昨日ご紹介した、
『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』(ブルース・クック, 手嶋 由美子 著)
の後半を読み終えました。面白い、そして今年夏に翻訳出版された本が、Unlimitedで読めるのは、年金生活者には喜ばしい\(^o^)/
前半は貧しい生い立ちと出世への苦闘、脚本家としての成功と、共産党員となり赤狩りにより投獄されるまでを描いていました。
後半は、出所後の闇の脚本家仕事の成功、そして戦いの末の名誉の回復、作家生活へのあこがれと挫折を書いています。
彼の強烈な性格により、敵も多かったが、なにしろ脚本を書く腕が確かで仕事が早く、友情に厚いので味方もおり、本名は出せないにしても他人名義で多くのヒット作脚本を書き、いっときは田舎に大きな牧場付きの家を買い取って、家族のみで隠れるように仲良く暮らします。
徐々に彼の名誉も回復されていきます。私の手元にたまたま『ローマの休日』の1988年製のVHSビデオと2003年製のDVDがあります。
1988年のテープのパッケージの表示は、
ScreenPlay by IAN McLELLAN and JOHN DIGHTON Story by IAN McLELLAN
2003年製のDVDでの表示は、
ScreenPlay by IAN McLELLAN and JOHN DIGHTON
Story by DALTON TRUMBO
となっており、彼の名前がでてきます。
『トランボ』によると、IAN McLELLANは彼の友人でやはり脚本家、代理人となって4万ドルのギャラもパラマウントから受け取ってくれたそうです。
そして、トランボは後の自らの監督作『ジョニーは戦場に行った』の原作である名作小説を書きますが、小説の完成は久しぶり。修行時代からいろいろなものを書いてきたが、彼は本来作家として心ゆくまで書きたかったのであろうが、豪奢な生活を家族とともにするには、そして、共産党員として迫害を受けながら家族を守るには、脚本を書き飛ばすしか方法がない。そのジレンマが大いにあったとしてあります。
『トランボ』の著者は、その書きぶりからすると、トランボに純粋なでも清貧な作家生活を送ってもらい、名作をもっと書いて欲しかったと思っているようです。脚本家よりは作家のほうがステータスが高いと思い込んでいるふしがある。
ここは難しいところですね。他人はなんとでも言える。
トランボのような有能な人物は、映画界でも政治の世界でも皆が必要とし頼りにしただろうし、彼の男気からすると、人に頼まれたらイヤとは言わず、頼まれたことの倍を実行してしまったようなので...
頼りにされない私は、寂しいけど、トランボ(70歳で1976年に死亡)よりは長生きできそうです。
トランボに関する一人プロジェクト、今後の展開はどうするか?メモ。
・一緒に赤狩りにあった人々や、支援した人々(有名人ではトーマス・マンやチャップリンやアインシュタインなど)のその後を調べる。
・ハリウッドでの脚本家と、そのなかの元作家・将来の作家の生きざま(『追憶』参考)。
・脚本の書き方、米国と日本。
・米国での非寛容の歴史。
・映画のタイトル。クレジットや、エンドロールの研究。マニアック過ぎ?
・エトセトラ、エトセトラ。
2016年11月2日水曜日
2016年11月1日火曜日
またまた一人プロジェクトの課題ができた\(^o^)/
Kindleで「ブックサーフィン」をしていたら、
『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』(ブルース・クック, 手嶋 由美子 著)
という本が目にとまった。
ちょっとおもしろそうなので、Unlimited対象でもあるし、読み始めた。訳者あとがきなどを見ると、昨年作られ今年夏に日本でも封切られた『トランボ』という映画の原作だそうな。翻訳で450ページくらいあるので、昨夜は一気読みとはいかず、50%まで読んだ。
これがなんとも言えず面白い。通常は読み終えてから紹介するのだが、この本のことは皆に知ってもらいたいので、フライングします。
訳文はこなれていて読みやすい。原文はまだチェック(読んでとはいわない(^^))してません。あとで見本を手に入れて眺めてみます。
トランボは、あの『ジョニーは戦場へ行った』の原作・監督であった。それは知っていたし、反戦思想の塊のような映画も観た。
しかし、『ローマの休日』の脚本が実はトランボとは知らなかった。手元のVHSビデオテープの表にはIan Mclellan Hunterなどと書かれている。他の人の名前を借りている。
ハリウッドの10人のひとりであったため、本名が使えなかったのだという。共産党員であった。このへんの経緯は『追憶』という映画で観た。その時はトランボに注意を払っていなかった。
植草甚一先生の全集(スクラップブック)を数冊ひっくり返してみた。トランボには触れられていないようだ。猪俣勝人先生の「教科書」、『世界映画名作全史』には『ジョニーは戦場へ行った』が掲載され、トランボの評価は低い。映画に共感できないというややわがままな理由が書いてある。
このお二人の「弟子」なので、いままで私もトランボをよく知らなかったわけだ。
これから、トランボについて調べるというプロジェクトを開始することにした。開始時はいつもワクワクする。プロジェクトの情報資源としてKindleとYoutubeは重要な役割を占める。
ビデオを観てばかりだとプロジェクトの仕事が進まないが(^^)
『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』(ブルース・クック, 手嶋 由美子 著)
という本が目にとまった。
ちょっとおもしろそうなので、Unlimited対象でもあるし、読み始めた。訳者あとがきなどを見ると、昨年作られ今年夏に日本でも封切られた『トランボ』という映画の原作だそうな。翻訳で450ページくらいあるので、昨夜は一気読みとはいかず、50%まで読んだ。
これがなんとも言えず面白い。通常は読み終えてから紹介するのだが、この本のことは皆に知ってもらいたいので、フライングします。
訳文はこなれていて読みやすい。原文はまだチェック(読んでとはいわない(^^))してません。あとで見本を手に入れて眺めてみます。
トランボは、あの『ジョニーは戦場へ行った』の原作・監督であった。それは知っていたし、反戦思想の塊のような映画も観た。
しかし、『ローマの休日』の脚本が実はトランボとは知らなかった。手元のVHSビデオテープの表にはIan Mclellan Hunterなどと書かれている。他の人の名前を借りている。
ハリウッドの10人のひとりであったため、本名が使えなかったのだという。共産党員であった。このへんの経緯は『追憶』という映画で観た。その時はトランボに注意を払っていなかった。
植草甚一先生の全集(スクラップブック)を数冊ひっくり返してみた。トランボには触れられていないようだ。猪俣勝人先生の「教科書」、『世界映画名作全史』には『ジョニーは戦場へ行った』が掲載され、トランボの評価は低い。映画に共感できないというややわがままな理由が書いてある。
このお二人の「弟子」なので、いままで私もトランボをよく知らなかったわけだ。
これから、トランボについて調べるというプロジェクトを開始することにした。開始時はいつもワクワクする。プロジェクトの情報資源としてKindleとYoutubeは重要な役割を占める。
ビデオを観てばかりだとプロジェクトの仕事が進まないが(^^)
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