2022年4月18日月曜日

「PASSAGE by ALL REVIEWS」と 「ALL REVIEWS」との関連をいかにつけるか考える




「通勤」の電車の中で、『忘れられた巨人』(カズオ・イシグロ 土屋政雄訳 早川書房)の冒頭、80ページまでを読む。非常にオモシロイ。この本は先日、PASSAGE by ALL REVIEWSで豊崎社長の棚から購入したもの。豊崎社長の「繊細」な付箋がついており、本文中にも赤のボールペン(!)でしるしが付けられている。普通の人の読んだ純粋な古本とすると価値はほとんどないだろう。しかし、書評好きにとっては宝物のような本である。でも値段は「格安」の定価の半額だ。

豊崎社長の書評はここ。


読んでみると、「なるほど」と思わせるような、ストーリーの要点に付箋やしるしが着いている。この本を読んだ感想を再来週の週刊ALL REVIEWSの巻頭言に書くことにした。

ALL REVIEWSとPASSAGE by ALL REVIEWSとの関係はもちろん深いものがあるが、今の所PASSAGE by ALL REVIEWSの店頭でALL REVIEWSサイトの記事を意識したことはあまりない。具体的にどうすればよいのかはまだわからないが、互に連関するような企画を立てたい。



「通勤」で神保町の駅をでたあと、時間の余裕があるときは、PASSAGE by ALL REVIEWSの付近の古本屋さんを覗くことにしている。今日は「大雲堂」や澤口書店を除く。『堀辰雄全集』の存在の定点観測の意味もある。他に見つけた「出物」は以下の通り。


『三田村 鳶魚(みたむら えんぎょ)全集』 6000円
『正岡子規全集』 5000円
辻伊助の『スウィス日記』。 500円


など。




帰りは皆と「サイゼリヤ」で飲み食いして、PASSAGE by ALL REVIEWSの行末を感じる。

たのしきかな「サラリーマン」人生。





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