2009年10月19日月曜日

フランス旅行記-アルルへ(10月4日)




6時起床。まだ暗いがフロントのマダムにウォーキングに行って来ると言い残し、息子と散歩がてらセントラル駅(在来線、といってもTGVも止まることがあるつまり線路共通)まで行きアルルへの列車時刻を調べ、切符を入手に行った。ホテルに戻り、そろって朝食に外出。
「カフェ・ミストラル」でプチデジュネ(カフェクレーム、クロワッサン、バゲット、バター、ジャム、オレンジジュース計5.8ユーロ)。おばあさんが世話してくれたが、「はい、カフェ、アン,ドゥ,トロワ」といちいちかけ声をかけないと仕事ができないらしい。
法王庁をまた見て(入り口の隙間からのぞいたら中は廃墟)、その坂の上の教会(ノートルダム・デ・ドン大聖堂)の前にきたら、9時の鐘が鳴り出した。いくつもの音階の鐘がなりすごく美しい音色。ききほれた。(写真1)
裏通りを戻ってきたら、日曜なのでガレージセールをやっていた。昨日2ユーロだった古本は今朝は0.5ユーロでうっている。昨日買ってしまったので、残念。
10時8分、マルセイユ行きの在来線急行でセントラル駅からアルルへ。所要時間は20分程度だったので、本当はよせばよかったのだが、トイレに行き、その汚さにぞっとした。道路上の犬の糞といい、トイレの汚さといい、サルコジになんとかせいと言いたい。ついでに言うと、歩きたばこも多すぎる。これらに関しては日本のすばらしさをぜひアピールしたい。シャワー付きトイレの普及率は世界一だろう。どんなもんだい。
アルル駅着。中心部までローヌ河沿いを15分ほどあるく。途中の公園の公衆トイレによった方がいたが、ノーコメント。公園にサーカスが来ている。
円形闘技場へ、(写真2)今も闘牛をやっており現役で使用されている。幸い今日は残酷ショーは開催していない。(私丑年です。)でも中は相当荒れている。アヴィニョンから一緒の英国人老夫婦と一緒になる。(翌朝もアヴィニョン駅で奥さんがバゲットにくらいつてるのをみかけた。)おみやげ屋を冷やかしたり、「アルルの女」がバゲットを持って犬(!)をつれて歩いてるのを見たりしながら、昨日ガイドブックで見つけておいたレストラン「クリケット(コオロギ?)」へはいる。
狭い店だが開店(11時半)まもなくいっぱいになる。スープ(パンとニンニクとチーズを添える)、主菜(チキンかパスタか、海鮮煮込み)、デザート、カフェ 以上3名分とビール、ミネラル瓶で76.6ユーロ。満足。マダムと会話もできたし。(クレジットで払うなら奥のカウンターまでブネブネ(おいでおいで)と言われ付いて行っただけですが)。(写真3)
ピカソゆかりのレアチュー美術館(第1日曜日なので無料!ラッキー池田)、コンスタンタン共同浴場(野良猫が住んでいる)、サントロフィーム教会など周り、いい加減疲れたので観光用のミニトレインに乗ろうとしたがもう運行は終了した後だった。
古代劇場(写真4、きれいです。おすすめ。)の手前に土産物屋があり陶器やバッグのセンスのいいのがおいてあった。ご購入!なお、古代劇場手前の公園にきれいな蝶がいた。
ゴッホの絵に出てくる夜の喫茶店(あまりきれいではない)にも入った。観光客は前で写真を撮るだけで入らない。その方が賢明かも。カフェは大しておいしくない。まだ列車の時間にはちと早いがアルル駅まで戻る。途中にまた猫がいる。あかどらで飼い猫らしい、道路を汚してないといいのですが。
待合室で時間をつぶしていたら、フランス人(たぶん)のバックパッカーのおじさんが来て、「サンドイッチを買ってくるので、俺の(大)荷物をみてて呉れ」とのたまう。なかなか帰ってこない。もうホームに行こうかと相談していたら、戻ってきた。しかも、着ていた上着他を脱ぎ捨てパンツ一丁になって体操をやり始めた。あきれて、ホームへ。
アヴィニョンのホテルに戻り(駅からは感動するほど近い。2分。)昨日カルフールで買っておいた果物や飲み物、日本から持参のアルファ米のおにぎりなどで夕食。昨夜とは違って街も静かで寝静まっている。(土曜日の夜はみんなフィーバーするが、日曜はたいていまじめに寝るようです。フランスの労働者諸君は。)






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