2017年11月29日水曜日

「国家の罠」(佐藤優さん)読了、次は「自壊する帝国」(同)を読もう

 今日の夢日記。イメージを描いてみた。



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 佐藤優さんの「国家の罠」の残り三分の二を、一気読み。面白かった。

 276ページ。「情報屋の基礎体力とは、まずは記憶力だ。」 映像で記憶するという。

 289ページ。拘置所に入ったとき、弁護士をまず教育している。参考書は「われらの北方領土」(外務省)、「北方領土問題」(和田春樹)、「スパイのためのハンドブック」(ロッツ)。#これらはちょっと調べてみる。

 291ページ。国策捜査される自分のための参考書。「決定版 私の田中角栄日記」(佐藤昭子)。#なにしろ勉強家。「勉強」で、苦しい拘置所生活を乗り切った。

 294ページ。「検察は基本的に世論(ワイドショーと週刊誌)の目線で動く。」

 334ページ。「獄中では、難解な神学書・哲学書の理解が…深くなる。」

 347ページ。鈴木宗男に関する参考書。「悶死−中川一郎怪死事件」(内藤国夫)

 456ページ。「拘置所の「ゆく年くる年」」にえがかれた年末年始のごちそうは、前にも別の本で読んだことがあるが、うらやましいほど豪華。なお、佐藤優さんは、普段の麦飯も旨いと言っている(*^^*)

 484ページ。出所後は「国内亡命者」として静かに生きたい。

 494ページ。「小泉政権成立後、日本は本格的な構造転換を遂げようとしています。内政的には、ケインズ型公平配分政策からハイエク型傾斜配分、新自由主義への転換です。」(鈴木宗男は公平配分論者。)外交的には排外主義的なナショナリズムへと転換。これも鈴木宗男の米、中、露との関係のバランス重視と異なる。
 #「国策捜査」の原動力はこの対立にある。

 529ページ。「北方領土交渉秘録 失われた五度の機会」(東郷和彦)には佐藤優の「公への献身」が描かれている。

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 つぎは、やはり佐藤優さんの「崩壊する帝国」を読んで、ロシアのより深いことを学ぼう(*^^*)

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