2021年10月20日水曜日

『時間』(吉田健一)を読むには時間をかけるべし

吉田健一『時間』を読みつつあるが、案の定よくわからない。これは楽しいことなのだが、どうわからないか解明したい。

文芸文庫版の表紙


一文一文はそれほど難しくない。最近の若い読者によくあるであろう、正字正仮名に対するアレルギーもない。それなのに、各章を読んだあと本を閉じて、何が書いてあったかを思い出そうとすると、かすかな記憶しか残っていない。

まずは、なにか手がかりを得ようと、「目次」を作ってみることにした。そもそもこの本には「目次」がない。その原因を考えてみるのも面白そうだが、その前に簡単な目次を作ってみる。目次各項の内容を考えるのはまだできないので、章の最初の字句を拾い出すことから始める。頁数は新潮社版による。


1 冬の朝 3(頁)

2 今人不見古時月 21

3 今の時代 39

4 パスカル 57

5 空間 75

6 具體的

7 もし時間といふものがなければ 111

8 時間と空間の関係

9 厳密に言えば 147

10 戰前 165

11 忘却 183

12 人間 201

少しだけ、吉田健一が何をテーマとしようとしたかが分かるような気がする。

時間はかかるが、引用されている固有名詞などの索引を作ると、もっとよかろう。

このあと、抜書作戦とともにやってみる。

ところで、新潮社版の本の帯が残っていたので、見ると「吉田健一の源泉のすべて 人間が人間であることの根源に関わる”時間”とは……」とある。漠然としすぎている。



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CMプロジェクトの今月の記事の材料を思いついた。

(1)自発的行動を促すのは時間がかかる

(2)挨拶と会話と行動への誘導

明日もう少し詳しく書いてみる。 

2021年10月19日火曜日

世の中には「分からない」本が多いので読書が楽しくなる


『日本沈没 第二部』読了。話のスケールは比べ物にならないくらい大きい。大きすぎてかえって、読者がついていけそうもないと考えて、読むのを諦めているのではないかと思うくらいだ。そして、この物語は無限に続くのだろうが、それはその後に出たいくつかの小説、例えば最近なら『三体』に引き継がれたのだろう。

この本に影響を与えたのかも知れないと考えて、バナールの『宇宙・肉体・悪魔 理性的精神の敵について』を図書館で予約。読むかどうかは不明だが、近所に図書館があると、気軽に借りたり返したりできるので便利だ。それに、あまり人気がない名著で貸し出しが何年かないと廃棄本にされると聞いたので、読まなくてもたまに借りるという意味はある。

バナール先生は大学でちょっとかじったX線結晶解析の親玉でもある。

https://allreviews.jp/review/4654

廃棄本対策という意味ではないが、『吉田健一ふたたび』を借りてきて、拾い読みを始めた。再度借りたきっかけはもちろん、『ジュリアン・バトラーの真実の生涯』の著者川本直さんが、編者である執筆者でもあるからだ。『時間』が吉田健一の最晩年の著書であることも改めて知り、この本も書棚から引っ張り出す。吉田健一のムツカシイ著書は、何度読んでも新鮮だという長所を持っている。分からないから吉田健一が嫌いだというひとは食わず嫌いなのだろう。ホヤの味は何回食べてもコトバで言い表すことがムツカシイ。コトバがカバーしきれない感覚や真実というのがあるのだろう。「分かる」と「分からない」で本を差別するのも変な話だ。世の中の本はすべて「分からない」もので、それを自分なりに解明していくのが読書であり、楽しいのだ。


昨日借りた、レイ・ブラッドベリの『キリマンジャロ・マシーン』の冒頭の有名な文豪と出会う話が面白かった。これも、「分かる」のだが、振り返って考え始めると「分からなく」なる短編小説の典型か。この話をもとに自分でいろいろと考えることができるという意味で、楽しく「分からない」ストーリー。



2021年10月18日月曜日

その手があったか、『日本沈没 第二部』

6時4分起床、室内24.1°C、外気温11°C晴れ。寒い。

***

孫由来のカゼで、気分がすぐれない。急に寒くなったからかもしれない。ともかく、こんな日は読書に限る。『日本沈没 第二部』を布団の中で読み耽る。かなり大詰めに近づいてきた。阪神大震災や東日本大震災後に、そのトラウマ(日本人皆が受けた)を乗り越えてこの作品を作り上げたのはスゴイ精神力。そして、『第一部』以上の災厄が待っていることを書ききる(だろう)ということは驚くべきことだ。この本の場合、読んでない人が多そうなのでネタバレはやめたい。



2021年10月17日日曜日

『日本沈没 第二部』は『第一部』とは全く異なる展開になる

7時20分起床、外気温19°C、にわか雨。室内気温25.3°C。

***

『小松左京自伝』をまず読む。

「第II部 自作を語る 第8章 日本沈没」

1964年 書き始める(1962年 ツゾー・ウィルソンの大洋底拡大説 サイエンティック・アメリカンかナショナル・ジオグラフィック ウェゲナーの 大陸移動説の復活)

1964年 竹内均・上田誠也『地球の科学』、翌年『地球の歴史』
マントル対流やプレートテクトニクスを深く知る。

1964年『復活の日』

1965年『地図の思想』、1966年『探検の思想』

父親の実家、館山の富崎忖相浜の安政大地震での海岸の「根上がり」(隆起)、関東大震災で断崖になった。一方、赤城、加賀、大和が戦争で沈んだ。

『日本沈没』で一憶玉砕や多くの人が死ぬという状況を模した。生き残った人は死んだ人に対して「責任」をとる。つまり人類に新たな貢献をするべき。

最初の電卓は12桁13万円。例えば日本の重さを計算する。

1973年3月発売。爆発的に売れる。
1973年秋、石油ショックで紙の値上がりでブレーキかかる。上下400万部。長者番付文壇部門5位、年収1億2千万円。

第二部の構想。

仮題は『日本漂流』。「フラフラ国始末記」1969年、「日本売ります」1966年、「日本漂流」1966年
『歴史と文明の旅』初出1971年刊行1973年
『地球が冷える 異常気象』(1974年

「アメリカの壁」1977年、『首都消失』1985年。
イスラエルの歴史を調べた。
国籍を失ったからこそ、地球社会に貢献できる。コスモポリタニズム。

これで、『第二部』を読む手がかりが掴めた。

この本、巻末には、「主要作品あらすじ」、「年譜」、「索引」がついている。役に立つ。

2011年7月26日、小松左京永眠。


孫の「夏風邪」がうつったらしく、喉が痛くくしゃみも出る。寒気もしてきたので、布団をかぶって『日本沈没 第二部』を読み始めた。160頁以上一気読みしてしまった。難民となった人々の生活を描く前半の内容はかなり重い。なるほどグループでないと書ききれなかっただろう。

夜、TBSTVで『日本沈没』の第2回を観た。原作とはかなりちがう。そもそも「関東」しか沈まないのか……と思ったが、原作の「第二部」を映像化しないとすれば、関東だけにしないとならなかったのだろう。政治家の周囲との癒着を描くにはこのストーリーのほうが確かにやりやすいのだろう。

次の巻頭言の材料として、ARに掲載されている小松左京の本の書評を調べておこう。秘書だった乙部さんの本はまた借りる手はずをした。

***

やっと、溜まっていた新聞紙を整理した。2ヶ月半、4分の1にたたんで積み上げると50センチくらいになる。重い。駅前での資源ごみ収集の日だが、雨がやまなければ、今週木曜日にマンションのゴミ置き場の資源ごみ収集に出す。これで、風邪症状が悪化した。


2021年10月16日土曜日

『小松左京自伝』のストレートな筆致が好ましい

6時5分起床。外気温19°C、室内気温25.7°C。

昨夜の「ゲンカンカフェ」の鹿島さんと東さんの対談の内容と長さが話題になっている。

***


『小松左京自伝』の続き。

いよいよ『第6章 日本沈没」

S48年(1973年)3月。500万部。カッパノベルス。なつかしい。

S39(東京五輪の年)に書きはじめ。滅亡だけでなく、最初から日本人が流浪の民となって生き延びることまでも書こうとしていた。

戦争での悲惨さと、高度成長に浮かれることを対比し、日本人とは何かを考え直してみようとした。

書き足りない状態で出したので最後に「第一部完」と入れさせた。題名は『日本滅亡』か『日本漂流』としたかった。

日本沈没第二部の取材のためオーストラリアに出かける。

売れたが、累進課税で95%はもっていかれた。

地球物理学の竹内均さん、地震学の坪井忠二先生に感謝を捧げた。

プレートテクニクス理論に刺激を受けた。

すぐ書くつもりだった続編はなかなか書けず。紆余曲折のあと、若いSF仲間と平成18年(2006年)7月、『日本沈没 第二部』上梓。33年ぶり。

映画『日本沈没』第一作はS48年(1973年)12月27日公開。880万人動員。監督森谷司郎、脚本橋本忍。

S57年(1982年)から「NICOGRAPH」にも関係。日本コンピュータ・グラフィックス協議会。

S58年(1983年)、映画『さよならジュピター』。

S56年、「イオ」創設。81歳の父が喜ぶ。

S60年、つくば博もサポート。5年後、花博も。

S60年、『首都消失』。

平成6年(1994年)、『巨大プロジェクト動く』。

95頁。

「第7章 不滅のSF魂」

平成7年(1995年)1月17日午前5時46分。阪神大震災。鬱になる。

平成9年、星新一亡くなる。葬儀委員長。翌年三浦浩も。

77歳、まだ頑張る。椎間板ヘルニアと脊柱管狭窄症。

平成18年『日本沈没』リメイク。樋口真嗣監督。

『小松左京全集完全版』。オンデマンド出版。

『小松左京マガジン』。

以上でこの本の自伝部分は終了。このあとは、主な作品ごとのインタビューとなっているが、まず『日本沈没』から読もう。

***

本日も、孫の世話のサポートに行く。熱は下がったので、通常土曜日運転。3連続で通ったので、昼食は有名カレー店のスペシャルランチをおごってもらった。美味かった。ビール付き。


2021年10月15日金曜日

小松左京の文章は読ませる、つまり上手い

6時17分起床、気温25°C、外気温17°C。


朝読書。『小松左京自伝』の続き。

56頁。「小松左京の誕生」から

28歳。ラジオ大阪で漫才(いとし、こいし)の台本書き。
『SFマガジン』創刊、昭和34年12月。シェクリイ「危機の報酬」。
「シュールで鮮やかな、面白いSFが書きた」くなる。文学への反逆精神。「ひっくり返す」ことがもっといい文学を生むだろう。

「地には平和を」。ペンネームは小松左京とした。S36年SFマガジンで選外努力賞。賞金5000円。SFマガジン編集長、福島正美に目をかけられる。『宇宙塵』に掲載される。

S37年、「易仙逃里記」。
S38年。「紙か髪か」、『オール読物』掲載。吉田健一に評価された。
S38年8月15日、短編集『地には平和を』。直木賞候補。
S39年、『日本アパッチ族』、光文社から。『復活の日』、早川書房。

64頁。
筒井康隆の同人誌『NULL』。
S38年、「日本SF作家クラブ」。半村良。星新一。「黄金の60年代」。桂米朝、「地獄八景亡者戯」。梅棹忠夫、『文明の生態史観序説』。

68頁。
「万博プロデューサー」
『中央公論』に「情報産業論」、梅棹忠夫。S38年。
社会全体の風通しが良く、エネルギーに満ちる。

日本未来学会S43年創設。
S45年(1970年)3月15日、万博開幕。(オムロンのICチップを見る。)
6千万人(すごい)が観る。

『国際SFシンポジウム』。

一方ここまでに
『エスパイ』、『果しなき流れの果に』、『明日泥棒』、『継ぐのは誰か』、『見知らぬ明日』。
『地図の思想』、『探検の思想』。

S46年、高橋和巳死亡。39歳。茫然自失。

76頁。
「日本沈没」
1973年3月、カッパノベルス。
戦争の悲惨さを忘れるなと、高度経済成長に浮かれる日本人に言いたかった。

***

昨日に続き、孫の世話に行く電車内の読書は、『日本沈没』。

映画化などされる時には省略される、地球物理学的な説明は、難しい理論(的な)部分を小松左京がうまく書いていて、教科書を読むよりわかりやすい。そして地球物理用語が懐かしい。高校生時代に習ったたとえば「アイソスタシー」、これを説明するH高校の地学の大池先生の顔や口調や板書の図までをありありと思い出す。

2021年10月14日木曜日

『小松左京自伝』を読むと『日本沈没』のスピード感・迫力が理解できる

6時25起床、曇り、外気温16°C、室内25.9°C。

夜中にnotion(Web版)が日本語化されたとのニュース。Slackの代わりになるかも。要チェック。

***

朝読書。


『小松左京自伝』を読み始める。同時代感がありオモシロイ。昭和6年生まれなので、私より実年齢は18歳上なのだが……

34頁。
旧制三高時代。ドストエフスキー、サルトル、カミュ。カフカにも傾倒。
埴谷雄高、野間宏も。

漫画を描いて生活の足しにする。

手塚治虫の『新宝島』に衝撃を受ける。コマ展開にスピードとリズムがある。

35頁。
三高の先生たち。仏文、朝吹武彦、生島遼一、桑原武夫、落合太郎(校長)。昭和24年9月、新制京大へ。伊文。

37頁。
反戦平和の主張に動かされて共産党入党。「革命」には心動かされず。

ソ連の核実験にショックを受ける。

39頁。
文学同人誌『京大作家集団』へ。高橋和巳とは気が合った。三浦浩も友人。
心情左翼から文学派へ。

同人誌『現代文学』出版費用を漫画執筆で稼ぐ。

43頁。
本名「小松実」でなく漫画筆名は「モリミノル」。高橋和巳は中文で吉川幸次郎に師事。

45頁。
演芸や芸能も堪能。

46頁。
『羅生門』(黒沢明)、『山椒魚戦争』、安部公房に影響を受ける。

野上素一先生と研究室で飲む。体育と数学を落として留年。

卒論、ピランデルロ。

47頁。
文学では食えないので記者になろうとしたが、共産党員だったので、不合格。産経新聞に入った三浦浩が「文芸時評」を発注してくれた。三浦の上司(文化部デスク)は司馬遼太郎。

50頁。
新経済誌『アトム』に入社。原子力を勉強して昭和31年六月号からは実質編集長。

51頁。
湯川秀樹にインタビュー。昭和32年1月号に掲載。

安月給なのでまた漫画を描いて女優との結婚資金とする。昭和33年11月挙式。

54頁。
西宮の六畳一間のアパート暮らし、ラジオまで質入れして、「ラジオドラマのような面白い物語を妻のために書こう」と『日本アパッチ族』を書く。出世作となった。

***

『日本沈没』の執筆時まで読みたかったが、急遽呼び出されて、孫の世話に行く。発熱したが、食欲はある。午後はかなり元気になった。しかし、明日も保育園を休むらしく、また出かけることになる。

行き帰りの電車の中で、Kindleで『日本沈没』そのものを再読。早い展開による緊迫感がたまらない。

2021年10月13日水曜日

小松左京の『日本沈没』冒頭、荒れる深海底の壮大で美しい描写力に脱帽

朝から雨。少し寝不足で頭がぼやけるので、朝読書は省略して、起き抜けに風呂に入り、食事に移行。

***

先の日曜日のTBSTVドラマ『日本沈没』を観ていらい、『日本沈没』で小松左京が何を問いかけたかったか、考えながら暮らしている。『日本沈没』の「完全版」はKindle版で買ってあるので、また拾い読みした。数年前に読みつつあったところからまた、読む。何度目かは忘れた。終末で傷ついた主人公と少女が助け合いながら逃げていく場面だ。日本が沈没したあとを書いて、主人公たちの行く先はわからない。第一部完、となっているので、本来『日本沈没』のテーマは日本社会の崩壊だけでなく、第二部のテーマであるらしい、日本という閉じられた社会を失った人々がどう振る舞うかも含めた、二段構えだったのだろう。

東北大震災で支払った多くの犠牲を考えて、小松左京は自分一人では二番目のテーマを書きにくくなり、グループを作って書き上げたというが、この前後で、彼が何をどう考えていたのかを知りたくなった。

今日、小松左京・谷甲州『日本沈没 第二部』(小学館文庫)、小松左京『小松左京自伝』(日本経済新聞社)を、図書館で借りてきた。上記の小松左京の問いを自分の問いにするための参考書としては最適だろう。


書斎の写真が小松左京の文章力の鍵となるかも

他に借りてきたのは、ブラッドベリの自伝的短編集『たんぽぽのお酒』(晶文社)。

余談ながら、『日本沈没』の冒頭の深海潜水艇からの荒れ狂う海底の眺望の描写は素晴らしい。画像で表現するよりずっとイメージ喚起力があり、しかもそのイメージが壮大で美しい。小松左京の才能の凄さがここだけでわかってしまう。分析して文章の書き方の勉強をしてみたい。

2021年10月12日火曜日

本との付き合い方はいろいろ、教わったり、同感したり、感動したり、郷愁を覚えたり……

6時起床。外気温22°C、室内27°C!湿っぽい朝。

『20世紀物理学史』の続きを読む。

426頁から。

QED 量子電気力学

1948年 ファインマン 「量子電気力学への時空的アプローチ」

経路積分

一方、朝永、シュウィンガーの定式化

これらは等価であると1949年、フリーマン・ダイソン

1965年ノーベル賞

場の量子論 QFT への批判 ランダウ

1970年代前半、高エネルギー物理学は猛烈に発展

量子場のゲージ理論と、量子色力学(弱い相互作用と、強い相互作用への応用)436頁。

#数式が出てこないのは嬉しいが、逆に解ったという状態(誤解状態)に達しない(*^_^*)

***

昨夜の朝日新聞、「立ち机」の話題。新しいこともないが、今座って使っている机に台を載せてKBとマウスを持ち上げれば立ち机に変身すると思い、実行。iPhoneでアラームを30分間隔にして、座り仕事と立ち仕事を交互にやってみよう。

(後記:今日一日やってみたが、たしかに腰の筋肉のハリは減ったような気がする。夕方の買い物に行くときの歩くスピードが早くなった。明日もやってみる。)

***

『小松左京自伝』を図書館で予約。

***


『独学大全』の続き。

本の価値を語っているであろう、「ブラッドベリの『歌おう、感電するほどの喜びを!』読書猿. 独学大全絶対に「学ぶこと」をあきらめたくない人のための55の技法 (Japanese Edition) (p.401). Kindle 版. 」を図書館で予約。

「書誌データのフォーマットの例」(noteに……)

日本語書籍については、いままでARのSlackで書いていたとおり。他は初耳。

「集めた資料を整理する」

目次マトリクス、引用マトリクス、要素マトリクスを作る。

やり方は?

その前に、コラム「点の読書から先の読書、面の読書へ」を読んで少し感動した。

***

『ジュリアン・バトラーの真実の生涯』、あとがき部分を読み直す。妙な懐かしさを覚える。少し前に読んだばかりなのに……。これも川本さんのスバラシイ筆力のせいだろう。

2021年10月11日月曜日

『ジュリアン・バトラーの真実の生涯』読了(一回目)

 朝読書。

まず、『20世紀物理学史』。

413頁。

物理学での伝承。フェルミいわく「若者よ、この粒子たちの名前を覚えられたなら、私は植物学者になっていただろうよ。」

415頁。

『フィネガンズ・ウェィク』の一節に触発されて、ゲルマンはハドロン(強く相互作用する粒子)の構成粒子をクォーク(quark)と呼ぶことを提案。 1964年。

416頁。

数百あるハドロン粒子と共鳴状態が3個の基本的組み合わせへと還元される。
アップ・クォーク、ダウン・クォーク、ストレンジ・クォーク。
たとえば、陽子はuud(アップ、アップ、ダウン)

417頁。

磁気単極子。

風呂へ。晴れ、外気温20°C、室内は27°C。7:30。

***

午前中の読書。

『独学大全』を読みながら、インターネットも使う。

「国立国会図書館オンラインを書誌/書誌の書誌として使う」

(1)国会図書館 詳細検索の件名を「書目」とする。
すると、インターネット公開で1392件出てきた。

(2)雑誌記事として発表された書誌をさがす。
資料種別 「雑誌記事」
キーワード欄に 「(テーマを表す語句 *)」
(*)「リスト」、「目録」、「書目」、「解題」、「文献」など)

Worldcatに
アカウント登録した。

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教科書、講座ものを読むこと。

次は「26 書籍探索」へ。

***


『ジュリアン・バトラーの真実の生涯』、読み終えた。

『アレクサンドロス三世』の第一部『栄誉』は1975年にランダムハウスから出版された。イタリアの田舎にいるのでニューヨークなどから参考書を1000冊取り寄せる。ラテン語はなんとか読めるが、ギリシャ語は忘れているので再度学習した。スゴイ。

そして、……1977年は節目の年。

#川本さんも上記のように勉強してこの本を書かれたのだろう。これには頭が下がるし、その成果であるところの、スバラシイこの本は何度も読み返すことだろう。

***

昨夜のTBSドラマの影響で、小松左京の『日本沈没完全版』の末尾とあとがきを読み直す。日本が沈没することも、ショッキングなテーマだが、小松左京がもっと書きたかったのは故郷を失った人々がどう生きるのかだろう。したがって、『第二部』を早く読みたいと思っている。明日には手に入るだろう。