2020年11月6日金曜日

西村雄一郎『殉愛 原節子と小津安二郎』(新潮社)を読んでます

曇り空の朝。

CNNJをつけてみる。まだ米大統領選の開票は続いている。

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『成城だより』を読み続ける。

1980年1月16日。
順天堂大学病院へ。心臓肥大去る。病院裏スナックで食事。寒い。予定を切り上げてタクシーで帰る。

1月21日。
未明、読書中に寒気。39度の熱で寝込む。

2月6日。
日記再開。1月16日に見舞わなかった編集者の葬儀には家人代参。

2月8日。
寝床から出ず読書三味。

文学、美術、音楽、推理小説、週刊誌。書評や時評めいた記述。

2月9日。
読書、読書。鬼の話も。

2月10日。
富永太郎詩稿整理。

2月12日。
田付(下山)たつ子『パリの甃(いしだたみ)』。古きよきパリの印象記。著者は富永文献に「村田美都子」として出てくる。

2月15日。
まだ寝床。新田次郎氏風邪からの心筋梗塞で急死。

「三年B組金八先生」を見る。

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西村雄一郎『殉愛 原節子と小津安二郎』(新潮社)を、うっかり読みはじめ、ひきこまれる。先日の巻頭言に触発されたのでさっそく借りてきた本。

1920年生まれの原節子。その原節子への愛が爆発する書き出し。本文で引用される映画をすべて探して観たくなる。

山中貞雄『河内山宗俊』(1936) (AmazonPV)
内田吐夢『生命の冠』(1936)
ファンク、伊丹万作『新しき土』(1937)。ドイツヘ挨拶に訪れる。

パリ経由でニューヨークへ。クイーン・メアリー号。(28頁。)竜田号で横浜へ。

日活から東宝へ。
国策映画。

熊谷久虎『上海陸戦隊』(1939)
同『指導物語』(1941)

山本薩夫『母の曲』(1937)
『田園交響楽』(1938)
『美はしき出発』(1939)
『街』(1939)
『姉妹の約束』(1940)
『熱風』(1943)

今井正『女の街』(1940)
『結婚の生態』(1941)
『望楼の決死隊』(1943)
『怒りの海』(1944)

島津保次郎『兄の花嫁』(1941)

山本嘉次郎『ハワイ・マレー沖海戦』(1942)

渡辺邦男『決戦の大空へ』(1943)

しかしこれらはどれも原節子の代表作とは言えない。

伏水修『東京の女性』(1939)
『青春の気流』(1942)

戦争は終った。原節子の青春も……

渡辺邦男『麗人』(1946)。白蓮の役。

黒澤明『わが青春に悔なし』(1946)

芸研プロ(義兄熊谷久虎がプロデューサー)

倉田文人『殿様ホテル』(1949)

沢村勉『野性』(1950)

(つづく)

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日本時間朝8時半、トランプ大統領の噴飯もののスピーチ公開、投票カウントの不正を訴えたが、事実に基づかないとされ、放送局側により映像放映を打ち切られた。

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