2011年5月27日金曜日

Leavittさんの上司ピッカリングの弟とダーウインの関係

また、Leavittさんに関する調査中です。
上司であり、大学時代の教授にあたるE.C.Pickeringにはやはりハーバードで天文学をやったW.H.Pickeringという弟がいました。12歳ほど年下。1858年生まれ。兄貴と協力して写真を使った天文学の発展に寄与。
この人は兄さんよりかなり破天荒というか大胆で、ローウェルより過激な宇宙の生物存在説を述べています。火星にはオアシスがあるとか月にも生物がいるとか。冥王星の存在をプラネットXとして予言もしたらしい。逆行軌道の衛星も発見。60歳代後半には引退してジャマイカの私設天文台で観測三昧。羨ましい。
月の起源も論じていますが、その時一緒に研究したのがGeorge Darwinで、この人は有名なCharles Darwinの息子なんですね。
するとLeavittさんのおじさまの名前のよしみでE.C.Pickering氏も彼女を喜んで雇ったのかもしれません。

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