2018年5月31日木曜日

夕焼けに気づいてすぐに写すまで、本と遊びて今日も暮らしつ

 雨が降ったり止んだりしていたが、夕刻に一瞬空が紅くなった。


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 和歌の勉強ということで、良寛さんの和歌集を眺める。国会図書館デジタルコレクション(DC)。



 これなんか、いいなとiPadでスクリーンショットをとり、印をつける。



 そのあと、良寛さんの伝記も探して読み始めた。国会図書館DC便利だ。



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 夕食の買い物がてら、また図書館で本を替えてきた。「オール読物」は「蜜蜂と遠雷」の直木賞発表号。だが一部掲載だったのでがっかり。面白そうだったら買いたい。文庫本になるまで待つかも。スペースがないので^^;



 フィリップ・ロスさんと多和田葉子さんは先にどちらから読むか悩ましい(*^^*)

2018年5月30日水曜日

カメラのデジタル化で被写体の種類が飛躍的に増えた

 雨が降り出した。そろそろ梅雨。たしかに鬱陶しいが、気の持ちようでなんとでもなる。


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 昨日、突然クレヨンのセット(息子が中学に入ったときのお祝い)を見つけ出したので、先日の熊谷さんの猫の絵に色を塗ってみた。もっとべったり感を出したいのだが、なかなかうまくいかない。工夫が必要。色画用紙を切り抜いて貼り付けようかとも思案中。いろいろ試行錯誤するのが面白い。



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 アナログ写真をデジタル化する方法も試行錯誤。スキャナーも試したが、手間がかかる。

 iPhoneにGoogle製のアプリを入れて、試してみた。長方形への「切り抜き」は自動でうまくやってくれる。光の反射の除去はアプリの言う通りに何回か撮りなおすとやってくれるが、撮り直しに手間と時間がかかる。反射除去をしないというモードが有り、それだと時間がかからない。照明を工夫(自然光?)して、このモードでやるほうが良さそうだ。





 無反射ガラスをプリントの上に乗せることも考えたが、効果は保証できなさそうだし、カネがかかるのでとりあえず却下。

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 「アナログ」写真は、驚くほど人物のスナップが多い。要するに「記念写真」ばかり。
 デジタルカメラができて、ランニングコストがほとんどかからなくなり、被写体の自由度があがった。貧乏人の法則。私だけかも…

2018年5月29日火曜日

リンドバーグの生涯はどうだったのか?

 「プロット・アゲンスト・アメリカ」(フィリップ・ロス 柴田元幸訳)を二日間で読み終えた。500ページを超える本だが長さを感じさせない。フィリップ・ロスのストーリーはさすがにうまいし、柴田さんの訳文は流麗だ。



 フィリップ・K・ディックの「高い城の男」を思わせる内容だが、緊密な心理描写はこちらの勝ちだ。作者の分身である、幼いフィリップの目を通した語りが成功している。そして、迫害を受けるユダヤ人をユダヤ人の立場で描いたのが、成功の原因か。

 物悲しくかつかすかなユーモアを持って恐怖感をかたる。これはフィリップ・ロスの独壇場。というほど、彼の作品を読んでいないので、読み終わった瞬間に、「父の遺産」を図書館システムで予約した。これは、「プロット・アゲンスト・アメリカ」の「その後」を描いたものと言ってよさそうな作品だ。

 リンドバーグについても調べたくなった、映画「翼よあれがパリの灯だ」は子供の頃に観た記憶がある。出発前夜にまったく眠れないシーン、燃料を積みすぎてなかなか離陸できないシーン、眠くなり海に突っ込みそうになるシーン、パリに着陸し人々にかんげされるシーンなど、映像のイメージが蘇る。

 その英雄リンドバーグがなぜファシズムと結びついたのか、知りたい。

 なので、彼に関する本「空から来た男」も予約した。


 

2018年5月28日月曜日

頻繁に撮って集めておくだけで「写真日記」ができる

 大昔(40年前)に飼っていた、「たまこ」親子のなつかしい写真を発掘。T市に住んでいたときに、押しかけてきた猫。転勤でこちらに連れてきたら、すぐ子供を生んだ。皆美形。



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 この写真も含め、デジタル写真はほぼすべてクラウドに上げた。50ギガ、4万7千枚。一日あたりにすると、4枚程度撮っていることになる。下手な日記より、過去の生活の記録性が高い。



 このあと、アナログ写真もデジタル化する予定だが、こちらはなんらかのイベントでしか撮っていない。一般人にとっては、デジタルカメラの出現は、今までにない優れた記録手段を手に入れたということになる。これをどう利用するかは、これから考えたい。なにか画期的なものが出てこないだろうか。

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 所要(つまり飲み会)で、青葉台まででかけた。書店で待ち合わせまでの暇つぶしをした。「武蔵野」(国木田独歩)の新潮文庫版を購入。520円。岩波文庫版と比べたが、少し活字が大きそうで、装丁もきれいなので、これにした。



 6月の旅行の課題読み物。「忘れえぬ人々」が入っている。やはり、紙の本には味わいがある。

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 飲み会の後、トイレに入って、鏡を見たら凄い老人がこちらを見ている。がっかりして帰り、アイスクリームを土産にする。

鏡中の
そのあまりにも
老いぼれる
すがたみてより
背をのばしたり



2018年5月27日日曜日

あじさいが咲いた日、モーツァルトの倫敦滞在に思いを馳せる

 買い物にいく道すがら、毎年この時期の楽しみは、あるお宅のあじさいの花。今年も咲き始めた。少し小ぶりだが、色は美しい。来週あたり梅雨入りしそうだが、もっと鮮やかな色になるのを期待。



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 NAXOSの新着タイトルで、「モーツァルト・イン・ロンドン」というのを見つけた。ごく若いときにモーツァルトが倫敦を訪れ、ヨハン・クリスチャン・バッハなどの指導を受けた一年余りのことを、顕彰する企画ものCDセット。58ページもあるブックレットがPDFで付属していて、これを大画面で見ながら聞くと、楽しい。



 本当に倫敦に行ったのかと、本をひっくり返してみると、そのことはきちんと載っている。

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 図書館に行き、多和田葉子さんの「地球にちりばめられて」などを返却。予約本は届いていなかったのですぐ帰る予定だったが、もの足りないので、雑誌のバックナンバーを一冊借りた。昔と違い、雑誌に回す金はないので、図書館で借りられるのは助かる。雑誌が売れなくてつぶれると困るが、無い袖はふれない。



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 今日は、CDをにバックアップしてあった、2002年以前に撮った写真(一部アナログをデジタル化)を、クラウドにアップロードした。写真はこれで39832枚。まだ増える。なつかしい写真も出てきた。今後ゆっくり閲覧するのが楽しみ。


2018年5月26日土曜日

「ナスカ 砂の王国」は面白かったが「プロット・アゲインスト・アメリカ」は面白怖そうな小説

 古いパソコンの「写真」アプリに溜まっていた写真はほぼクラウドに上げた。あとは、2003年以前の写真(CD20枚以上 10ギガくらい)を処理しなくては…明日からとりかかる。

 写真枚数は、23,711枚になった。


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 「ナスカ 砂の王国」を読み終える。楠田さんが本気で取り組んだルポルタージュ。マリア・ライヘの故郷、ドレスデンにも行っている。当時は東独の都市であり、徒手空拳で行き、マリアの関連資料を探し出したのはえらい。

 このあと、15年くらい経って、我々が観光に行ったときはのどかな都市だったが、歳暮教会はまだバラバラの破片状態。でも、すべて分類して番号が振ってあった。それもいまでは組み合わせて、教会は修復されているのだとか。ITの勝利?

 ナスカ絵のことはもっと調べたい。宇宙人が作ったというのは残念ながら正しくないらしい。

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 「西瓜糖の日々」(ブローティガン)を読む。ヒッピー的生活(コンミューン)の終焉が描かれる。なんとなく悲しい。



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 「プロット・アゲインスト・アメリカ」(フィリップ・ロス 柴田元幸訳 2014年 集英社)を読み始める。リンドバーグがローズヴェルトの代わりに大統領になったら…という怖い話。「アシモフ日記」と読み比べると、怖さが増すかもしれない。

2018年5月25日金曜日

腰痛の痛み和らぐ日々過ごす

 夕方のお迎え雲。このあと9時過ぎに長野で震度5強の地震があったので、これを地震雲だと言いはる人が出てくるかも。単に飛行機雲が拡散しただけと思う。



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 今日も半日は、古い写真をクラウドにアップした。写真は21,717枚となった。



 溜まった写真を眺めるだけでも楽しい。それより、面白そうな写真を使って、Googleで画像検索をすると、思いがけない画像知識が得られてもっと楽しくなる。写真を撮るということは、世界をある見方で見るということで、その世界の見方を拡大できる手段が与えられたということだ。



 写真の検索は、クラウドにフラットに集められたものをあるキーで全件検索できる。ジャパンナレッジの辞書群や青空文庫の小説達を、全文検索するのと同じで、世界全体をフラットに俯瞰して、面白そうなものを見つけ出す。従来の文脈検索ではない強力なツールが専門家以外にも与えられたということになろう。

 一冊ずつ写真アルバムを眺めるだけでなく、すべての写真から興味をひく写真を自由に選び出せるのは、デジタル化の利点。

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 木曜日の朝日夕刊の文化欄のページでは、役に立つ情報が見つかることがある。昨日のには2件。



 筋肉痛は治癒に3週間かかる、と三谷さん。すると、私のこの腰はあと2週間弱のがまんということか。



 西行の和歌を引用した記事を読んでいるうちに、「西行花伝」を読み直せば、和歌の勉強に効果的と気づく。背景がわからないと、歌の解釈は難しいからだ。

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 保釈された籠池氏は俳句を詠んでみせた。上手下手でなく俳句をひねる余裕が人間には大事だ。

2018年5月24日木曜日

生涯写真のデータベース・クラウド化プロジェクト作業中

 昨日掘り出した写真から、何枚か「路面写真」をTweetしてみた。これができるのがデータべース化の利点。

マカオ

北京(紫禁城)
アヴィニョン

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 今日もひたすら、古いMacBookの「写真」を、Amazon Driveにアップする作業を続けた。

 「写真」アプリでためたものは、直接はアップロードできない。一度外に書き出してから、それらをまとめてアップする。写真の枚数が多い。一万ファイル以上。MacBookのメモリーを6ギガから8ギガに増やしたが、書き出し作業は時間がかかる。半日頑張って、約三千ファイル処理した。アップロードは現行のMacBookProで行う。

 夕食の買い出し前まで作業した。Amazon Drive上の累計のファイル数は一万八千を超えた。



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 机の上の棚をさらって、2003年までの写真が入ったCDを見つけた。これの中身も明日以降(上記作業が済み次第)、Amazon Driveにアップするつもり。

 その先には、ダンボールに一杯になっている、アナログ写真のデジタル化を行う^^;

 すごいプロジェクトになってきた。四万を超える枚数になるだろう。いや、まだ隠されたリソースがあるかもしれない。

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 「地球にちりばめられて」は少ししか読めなかった。米国が商業主義、競争主義に蝕まれて、活力を失っているところまで。

2018年5月23日水曜日

「地球にちりばめられて」いるのはいいことだ

 「地球にちりばめられて」を読み続ける。近未来を描く寓話。話の糸口は各部分とも、コトバに関するコトである。



 社会保障が発達しているが故に移民の受け入れは制限したい欧州らしき国々、そこで生きる移民(母国日本らしき国はブルドーザで削られてすでに消滅している)にHIRUKO。米国らしき国はメキシコからの移民をシャットアウトしたので労働力不足となり、欧州から英語のできる移民を「拉致輸入」したがっている。それが怖いのでHIMIKOは英語を喋る時は極端に小声になる。米国の手先である警察に聞かれないように。

 これが舞台であり、その中で人々は母国語以外でのコミュニケーションを強いられる。この場合ブロークンというかとにかく通じるコトバが求められる。HIMIKOはスカンジナビア全域で通じる共通語を発明して教えている。

 外国語を教科書で勉強するのははやらず、音を聞き自分でそれを喋り体に染み付かせながら「新しい」言語を使うようになる。

 コトバオタクには最適の面白小説。まだ、半分にも行っていないが明日には読み終えて、次に予約している人に回したい。

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 読む傍ら、古いMacBookからサルベージした大量の写真をAmazonDriveにアップする作業を続ける。今日までで10ギガ以上になった。優先しているのは旅行時の写真。改めて見ると面白い。

 もとからアップしているものと合わせると30ギガ以上1万5千枚。



 こうしてアクセスしやすいところに集めていくと、昔のアナログなアルバムを何冊も見ているような気分にさせられる。画像内容をキーとして検索できるようにしたい。それが誰にでもできるようになればアナログなアルバムを超えた、デジタルアルバムの完成だろう。何年か掛かりそうだが(眠っているフィルムやプリントもデジタル化するつもりなので…)いい冥土の土産ができるかも。

2018年5月22日火曜日

アーカイブの構造をあらじかじめ良く考えておかないと大事な記録を失う

 昨日見つけそびれた、2012年のパリの写真を探し出した。3年前に予備役となった、2010年製のMacBookを充電し、立ち上げ、OSをアップデートし(しなくても良かったかも…)て、写真のフォルダーを調べた。

 同じようなことを中央官庁の方々も、最近良くやっているようだが、ネーミングルールなどをしっかりしないと、昔のファイルを探し出すのは難しい。幸い、「2012Paris」とかなんとか、フォルダー名が目に止まったので、見つかった。これである。



 昨日のブログ記事に追加しなくてはならない。

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 ところで、50ギガバイトほどある、この写真フォルダーをもっとアクセスしやすくしなくてはならない。共有フォルダーなど、いろいろ考えたが結局Amazonドライブに移動することにした。写真なのでプライム会員なら無制限にアップできる。

 やってみると、凄く遅い。しかも、130ファイルくらいアップするとMacBookがハングアップする。メモリー不足だ。仕方ないのでUSBに少しずつ書き出して、現用のMacBookProにUSBを刺してこちらでAmazonDriveにアップすることにした。素晴らしく早くはないが、ハングアップはしない。力技で数日頑張れば大丈夫だろう。金があればおおきなUSBメモリーを買って、一挙にできそうだが… 暇に任せてやるしか無い。

 将来を考えると、外付けの大きなSSDを買ってそこに写真などをためておくのが良いのかもしれない。DVDやブルーレイディスクも悪くない選択肢だ。DVDへのバックアップはかなりある。

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 夕方から、10時半までやって、(途中買い物と夕食をはさんで、)パリの写真の半分以上を処理した。他の写真も気長にやらなくては。



 かたわら、楠田枝里子さんのナスカ絵の本を読む。目からウロコの話が満載。ナスカだけでなくドレスデンにも行くらしいので楽しみだ。



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 夕方、買い物ついでに図書館に行き、また2冊借りた。多和田さんの新刊ははやく読み終えて返さないと他の読者から苦情が来そうだ。プライオリティをあげよう。

装幀も美しい本です\(^o^)/

2018年5月21日月曜日

ネコの寝方はかわらない

 熊谷守一さんの猫の絵鑑賞のための模写(というほどのものではない落書き)、第二弾。



 第一弾と同じ猫ちゃんのようです。毛並みでわかる。この足の投げ出し方は、我が家の外猫が寝ているときによくやっているのと同じだ。

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 和歌をアプリで書く試み。iPhoneでもやってみた。もちろんiPadと同じようにできる。クラウドに共通に保存する手を考えたい。



 香港とパリの旅の思い出をそれぞれ歌にしてみた。iPhoneに入れておくと、ちょっとしたヒマにコトバを入れ替えて遊べる。いい趣味かもしれない。トイレでも推敲できる^^;

 これらの歌に関連する写真を探した。香港のは昨年なのですぐ見つかったが、パリのはなかなか見つからない。デジタルで写真を取ったままにしておくと、こうなってしまい、困る。明日は古い無印MacBookを立ち上げてサルベージしてみよう。

 香港のは、これです。2016年3月。


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 翌日見つかったパリの写真。2012年12月。




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 和歌の勉強のため、正岡子規を読むことにした。この筑摩の全集は昔から読んでおり、なつかしい。



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 夏場に向け、脱衣場(兼物干し場)用に、サーキュレーターが欲しい。検討中。たとえば、これはどうなんでしょう?


2018年5月20日日曜日

小人閑居の日々是好日

 腰が痛くなった原因が、机に向かう無理な姿勢かと、昨日レイアウトを変更したら、そのせいで今日は余計痛い(T_T)

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 でも頑張って、軽い資源ごみは集積所に出してきた。新聞紙はまだ溜まっていないし、やめておいた。カートを使ったほうがいいかなと考え中。

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 「芝生の復讐」(ブローティガン 藤本和子訳 1976年 晶文社)の冒頭数編を読む。いわゆるヒッピー的な生活。当時は憧れた。自分では出来ないので、映画や本で読むだけではあるが。学生時代に旅行に出て、佐渡ヶ島で野宿(神社の縁の下)してみたが、蚊に刺されて一回で懲りた。



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 iPadの縦書きエディター(iライターズ)で、和歌を書くことを試みる。面白い。少し続けてみたい。「自註鹿鳴集」(會津八一さん)を眺めたが、良くわからなくて参考にはならない。1000首くらい作ってみないと始まらない。
 いちおう記念に写真を晒しておきます。


2018年5月19日土曜日

腰は痛いが絵の勉強もはじめよう

 左側の腰の痛みの原因。一日数時間向かっているパソコンの外付けディスプレイ(27インチ)を、机のスペースが狭いので、左側に片寄せて置いているからではないかと考えた。

 そこで、とりあえずMacBookのディスプレイ(小さい)を使用することにして、スタンドに立てて使って見ることにした。正対できる。キーボードは外付けのまま。

 執筆時にはディスプレイの文字の大きさを、極端に大きくして行う。なにしろ老眼なので、大きくなくてはよく見えない。

 しばらく、これでやってみるか…

 でも、国会図書館のデジタル化された古本などを読むには、やはり11インチでは小さい。27インチを使いたい。悩むね。

 27インチはリビングに移して使うか、あるいは書斎の机の正面に置くか? 辞書類を机の奥に置いてあるので、それが見えないのもいやだなあ。

 視認性重視で、27インチを机の上、正面に置いてみた。やはり見やすい。辞書類は別の場所においてやろう。なんだか、一年前くらいの配置に戻ったような希ガスる。



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 熊谷守一さんの猫を模写してみた。模写と言っても、ディスプレイに映して、コピー用紙を上に当ててなぞったものを加工。安直すぎ? でも結果は可愛いい。



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 「ユニコーン ジョルジュ・サンドの遺言」(原田マハさん 2013年 NHK出版)を読了。面白い。ユニコーンのタピスリーをまた見たくなった。こないだ日本に来ていたようだが、それは見逃した(T_T)

2018年5月18日金曜日

積極的かつ創造的なひきこもり

 今回の腰痛の特長。寝起きが一番痛い。筋肉の炎症が原因と思うが、筋肉がこわばっているといけないようだ。軽い運動をした方がいい。

 朝、風呂に入った後少し楽になったので、思い切って近所の図書館に行くことにした。本を入れるバッグはいつもと反対の左肩にかける。杖を持って出発。時速二キロくらいで歩く。でも、10分以内で到着。近いのは助かる。

 以下の本をまた借りてきた。


 多和田さんの新刊はまだ整理中だったらしく、貸し出しされなかった。でも夕方貸出可能と言ってきたが、後の祭り。明日の買い物ついでに取ってくるつもり。


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 「エミリの詩の家」を半分読む。えらく引きこもりの方だとわかる。引きこもってなければ、新島襄にあったのかもしれない。

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 時間を遡るが、朝のテレビ番組で、熊谷守一の伝記映画が紹介された。これは観たい。それはともかく、熊谷守一は脳溢血後、20年以上池袋の自宅と庭(要するに「天国」)にこもって、自然を相手に前衛的な絵を描く。文化勲章も、人が訪ねてくるのがいやで、辞退する。面白そうなお爺さんだ。調べよう\(^o^)/

2018年5月17日木曜日

腰痛でも読書はできるが…

 資源ごみの収集日。新聞紙がたまっていたので、販売店がくれた袋にほぼ一杯にして出した。ダンボールも少しだけ有り、いつもなら用心して、重い新聞紙の袋は単独で両手で持っていくのだが、片手で運んだ。

 魔が差したのだろう。そのときはなんとも無かったのに、1時間ほどで左腰が痺れてきた。右手だけで重いものを持ったため、左の腰と背中の筋肉に負担がかかったと思われる。

 じっとしていると大丈夫だが、立ち居振る舞いが不自由になった。寝ているとかえって痛くなる。トイレに通うのには杖(100均)を使う。



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 おかげで、「ビッグ・サーの南軍将軍」を読み終えることが出来た。おもしろいにかわりはないが、最後にクスリを使う話が出てきた。習慣化はしてないという話なのが救い。当時の小説などには、必ず出てくる話題だが、素人はフィクションを本気にして、使いたくなりかねない。

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 「西脇順三郎 新装版現代詩読本」(1985年 思潮社)の、詩の部分を少し読む。これは、いい。また、全集か選集を手に入れたくなった。まだ早いがクリスマスプレゼントに頼もうか。

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 腰痛で鬱々としていたら、図書館からアラートメールが来た。多和田葉子さんの四月新刊が到着したとのこと。早速検索してみたら、二冊入荷の内の一冊が在庫だったので速攻で予約。成功\(^o^)/



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 他にも予約本が来ているが、歩けないので今日は取りにいけない(T_T)

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 温泉での飲み会の事前課題で「忘れえぬ人々」を読んで来いとのこと。青空文庫でなく国会図書館でオリジナルを読んでいって自慢しよう。


2018年5月16日水曜日

ブローティガンは凄く面白いしエミリー・ディキンソンの詩も捨てがたい

 「ビッグ・サーの南軍将軍」(ブローティガン 藤本訳 1976年 河出書房新社)を読み始める。ブローティガンは手持ちの「愛の行方」以外、読んでなかったらしい。昨日までの「アメリカの鱒釣り」も今回の「ビッグ・サーの南軍将軍」も初見だ。あまけに、「ビッグ・サー」って偉い人とか言う意味と思っていたが、「BIG SUR」で地名だった(T_T)

 小説は素敵に面白い。ちょっとだけ味見と思って読み始めると、小説の方で食いついてくる。離れない。空腹の鱒が餌を追いかけるように(表現はおかしいが)、先方(小説)のほうからこちらの目に食らいつく。翻訳にしてこれなのだからすごい。

 藤本和子さんの訳文も素晴らしい。アメリカ在住。他の訳本や随筆も読んでみよう。

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 Twitterによると、今日はエミリー・ディキンソンの命日だそうな。Kindle For Macで、昔手に入れた、無料だったが、詩集を読んで見る。

 電子本は味気ないなと、Internet Archiveでも読んで見る。



 やはり寝転んで読むには、純正Kindle。彼女の詩の一句の長さなら、Kindleの小さな画面でも、いや、小さな画面のほうが、読みやすい。



 翻訳にも目を通したいので、図書館に予約入れた。



 朝日新聞を読んで、ソール・ライターの写真集をタッチの差で先に借り出した人がいるらしい。早く返してほしいものだ^^;