2010年7月14日水曜日

パラグラフ理解とエッセイで日本語改革そして思考の自由化

 最近また見直されているらしい外山滋比古先生が、「學士會会報No.883(2010-IV)」の講演要旨で、従来の外国語理解にはパラグラフの概念が欠如して失敗している。その改善も含め新しい日本語を創造したい。知識と思考が一体となる知的散文(エッセイ)を書くことで知識と思考の閉塞状況を突破したい。とおっしゃっています。
 ごもっともな話なのでぜひこの方向で仕事をしていきたいと思います。(できるかな?)
 パラグラフの話は木下是雄先生も「理科系の作文技術」でおっしゃってましたが、お二人は交流があったのですね。ロゲルギストという集まりで。
 ハーシェルも参加していた月光会というのがその昔イギリスにあったそうなのですが、技術的なことを楽しく話し合えるコミュニティも欲しいものです。本当は「会社」がそうであって欲しいのですが、資本主義社会ではそうも行かないところがつらい。
 ところでハーシェルはすでに大人気ですが、やはり気になる存在ですね。音楽家から天文学者に転身しましたがそのバイタリティーの秘密を探りたいです。

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