の住所や電話番号や暗証番号を思い出せないという、お話。これも最近よくある。落ち着いて、時間をかければ思い出すのだが、その「落ち着き」を取り戻すことがなかなかできなくなったのは、なぜなのか。

148頁。
自分を頼ることをヤメルという解決法がある。なんでもメモにしておく、タイマーを多用する。『博士の愛した数式』で、まさに「博士」がやっていた手法だ。メモを書いたことを忘れさえしなければ良い方法と言えるだろう。149頁。

記憶の外部化でストレスを減らす。これも良い方法で、定評がある。ヘミングウェイは翌日書く小説の書き出しだけ決めて、あとは楽しく酒を飲んだというが、同じようなことは、サラリーマン時代によくやっていた。明日の仕事でやるべきことをリストにしておき、アフター5はそれを忘れて楽しむ、など。

160頁。
若い時は何でもないことだったが、映画館で、大画面(スクリーン)で、映画を見るのは疲れるというお話。ストリーミングサービスで、PCの画面で観るほうが、没入できるのだ。

177頁。
多忙な一日を終えて、布団に入って寝るときの幸福感。これも、毎日感じている。いま夜中の1時45分、明日も朝早く起きて出かけなければならないが、あと数分後に寝床に入ってこれを痛切に感じるだろう。

186頁。
「ねばならない」を放り出したい。定刻通り仕事場に到着しなければならない、を放棄して遅刻を認めてもらう。そうすれば楽だが、私も含め小心者はそれができない。(できるなら、昔からさっさとやっているし、毎日のブログ更新などしない。)。

203頁。
土井善晴さんの「味噌汁は、濃くてもおいしい、薄くてもおいしい」に感動する。ここ、全く同意。料理を美味しく作る、食べさせるというのは呪縛。

明日は、病気ではないにしても、いわゆる「老人ボケ」ではないかと密かに憂いている私としてこの本に書かれた苦悩と救いをどう考え、どう活かすかを考えたい。眠いので、ここまで。 

2022年1月10日月曜日

樋口直美さんの『誤作動する脳』(医学書院)を読み始めたが一挙に140頁まで進んだ

 PASSAGE書店の準備進行状況最新版は下記の通り。楽しみなことだ。



***


樋口直美さんの『誤動作作動する脳』(医学書院)を、今日の「通勤」電車の中で読み始めた。帰りは空いている普通電車に乗ったので、かなり読書ができた。142頁まで進んだ。

この本は、昨日までに読み終えた『私の脳で起こったこと』の日記体とはちがい、樋口直美さんが病を「克服」したあとに書かれたものなので、「安心」して読める。言い換えると『私の脳で起こったこと』ほどの苦しい緊迫感はない。以下に樋口さんの文章をかなり引用しながら、この本の読みどころを押さえておこう。

4頁。

道に倒れていた白髪の女性のもらした言葉。「あなたも、いつか私と同じ病気になったときに、わかるわ」は樋口直美さんにとっては、「過去」に置いてきた感情を含む。

72頁。

NHK「ためしてガッテン」のディレクタは、まだ自分のことをうまく夫以外の他人に伝えきれていなかった当時の樋口さんの話を、肯定的な態度で真摯に聞いてくれた。これは樋口さんにとっては衝撃的であり、うれしかった。

74頁。

「理解などしてもらえない。……」というのは誤った思い込みで、理解したいという気持ちのある人には、何の壁もなくきちんと伝わる……」このような感情には、覚えがある。私が会社員として自信を失っていた時、配置転換された部署で、おおらかな先輩社員はじっくり私の話を聞いてくれた。そしてそのままの私を受け入れてくれた。このときの感情と同じ。そのときから、自分が変るのを、目覚ましい思いで自分が見つめていた。

80頁。

自分で(独学で)学び、誰も説明してくれない自分の症状の仕組みを、自分で、一つでも理解できた……これも樋口さんにとってはこの上ない喜びであり、自信となった。

あと半分は、また明日も続く「通勤」(実は息子一家の引っ越しの手伝いつまり孫の子守の電車往復)時に読みきれるだろう。

そうして、全体を読んだあとで、自分の感想をまとめ、昨日のブログで紹介したALL REVIEWS中にある、この本の書評と比べてみる、いわゆる(私が言っているだけだが)「2人読書会」に挑戦してみる。楽しみだ。


(以下翌日書いたものです。)

樋口直美さんの本の題名を間違えて表記してしまいました。

誤動作する脳』ではなく、『誤作動する脳』でした。

ご迷惑をおかけし、誠に申し訳ありません。以後注意します。


2022年1月9日日曜日

樋口直美さんの『私の脳で起こったこと』は同病の方々だけでなく皆を勇気づける本だ

樋口直美さんの『私の脳で起こったこと レビー小体型認知症からの復活』(ブックマン社)を読み終えた。昨日と今日、孫のお世話兼息子の引っ越し手伝いに「通勤」したのだが、その行き帰り計2時間ほどで全部読めたことになる。

昨日読んだ前半部分は、病気に負けた状態だった著者が、今日読んだ部分では、病気を克服した姿が描かれる。「克服」とは快癒したという意味でなく、病気ときちんと立ち向かい主体的に生きることを言う。

著者を変えたのは、考え方の変革だろう。良い意味の開き直り。そしてその「手段」は「書くこと」、「発信すること」だった。

190頁。

「脳の機能の一部を失ったからといって、知性を失う訳ではない。記憶を失ったとしても思考力を失う訳ではない。」

197頁。

「私の思考能力は、衰えていない。私の基本的な性格も変わってはいない。」

できないことを嘆くのではなく、できることがあることを喜ぶ姿勢だ。

223頁。

「〈未知の感覚を恐れてはならない

はるか前から未来はあなたの中にある

ただそれが生まれるのを待ちなさい〉 リルケ』

224頁。

「私は、9月に実名で社会に向けて発言していこうと決めました。」

226頁。

「体調がどうであろうと、病気が何であろうと関係ない。」


引き続き、同著者の『誤動作作動する脳』(医学書院)も読むことにする。

https://allreviews.jp/review/4750

 

2022年1月8日土曜日

勉強不足で「レビー小体型認知症」を知らなかった

樋口直美さんの『私の脳で起こったこと レビー小体型認知症からの復活』(ブックマン社)を、孫の世話に行った電車の行き帰りで170ページほど読む。かなり壮絶な闘病記録で、この後を読まないと眠れそうにない。今、11時半。戻ってきたのでとりあえず、ここまで書いて、ブログとする。


 

2022年1月7日金曜日

『文体の舵をとれ』の合評会(AR友の会内)の第一回目の回答原稿がほぼ集まった

 「文舵会(ぶんかじかい)」と名付けた『文体の舵をとれ』の練習問題回答合評会を「AR友の会執筆研究部」内で企画し、第一回の回答原稿収集までこぎつけた。14日に第一回合評会をZoomで行う。楽しみだ。自分でマジメに回答を作るだけでも非常に勉強になる。今回やる、練習問題は下記。皆の回答を一つのGoogleドキュメントにまとめた。

明日朝執筆研究部内で公開する。


〈練習問題①〉文はうきうきと 問1:一段落〜一ページで、声に出して読むための語り(ナラティヴ)の文を書いてみよう。その際、オノマトペ、頭韻、繰り返し表現、リズムの効果、造語や自作の名称、方言など、ひびきとして効果があるものは何でも好きに使っていいーーただし脚韻や韻律は使用不可。

問2:一段落くらいで、動きのある出来事をひとつ、もしくは強烈な感情(喜び・恐れ・悲しみなど)を抱いている人物をひとり描写してみよう。文章のリズムや流れで、自分が書いているもののリアリティを演出して体現させてみること。

***

PASSAGE書店のサイトの内部のFAQページの作成の手伝いを行う。内容を云々する前に、ページの編集システムの習得に時間がかかってしまう。昔はITの会社にいたというのが、我ながら信じられない。情けない。ともかくいろいろ教えてもらって、仕事に取り掛かる。これも読む人の反応を思い浮かべながら書く必要があるのを痛感。どちらにせよ、「書く」のはムツカシイが楽しい。

***

AppleTV+の『インベージョン』シリーズ1を観終わる。シリーズ2が欲しい。終わり方が唐突だったので、視聴者数が多ければ、きっと作るだろう。

***

年賀状今日も11枚書いて、夕方投函。曜日の関係で松の内には着かないだろうが、こちらはなにしろまだまだ松の内気分なので、モンダイない。玄関ドアの正月飾りは引っ込めたのだが。

七草粥を夕食に食べる。なので、もう(10時半だ)腹が減った。

***

勉強テーマ発見。

https://research-er.jp/articles/view/106515

***

PASSAGE書店の工事は進んでいるようだ。


2022年1月6日木曜日

終活のためではあるが然るべき価格で売りたい本がある

本棚書店開業始末記(その2 終活のため売りたい本)

売れそうな本をリストにした。

  1. トーマス・マン日記(紀伊國屋書店、5巻 1933〜1946) 
  2. チェーホフ全集(中央公論社、16巻揃い、月報付き、および別巻2) 
  3. 森有正全集(筑摩書房、13巻と14巻(日記)、装丁・栃折久美子) 
  4. 弘法大師著作全集(山喜房、全3巻揃い) 
  5. 鷗外選集(岩波書店、全21巻揃い) 
  6. 寺田寅彦全集(岩波書店 新書判 全巻揃い) 
  7. トーマス・マン全集 

他これも?

  1. 植草甚一スクラップブック(初版全43巻 一冊のみ月報なし) 
  2. 書道全集 
  3. 漱石全集 

本当に売れるかしら。明日は売り方を考えよう。全集は人気ないのでバラ売り?

***


年賀状を11枚書き、ふりしきる雪の中、近所のポストまで出しに行く。

我が物と思えば軽し笠の雪 宝井其角

これで40枚近く完了。明日で全部だせそうだ。「松の内」がおわってしまうのは悲しいが。

***

「黙々と読書する部の読書録」を作っているうちに、 


たまたまAmazonで書誌を見かけた。ご近所図書館にあったので予約。樋口直美さんの『誤作動する脳 シリーズケアをひらく』など。



2022年1月5日水曜日

まだ松の内なのでのんびりと年賀状や他の書き物をしよう

「本棚書店開業始末記(その1 棚主になるか否か)」
(以下、相当にフィクションが混じっているのでご留意願いたい。)

本屋さんの言い出しっぺ、御大の話によると、買いたい本が売っていないのなら、自分で本屋をやれ。てごろな古本屋さんがなくて、蔵書の始末に困るなら自分で売れ、とのことらしい。

自分で買いたい本、たとえば書評本なら、書評家さんに頼んでPASSAGEの棚においてもらい、そこで買う。不要本、つまり私の場合、老後の生活のために自分の手で処分したいが、上記のようなモンダイがあるので、PASSAGEで売る。

ということで、メリットはある。

あとは経済的負担、入会金(13,200円)と毎月の棚借り料(5,500円)を何とかする手立てがあれば、なんとかなる?

「蔵書票」  (詳細はお問い合わせください)って、何に使うのか?

シリーズ物の本を売るときにまとめて売れるのか。

他にもあるがまとめて、Slackで質問した。

私は自分と友人の古本を売りたいと思っています。主に終活のため。😁
以下、とりあえず現状の(薄い)理解の上で、質問させていただきます。

  1. 質問1:月額5,500円、入会金13,200円の負担は大きいのですが、(以下略)
  2. 質問2:仲間と語らって共同で棚主になることはできますか?代表者が窓口になればいいでしょうか?
  3. 質問3:シリーズ本などまとめて値付けしてまとめて販売できるのですか?
  4. 質問4:「蔵書票」の使いみちはなんでしょうか?
  5. 質問5:シール出力はどうすればいいでしょうか?貼るのは自分でやるのですよね。

上記を題材に、「文舵会」の練習問題回答案を書いてみた。(転んでもただでは起きない。)


問1回答

私のような素人にも、この面白そうなスペースで、本を売ってみようかという気にさせる。PASSAGEはそんな魅力のある書店にきっとなる。もしも自分にも書棚スペースが持てたなら、PASSAGE書店の魅力をもっと増すような売り方をしてみたい。そのためのアイデアを毎日朝晩折りに触れ、考えることに決めたのだ。

ところで、問1の問題文にある「ナラティヴ」ってなんだろう?
http://www.clg.niigata-u.ac.jp/~miyasaka/id-4/id-2/
うむむ、コニー・ウィリスが得意そうなモンダイじゃ。
この説明によると、さっきの回答は落第。書き直す。

問1回答修正版(「ナラティヴ」にした。)

先生の発案で神保町すずらん通りでの書店経営の話がすうっとでてきた。書評家・作家・編集者・出版社・読書家誰でもなんでも好きな方法でなんでも好きな本を売っていいのだ。こいつはオモシロイと俺は喜んだね。なんとかして書棚の権利を手に入れて、こどものときからの夢だった本屋さんをやるんだ。さいわい古い本ならたくさん持っている。ホコリをはらってきれいにならべて、いまどきの新しいひとにも本のよさがわかるようなスゴイ殺し文句を書いた紙切れをはさんで売ってやる。新しい読者にもらわれて、昔の本もずいぶん若返ろうというものじゃないか。そうだ本屋さんやろう。君もやらないか。楽しいと思うよ。

問2回答(これは孫の描写で、書店とは関係ない。)

空腹な1歳の私は待ちきれない。私は手に子ども用フォークを持っている。目の前には小さく切った人参ジャムのサンドイッチがある。母がもっと細かくちぎって私のスヌーピー柄の皿に置く。手づかみでもいいよと言っている。フォークを置いて、手づかみで口へ。パンの香りも好きだし、人参ジャムの味とほのかな甘さが大好きだ。噛む。飲み込む。旨い。空腹な自分の胃の中に好きな食べ物が降りていく感覚。もっと食べたい。次のひときれを指差す。母がまた皿に置く。また食べる。噛む。飲み込む。旨い。次はなにか赤いものと透明なものと茶灰色のものが、人参と大根と里芋の煮物だと母が言う。味付けは薄くしてある。よくわからないが、これらの色や形や匂いは大好きだ。母がスプーンで掬って少しずつ私の口に入れる。赤いもの、人参これはやはり好きだ。しかも汁気がたっぷりしみて柔らかい。食べた瞬間に笑みがこぼれる。すごい幸福感。透明な大根も食べる。つぎは里芋、これもスプーンで小さくして口に入れてもらう。これこそ究極の味。薄い塩味と鶏肉と他の野菜のだしが染み込んでいる。たまらない。また笑ってしまった。里芋は3回おかわりしちゃった。最後にフォークで里芋のかけらをつついてみた。それだけなのに母は「上手、上手」と褒めてくれる。もっとなにか食べたいぞ。

こちらの手直しは明日。

***

Twitterからの情報。

このいわゆる、「interlinear Bible」はたとえばここ。眺めているとオモシロイ。

https://biblehub.com/interlinear/

***

今日は年賀状10枚書いた。Jの書いた分を含めると、通算27通。半分を越した。
「松の内」は昔は田舎では15日までではなかったか?
要するに松飾りを片付けなければずっと松の内であるという説もある(嘘)。 

2022年1月4日火曜日

今日のメルマガ巻頭言はPASSAGE書店開店と巻頭言総集編の紹介文とした

本日夜9時に出たメルマガ「週刊ALL REVIEWS」で、以下の巻頭言を書かせていただいた。

今年も、この巻頭言の執筆と編集は毎週続ける。私の大きな仕事の一つとなる。

***


週刊ALL REVIEWS Vol.134 (2021/12/27から2022/1/2)

読者の皆さま、新年おめでとうございます。巻頭言執筆・編集担当のhiroです。

昨年中は週刊ALL REVIEWSと巻頭言をご愛読いただきありがとうございます。おかげさまで読者数は1500を越え、133号まで発行することができました。今回は134号となります。

この巻頭言はALL REVIEWS友の会有志メンバーの、山本陽子、Fabio、こじま、やすだともこ、hiroが毎週交代で書いています。ALL REVIEWS掲載の書評とそれで取り上げられた本を中心テーマとして、本を読む醍醐味を文章に表現する楽しさを味わいつつ、お互いに助け合いながらの執筆は人生のなかで稀有の体験となっています。

毎年2回、過去半年の巻頭言を総集編としてnote記事にまとめています。昨年後半のものも下記にまとめました。年始の読書のご参考になれば幸いです。どうぞお読みください。

https://note.com/allreviewsjp/n/n32e255a81759

私達の活動の拠点であるALL REVIEWSは、書評閲覧サイトの運営と関連情報の発信(たとえば月刊ALL REVIEWSの提供)を活動の中心としていましたが、今年は書店経営にも乗り出すことになりました。「PASSAGE by ALL REVIEWS」が神保町すずらん通りにこの春に開店します。 書評家・作家の方たちも、出版・編集・販売に関わる方たちも、読者の方たちも自分たちの望む形で書店に棚を持ち、好きな本を売ることができるのがPASSAGEとのこと。こう考えると、PASSAGEは世界に類を見ない素晴らしい書店になると思います。

書籍文化の新たな境地を切り拓く切り札としてのPASSAGEの開業は、われわれの巻頭言執筆にも良い影響を与えることでしょう。楽しみです。

それでは、今年もメルマガ週刊ALL REVIEWSをよろしくお願いします。(hiro) 

PASSAGE書店の開店予告に対する反応がすごいことになっているらしい

PASSAGE書店の開店予告があったばかりだが、随分反響があったらしい。めでたいことだ。

私のような素人でもこの面白そうなスペースで本を売ってみようかという気にさせる。そんな魅力のある書店になりそうな予感がするし、もし自分にも書棚が与えられたら、なんとかPASSAGE書店の魅力を増やすような動きをしてみたい。そのためのアイデアをこれから折りに触れ考えることにした。



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今日もコタツを設置した。なにしろ狭い住居なので昼間しか設置できない、毎朝運動代わりにコタツを引っ張り出して来る。年賀状書きが捗るはずだったが、孫とその両親がやってくるのを計算にいれていなかった。おかげで今日の実績はゼロ枚。まあ、あわてずに松の内に出せればいいかと、例年思っている。

年末までは孫の体調が悪かったのだが、今日は絶好調で、大いに食べ大いに公園で駆け回る。同じように食べて走り回る体力はこちらにはない。でもどうしたのかという顔で見られるとクヤシイので、必要以上に頑張る。疲れて彼が帰った後はぐったりするが、精神的には満たされて元気になる。夜もよく眠れるだろう。




2022年1月2日日曜日

PASSAGEのティザーサイトが出来ていた!

 今年初のコタツ設置。おかげで年賀状を5枚書いた。明日からもっと頑張る。

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「高橋源一郎の飛ぶ教室」、1月1日の番組中の対談のなかで聞いた話。谷川俊太郎さんはモーツァルトやベートーベンより今はハイドンが好きである。アノニムなので……とのこと👏

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太平洋戦争80年・特集ドラマ 『倫敦(ロンドン)ノ山本五十六』を録画(NHKプラス)で観る。

ロンドン軍縮会議で日本側代表だった山本五十六は上層部に階段外しをされた。ちょっと調べたくなったので、図書館で『山本五十六』(半藤 一利著)、を借りることにした。

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「PASSAGE」のティザーサイトが出来ていた。

https://passage.allreviews.jp/

ここで自分のメールアドレスを登録しておいた。出店料、なんとか払えるだろう。自分で出店した本が売れなかったら悲惨なことになるが。

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AR「黙々と読書する部」で皆が投稿している書名などをまとめる作業を開始した。ゆっくりとしかできないので今月いっぱいの予定にする。ゆっくりやれば楽しい。



2022年1月1日土曜日

寝正月 寅彦百閒 呑み鉄も

今年の年賀状。今朝の少量の屠蘇代わりの日本酒で酔って寝てしまい、手書き分はまだ一枚も書いていない。ゆっくり書くのでご容赦。> アナログ年賀状派の方々へ。


昨年は、書評サイトALL REVIEWSとALL REVIEWS友の会でかなり身を入れて活動したが、今年はそれを新次元の主体的な活動にしたい。そして、ALL REVIEWSが今年手掛ける書店「PASSAGE」にも積極的に関わりたい。

体力がゆるす範囲で大いにやっていきたい。

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昨日は寅彦忌。今朝のALL REVIEWS友の会のツイートに寅彦の『柿の種』への言及があった。触発されて内田百閒先生の「寺田寅彦博士」を読んで見る。手元にあるのは『漱石先生雑記帖』(河出文庫)の96頁から掲載のもの。

ある木曜日の晩、漱石先生が私共に向かって、暫らくぶりに寺田が来たけれど、なんにも話しをする事がないから、自分は寺田の顔を見て欠伸ばかりしてゐた。寺田もつまらないものだから。自分の顔を見て、欠伸をし出した。両方で黙つて欠伸をして、それで半日つぶして、寺田は帰つて行つたよと話された事がある。

「水入らずに」親しむとはこのことだが、昔からの親友とはこんなことがあったのを私も思い出した。時々電話でもこれをやったことがある。

漱石の亡くなった後、寅彦は19年間ずいぶん寂しかったことだろう。

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夕方、久しぶりに六角精児さんの「呑み鉄本線・日本旅」を観る。NHKBSPで二時間。彼も最近の収録時にはやや疲れが見えて前程豪快には呑めないような雰囲気がただよう。体を悪くしていないといいのだが。彼のあの飄々とした生き方を観ることができなくなってしまうと困る。

誰でも年齢には勝てないが、「それなり」に人生を楽しむことは出来るだろうと信じたい。