2015年12月19日土曜日

詐欺師フェーリクス・クルル、リーヴィット、そしてトーマス・マンの乗ったOcean Liners

手元の書籍を調べてみました。間違いがあったらお知らせくださいm(_ _)m

(1)「詐欺師フェーリクス・クルル」
「己の乗る「キャプ・アルコナ号」が八月一五日にリスボンを出帆することはわかっていた。」(新潮社版「トーマス・マン全集」七巻445ページ高橋義孝訳)
http://bit.ly/1VEhnCs

#「キャプ・アルコナ号」は1927年から就航なのだが、本来の物語の年代(多分19世紀末〜20世紀初頭)から考えると、こちらのほうが妥当なのかも。1911年就航のカップ・フィニステレ(後の大洋丸)。
どちらにせよドイツ商船隊は盛んだったらしい。

(2)リーヴィット(天文学者)
1896年 不明な船 2年間ヨーロッパへ。

#卒業旅行?(「リーヴィット」 ジョージ・ジョンソン 槇原凛訳 WAVE出版 44ページ)

1903年1月 ドミニオンライン社の郵便蒸気船コモンウェルス号...イタリアか南フランスへ (同書 47ページ)

#これかな?ボストンの寒さを避けたのか? http://bit.ly/22f2NW7

1903年夏 イベルニア号でイギリス諸島?へ (同書 50ページ)

#コナン・ドイル「失われた世界」でもイベルニア号は出てくるが同名の船や軍艦はたくさんあるようです。 http://bit.ly/1KweTEe

追記 リーヴィットとは対照的な天文学者セシリア・ペインは1923年にカロニア号で英国から渡米した。
    http://bit.ly/1Nzkubl

(3)トーマス・マン(と「ドン・キホーテ」^^;)
1934年5月19日 ヴォーレンダム号 #ではじめて米国へ。苦しい亡命生活のなか。(「トーマス・マン日記1933−1934」 紀伊國屋書店 441ページ)

#これはhttp://bit.ly/1KwfNkeですね。

(4)トーマス・マンはこの後も何回も海をわたっている。
#まだ纏めてませんm(__)m
  

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