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2017年2月28日火曜日

「入院」の前なので、落ち着かない、まとまった読書ができない凡人の私

 いろいろ拾い読みしか出来ない。ビデオも「高い城の男(シーズン2)」などを「拾い観」する。

 『ドゥルーズの思想』、(27ページ〜)。
 「彼(ガタリ)には哲学者=生成変化と他の諸々の生成変化があった。彼は停止していることはなかった。絶えず動いている。変化するのではなく、毎度新たな組み合わせをひき出す万華鏡のように、…」

 「われわれは一緒に仕事をするのではなく、二人の間でする…」

 「(ガタリ)はブラックホールについて研究していた。…私の方はむしろ白い壁面について研究していた。…」

 読むとすぐなんとなく分かるが、じっくり真面目に考えるとわからなくなる。おもしろい文章だ。彼の文章は(翻訳しかみてないけど)、電子図書向きだ。あるいは、Twitterでやっている方が多いが、断片をBotでTweeetされるのに向いている。そのほうが絶対に「解る」思想を書き付けたのだと思う。Kindleではたくさん出ている。フランス語で読むのもいいかもしれない。

 こういう落ち着かないときに読むには最高の本だと思いましたまる



 クリフォード・ブラウンの曲もSP時代のレコードを聴いているので、短い。今の気分にピッタリ。
 Twitter、Blog、俳句、小説、ドキュメンタリー、プロット、ストーリーなどいろいろとりとめなく考える。妄想。

2017年2月27日月曜日

クリフォード坊やはいい子だったが、クリフォード青年もいい若者だった(稀有と言っていい)


 『クリフォード・ブラウン 天才トランペッターの生涯』(ニック・カタラーノ著 川嶋文丸訳 2003年 音楽之友社)

 ちょっとだけと思って読み始めたが、再読なのに覚えてないことが多すぎる(*_*)

 1930年生まれ、12歳で父親からトランペットを与えられる。
 母親が「己の欲するところを人にも施せ」と、教えられると、そのとおりに振る舞うような、典型的好青年に育つ。父母同様に、酒を飲まない。学校の先生にも愛される。ビリヤードやチェスが上手い。
 兄弟姉妹にも秀才が多い。

 ここまで褒めて書いてあると眉唾のような気もするが、本当に好青年だったらしい。人間とは思えない。音楽性だけでなく高い人間性の見本として興味が湧く。そんないい人はどうやって暮らしていけるのか??? 誘惑もあるはずだが。

 1840年台には、ワイヤースプール式やディスクカッター方式の録音機が一般に販売されており、彼はそれで自分の練習を録音して学んでいたという。(17ページ)

 ハイスクールでは数学の成績がよく、英語は駄目だったらしい。デラウェア州立カレッジでは、音楽コースがたまたまなく、数学コースに奨学金を得て入学。

 週末には近くのフィラデルフィアに通い、数多いジャズクラブに顔を出した。ジャズクラブには高校時代から行っており、16歳のときにはファッツ・ナバロと一緒に演奏もして、感心させたらしい。彼は後年になるまで、ファッツ・ナバロを尊敬していた。(60ページ)

 レコードはいろいろ聴いているので、なにか映像を探そうとYoutubeを見始めたら、ビル・エバンスが4拍子の曲をワルツで演奏する方法とか、モード奏法とはなにかと言ったビデオがみつかった。タモリさんがマイルス・デイビスに緊張しまくりでインタビューするビデオもあった。マイルスは終始スケッチブックに絵を書きながら余裕綽々で応対している。

 モード奏法とは、旋法(たとえば日本の民謡の旋法とか雅楽の旋法)を中心に演奏するらしい。コードを元に楽器を鳴らすより、メロディーラインを重視するということらしい。(楽器の出来ない私には推測しかできないけど)

 ビデオの中で、「カインド・オブ・ブルー」はいまでも毎年40万枚売れているという。トータルにしたらどれだけだろう。

 ともかく、どの世界のことを「勉強」するにもYoutubeは有力な道具である。

 

2017年2月26日日曜日

マイルス・デイビスとクリフォード・ブラウンの生い立ちのちがい

 いまのところ胆石の発作は起きていない。脂肪分とコレステロールを避けた食事のせいだろう。でもなんだか、爆弾を抱えているような気がして、心の片隅に怖さを感じている。気分転換が必要。

 マイルスの自叙伝を読んで、感じたのは、同時期の(ただし一方は早死=事故死だったが)トランペッターなのに、クリフォード・ブラウンと性格がまるで違うなということだった。



 そこで、昔買ったクリフォード・ブラウンの伝記を捜してきた。少し拾い読みして違いの原因を探りたい。
『クリフォード・ブラウン 天才トランペッターの生涯』(ニック・カタラーノ著 川嶋文丸訳 2003年 音楽之友社)。

 ファンの片割れなので、発行時にすぐ買って読んでいる。しかし今回のマイルスの自叙伝ほど熱心に読んでなかったので、詳しいことは忘れている。

 生い立ちの違いがありそうだ。

 クリフォード・ブラウンはデラウェア州ウィルミントン生まれ。マイルスのような金持ちの家庭ではない。しかし、裕福とは言えないが、彼の家庭は暖かく結束していた。彼は8人の子供たちのなかの5人の男兄弟の末だが、彼がいじめられたりしないように兄たちはいつも弟をかばった。

 デラウェア州の共和党政府は黒人の差別にはできるだけ加担しないような政策をとったらしい。ウィルミントンの黒人社会は両大戦中には良いコミュニテイ意識があったようだ。家族内だけでなく黒人社会内でも民主的な空気が流れていたようだ。

 高校や大学(黒人専用カレッジ)に進学しても、好きなトランペット以外の勉強にも励んだ。教師たちも親切だった。

 こんななかでジャズ界にデビューして、順調に有名になり、26歳(1956年6月26日)でなくなるまで、挫折は経験していないだろう。クスリにも手を出していない。必要がなかったと思う。もし彼が何らかの形で、演奏に絡むところで差別を受けたらどうなっていたかを、マイルスの例と比べてこれから考えてみたい。

 体調が優れない朝は、マイルスよりも。クリフォード・ブラウンの底抜けに明るい音を聞きたくなる。今も「The Best of Max Roach and Clifford Brown in Concert」を聴きながキーボードを叩いている。

 マイルスの自叙伝にはブラウン死後の盟友マックス・ローチの落ち込みぶりとともに、ブラウンに対する賛辞がたくさん書かれている。『クリフォード・ブラウン』の本の索引を見ただけでは、マイルスの名は出てこない。本当に本文にもないのか、なければ、それはなぜかということも追求の対象になる\(^o^)/

2017年2月7日火曜日

マイルスの"So What?"を聴きながら、読んで、書く、また楽しからずや、ズルズル

 再度読み始めた 『知覚の扉』は薬の説明が長く、ようやく十分の一グラムを水に溶かしてのんだところで、また寝てしまいました。ハクスリーの英語とはあまり相性が良くないかな。



 夜中(ラウンドミッドナイト(^_-) )に起き出して、夕方掘り出した『マイルス・デイビス自叙伝1』(2000年 宝島社文庫)を読みはじめる。随分前にブックオフで105円(!)で買ったのですが、『同 2』も105円で見つけてからまとめて読もうと思い本棚にしまいこんでました。数年たっても『2』はみつからず、読むのを忘れていました。

 今回、クスリの件を勉強しようとして、思い出したので探し出して読み始めました。すると、おっ…面白い。夜中なのに本から目が離せません。自叙伝としてありますが、腕利きのジャーナリストのインタビュー兼聞き書きです。本人のモノローグ形式にしたててあります。Youtubeでよくあるインタビュービデオより、わかりやすい。
 マイルスは金には困らない家庭に育ったようです。順調にスターへの道を辿り始めました。それがいつ・なぜ麻薬に捉えられたのか。そして彼の芸術とインスピレーションにどう影響したのか。興味津々なところは、これから読みます。

 今朝起きて、あわてて『自叙伝2』をAmazonさんで注文しました。文庫本より前に出た単行本にしました。送料とあわせて800円くらいですが、背に腹は変えられません。

 昨夜、本当に寝る前に、鎮静剤としてビル・エヴァンスを小音量で聴きました。で、よく考えてみたら、ビルもクスリはやっていたはず。ググってみると兵役についたとき(1951年ころ?)手を染めてしまったらしい。彼の写真はほとんど口を閉じた、ムッとした顔をして写ってますが、クスリの影響で歯がすごく悪かったせいだという噂が書いてあります。YouTubeでインタビュービデオをみると、たしかに、前歯が何本か欠けてます。お兄さんとの音楽談義なのですが、内容は深かった。技術的鍛錬と即興演奏の関連性について。
 ビル・エバンスも調査対象にします。あと、バードことチャーリー・パーカーも。なお、クスリからはクリーンにもかかわらずものすごい即興演奏を遺したクリフォード・ブラウンも。クリフォード・ブラウンの伝記はいつか買って読んだので、要発掘。

 いま、参考書として、植草甚一先生の本をいくつか納戸部屋から掘り出してきました。そのうちの一冊がこれ。『ジャズの前衛と黒人たち』(1967年 晶文社)。学校の科目よりこの本をほうをよく勉強したものです。



 昨夕、息子様と話をして、最近私がはまった、佐藤優氏の本を貸してもらいました。そのうちの『国家と神とマルクス』(2007年 角川文庫)を読み始めました。『獄中記』の下地があるので、最初から没頭できます。佐藤優氏はクヤシイくらいに筆力と知力が素晴らしく、有無を言わせず読ませるタイプです。「ドラえもん」を遥かに凌駕するかもしれないです。読んでいると自分も勉強したくなってしまう。この点で松岡正剛先生に代わりうるヒトかもしれません。文章としては私の私淑しているのは植草さんですけど。



 体調が回復するに連れて、読書ページ数は増えていきとまりません。花粉症の鼻水もズルズルと、とまらないけど。

2017年1月2日月曜日

私のJazz聴き創世記、そしてお古のiPhone4sをJazzを聴くための専用機にした

 お年玉にもらったお古のiPhone6P(au版)は、格安SIMを差すのがムツカシイ。イニシャライズのあとのアクティベーションがSIMなしだと出来ない(泣)かわいそうだと思ったらしく、息子殿が相当古いSIMフリーのiPhone4sをくれた。(いくつiPhoneを持ってるのだ??)

 iPhone4sは香港で買ったらしい。iOS9.3.5にアップデートして、音楽を聴くだけに使うことにした。今年研究予定のJazzだけを聴いてみよう。クラシック専用機とか歌謡曲専用機とか別々にあると格好いいかも。

 Jazz音楽には1970年前後に「文学的」な入りかたをしている。楽器がひけないし、そもそも音符が読めない。
 学生時代に読んだ植草甚一先生の文章が、好きになるきっかけ。

 仙台市にいた頃だ。
 K町のMalというJazz喫茶に通い、レコードのライナーノーツを読み、雑誌を読み、タバコを吸い、コーラを飲む。こんな事を続けていた。Malとはもちろん当時はやったMal Waldronのことだ。
 勿論、学校の講義には顔を出さない。学食には行っていた。安いから(^^)
 三島由紀夫の事件も、学食で友人から聞いた。

 植草甚一先生のJazzの好みは、少し変わっていると気づいた。要するに前衛的すぎる。私は「新しい」Jazzは、ウェザーリポートくらいまでしか、受け付けなかった。
 クリフォード・ブラウン!が好きと思っていた。今考えると.困ったものである。命日(6月26日)にはMalでクリフォード・ブラウンのレコードをかけてもらって聴いた。



 今朝未明に奇跡的な発掘盤だとかいうやつを夜中にJazz専用機で聴いた。ビル・エヴァンスの「Some Other Time: The Lost Session from the Black Forest」